タケシのせかい

#今日の1冊

#絵本

タケシのせかい

『タケシのせかい』
文　室井滋
絵　長谷川義史
アリス館、2024
8分30秒

パパの部屋にある秘密の箱を我慢できなくて開けちゃうタケシ。

箱の中にはパパからの手紙とドクロマークのビンが入っていました。

手紙にはいろんな質問が書いてあって、それに一つ一つ答えていきます。

なぜあんこが甘いのか？
左ききを気に入っているのか？

質問はだんだんタケシの交友関係に広がって。

パパは忙しくてタケシとの時間が取れていないのかなぁ？

質問に答え終わって、ビンにとたどり着くのですが、そこからがまた不思議な展開に。
えっ？どうなっちゃうの？

最後に室井さんからのメッセージがあります。
なるほど、タケシが質問に答えるのを通して、読者も自分を見つめる時間になるんですね。