ファンタジースプリングス～東京に生まれてくれて大感謝～
やっとこさ行ってきたファンタジースプリングス。めちゃくちゃ楽しかった！以下ネタバレ含む感想です。
ファンタジースプリングスマジック
現在ファンタジースプリングスに入場するにはエリア内のアトラクションの「スタンバイパス（昔のファストパス）」「DPA（有料のファストパス）」の取得が必要です。しかも、エリア内に入れても取得したアトラクションしか体験できない…目の前にいるのに乗れないのは辛い。かなり朝早く行かないと全ての券を取るのは難しそうです。Twitterで毎日の取得終了時間をまとめて下さっている方がいるので、いつも参考にしています。
꧁ 本日の #ファンタジースプリングス ꧂
— ْ (@_fantasysprings) November 28, 2024
１１月２８日（木）ディズニー・プレミアアクセス販売終了時間 pic.twitter.com/REybFqbZDD
確実に乗りたかったので、トイストーリーホテルに宿泊し、バケーションパッケージを利用しました。今はバケパに「ファンタジースプリングスマジック」というエリア出入り自由/エリア内全アトラクション優先乗車の特典がついてきます。バケパを利用しなくてもファンタジースプリングスホテルに泊まれば、別料金でこの特典がついたチケットを購入できます。
しかし来年の3月31日で販売終了と発表されました。思ったより早い！ファンタジースプリングスホテルに泊まった人はずっとこの特典がついてくるものだと思ってた…DPAとスタンバイパスの数を増やすのかな？割と早めにエリア内の入場制限が解除されそう。
ファンタジースプリングスの入場口に並び、パークチケットを読み込ませ、キャストさんにリストバンドをつけてもらいます。アトラクション入場時はリストバンドを見せてチケットを読み込ませると言う形でした。
並ぶ列はDPAを取得した人と同じ列でしたが、待ち時間はほとんどありませんでした。無料のスタンバイパスを取得した人は別のレーンで30-60分待ちになっていました。
ちなみにファンタジースプリングスマジックもマルチエクスペリエンスの対象になりました。アナ雪に乗る直前にシス調になり、マルチをもらいました。DPA対象のアトラクションでも使えるので実質2000円お得に！ラッキー！ソアリンに乗りました。
アナとエルサのフローズンジャーニー
やばすぎる。なにあれ？プラネットコースター？こんなアトラクションあったらいいなの妄想を優に超えてきました。
正直FSは楽しみだったけど、過度な期待はしていませんでした。理由は美女と野獣が微妙だったから。人形も乗り物の動きも洗練されてるのになんかスカスカ。時間も空間も間延びがすごい。これならハニハン、カリブ、ホンテとかの古のアトラクションの方がずっと見応えもあって面白いと思いました。
なのにアナ雪はどうしたんだ？！美女と野獣と同じパークにあるアトラクションとは思えないくらい！これができるなら美女と野獣に「朝の風景」「強いぞガストン」「夜襲の歌」を追加してほしい(TT)この3つをめちゃくちゃ楽しみにしてたのに…
まず最初にエルサがアナに氷の魔法を当ててしまうシーンが流れた瞬間「ここからやるんだ？！」とびっくりしました。アナとエルサの幼少期を見れるとは思わなかった。その後の「雪だるま作ろう」で、インディ並みの大きい扉が出てきてここだけみると映画のよう。迫力がすごい！
ここから後ろ向きにボートが進みます。海外ディズニーでしか見たことがなかったけど、とうとう日本にも後ろ向きに進むアトラクションができた！新鮮でおもしろい。後ろ向きだから、「生まれて初めて」のシーンでアナとエルサが両方見えて映画さながら。めちゃめちゃいいです！
その後のエルサが町を凍らせるシーンだけど、氷の迫力がすごい。チープさが全くないし照明も相まっていい。
そして「ありのままで」の歌唱シーン。ここでかなり坂を上がるからがっつり落ちるのかと期待したけど、ほぼ落ちませんでした。香港ディズニーのアナ雪は結構な角度で落下していた（スプラッシュの中盤くらい）からそれを待っていたけど、日本はほとんど落ちませんでした。絶叫好きとしては少し残念。でもアナ雪だからね。ジュラシックパークじゃないから^^;
やばい！濡れるっ！と思ったら濡れもしないし落ちもしなかった。
