#今日の1冊
#絵本
『クジラがしんだら』
江口絵理 文
かわさきしゅんいち 絵
藤原義弘 監修
童心社、2024
6分
死んだら終わりだと思っていましたが、死んでも終わらないんだと教えてくれた1冊。
クジラがしんで海の底へと沈みます。
そこへやってきたのがユメザメ。
肉を食べるだけ食べます。
サメが食べ終わるのを待っていたのがコンゴウアナゴたち。
こうやって順番にさまざまな生き物たちがやってくるのです。
取り合いなんてしません。
そして骨だけになってもまだまだ終わらない。
直接見ることのない深海の世界では命のバトンがつながっているのだと感じます。
話題になっていて気になっていた絵本。
素晴らしい科学絵本でした。