それにしても「ありのままで」だけで、3部屋も使うとは。なんというVIP対応。でもそのおかげで全く飽きずに楽しめました。（美女と野獣なんて同じ曲で同じ部屋に1分半…ライドの形式が違うとはいえ長すぎる（;´･ω･)）
アナとハンスのシーンでは後ろに下がりながら、映像を見ます。映像をみながら少しの段差を下がるため、こちらも臨場感があって楽しめる。そして、このアナが氷から溶けるシーン！！動きが信じられないくらい滑らか…映像も相まってそう見えているんだろうけど、ここが一番感動したかもしれません。
そしてオラフのありがたいお言葉を頂き、フィナーレへ。オラフがこちらに話しかけてくれることで、疎外感なくアナ雪の世界と繋がれた気がします。オラフみたいなキャラって強い！
動画を撮ったら6分半でした！すごい！大満足！これは2000円毎回払ってしまうかも。このアトラクションが東京にできたことがとても本当に嬉しいです。
ピーターパンのネバーランドアドベンチャー
こちらも毎回2000円払う価値あり。楽しかったです。まず屋内に入ってからのQラインが幻想的！本当に森の中に入っているみたい！ここなら待つのが楽しくなります。
前説の部屋を通り、乗車します。ただ、この前説の部屋から乗り場に行くまでの道が混んでいて狭い。３Ｄ眼鏡を取る場所が両脇にしかないのになぜか３列にならないといけない。真ん中の人取れないじゃん！で中々前に進まないから列がぐちゃぐちゃになってしまっていました。２列じゃだめだったのかな？ここはなんとかスムーズに通れるようになってほしいです。
そして乗船！アトラクションのタイプとしてはUＳＪのハリポタと同じです。リアルと映像の融合って感じ。アナ雪もそうでしたが、映像に頼りすぎず、リアルも凝った作りになっていて見応えがありました。私は2番目のシーンの「リーダーにつづけ」を歌っている時の雰囲気が一番好きです。Qラインと似ていて綺麗で幻想的。あと、ここと最初にピーターパンと空を飛ぶときの水の映像が本当に綺麗！水のCGってなんかすごい好きです。だからディズニー＆ピクサー映画で一番好きなのニモです。余談ですが。
そして、このアトラクション「あぁ、もうこれで終わりかな…」という予想を何回も裏切ってくる（笑）戦いが終わってフック船長がワニに食われているところ、ウェンディの家に到着したところ、ネバーランドに到着したところ（またロストボーイズに会えるとは思わなかった）この3か所で裏切られました。ロンドンに向かうところからは爽快感があって気持ちいい！
ただ、乗る場所によって大分映像の見え方が違うのかなと思いました。３回乗りましたが、１回目は２列目でした（縦３列×横４列）。で、楽しいけど映像が若干荒いし迫力にかけるなってのが正直な感想でした。
でも２回目に１列目に乗った時は、「あれっ！なんかいいぞ！」と掌返し。映像も綺麗に見える気がするし、１回目よりも臨場感があって飛んでる感が強い！なんか１列目と２列目で違うアトラクションに乗ったみたいに感じました。こちらの思い込みもあるかもしれないので何とも言えませんが(^^;)
３回目も2列目だったので１列目との違いを考えてみました。まず、人の頭が入る。３列目は２列目との高さの違いが大きいように感じましたが、１列目と２列目はそこまで頭の高さが異なっていなかったように思います。３列目には乗れなかったので今後試したい！
あとは、ライドについている横の壁が結構視界に入る。一番端だと、壁が邪魔して若干映像が欠けていました。これが大きいのかなぁと素人ながらに思いました。なので、１列目おすすめです！
正直USJのハリポタとスパイダーマンと比べると、迫力とか浮遊感には欠けるなと思いました。ただ、私は全てのアトラクションに絶叫要素を求めているのでこう思うだけで、「ディズニー」の「ピーターパン」のアトラクションとしてはこれが正解なのかなと思ってきました。ディズニー感は目一杯感じられるので、これからもたくさん乗りたいです。
ラプンツェルのランタンフェスティバル
ネタバレを極力避けていてもすり抜けてくる噂。「ラプンツェルはいいけど短い」噂通りでした（４分）。ピノキオとか白雪姫みたいな短いアトラクションがシーにはほぼなかったので、気軽に乗れるアトラクションの一つとなったのかなと思いました（待ち時間は気軽ではないけど）。そもそも、新アトラクションが４つもできてる時点で怖い。アナ雪とピーターパンレベルのが一気に２個できただけでお腹いっぱいです。
ラプンツェルの塔はアトラクションに乗車しなくても見えるので、乗車前からワクワクします。短かったけど、乗りごたえははバッチリでした。
ただDPAの値段がピーターパンとアナ雪と同じと言われると、ちょっと躊躇してしまうかも。アナ雪レベルを期待するとこんなもんかと感じてしまう。ラプンツェルだけ乗ってFSを評価しないでほしいと願います。
フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー
このアトラクションはDPAはなく、スタンバイパスを取ることしか方法はありません。乗って納得。鬼短い（２分）。わけわからんまま終わる。でも、乗り場が一つしかないから結構スタンバイの待ち時間が発生していました。白雪姫とかピノキオみたいな感じで地味に待つアトラクションになりそう、、
人間がティンカーベルサイズになっている設定（？）なので全てのものが大きくなっていて、Qラインも見ていて飽きない。
謎にがっこんがっこん激しい動きをするから短い位が丁度いい。酔う人はピーターパンより酔うと思います（アクアトピアみたいな感じ）。正直ティンカーベルシリーズの映画を見たことがないので、この場面がという感動はありませんでしたが、最後のネズミちゃんが可愛かった。
ファンタジースプリングスレストラン
ファンタジースプリングスホテル内にあるレストランです。現時点では、レストランの利用対象者は「ファンタジースプリングスホテル宿泊者」「バケーションパッケージ利用者」の条件を満たした人のみです。今回はバケパを利用したので、こちらのレストランを予約しました。
しかしここで予想外の出来事が。私はレストランを利用＝ホテル内散策可能であるという認識の下予約していました。なので、予約の30分前にホテルの入口に向かうと「レストランご利用のお客様は専用の入口がございます」と案内された入り口がこちら。
レストランの入り口が園内に面しているΣ（・□・；）これってもしかしてホテル内入れない…？キャストさんに聞くと、
「ホテル内はホテルご宿泊者のみの方のご利用となっております。」
マジ！！！！！てか園内にホテルのレストランの入り口が面しているってどういうこと？！ミラコとかは入館制限していても、レストランの予約をしていれば宿泊者でなくても入れた経験があったので、てっきり同じかと思っていました。というか、大体ホテルの中にレストランは埋まってると思うじゃん(;_;)不覚。ということで、レストランからロビーを覗くだけで終わってしまいました。目の前にいるのに入れない屈辱( ﾉД`)いつかは泊まりたい。
庶民はお断りということですか…そうですか…
レストランはバイキングでした。久しくディズニーホテルのレストランに行ってないけど、一番美味しかったと思います。種類も豊富で器も素敵。キャストさんの接客も一番心地よかったです。ただ、ドリンクがドリンクバーの機械だったのと（アルコールは別途有料）ご飯とお味噌汁も釜や鍋でなくボタンを押して機械から出てくる形式だったことは、値段の割にこれ…？と気になりました。でも、最新のホテルはどこもこうなのかな？
ディズニーホテルはお客さんの服装とか鞄にミッキーとかがいてテーパマパーク仕様なのに、内装が高級感溢れているあのつぎはぎ感が堪らない。これはディズニーホテルでしか体感できない気がする。あの違和感を体験しに行ってるとこもあるかも。
エリア全体
想像以上に全体が広くて、驚きました。その分歩くのが大変。タワテラ方面まで戻るのはかなりきついのでスタンバイパス、ＤＰＡなどは計画的に取らないと…
でも、エリアが広い分歩いていて常に新しい発見があって楽しい。「ファンタジースプリングス」という名称が発表された時は、シーにファンタジー？と違和感を感じていたけれど、この雰囲気はシーですね！色彩が落ち着いていて、ランドとは違ったファンタジーの形を見せてくれました。今回はアトラクションを周りきるので精いっぱいだったので、またじっくり散歩をしたい。
てな感じで存分に楽しみました！ディズニーはもっぱらショーパレ派の私としては、イベントはないし、BBBは終了してしまうし、なんだか色々寂しいシーですが、FSエリアがあるというだけで、全てのことを忘れてしまうくらいお気に入りの場所になりました。これからたくさんの思い出ができそうです。Dオタ卒業の道はまだまだ遠そうです。