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【カンムリビギニング使用構築】+反省と参加して感じたこと

最高レート1777
基本選出はサンダー/ミロカロス/マンムーの3体

【使用構築】
サンダー@命の珠/臆病
10万ボルト/暴風/熱風/羽休め
H4-×-B4-C244-D4-S252

マンムー@突撃チョッキ/意地っ張り
つららばり/氷の礫/地震/地割れ
H60-A164-B4-×-D252-S28
珠サンダー相手に交代でマンムーを出したターン、ダイジェットを撃たれても次ダイマックスしてもう1回ダイジェットを耐えることができる配分
その後のダイアイスで相打ちまで持っていけるまでA振り
SはB特化の火炎玉ミロカロスを抜けそうなラインまで確保
電気タイプの処理を任せていてレジエレキに「交代読み珠ダイアタック」等を使われても問題ないように配分していたが急所で崩壊して負けることが多々あったので受ける前提の構成はお祈りギャンブルなのかもしれない

ミロカロス@火炎玉/図太い
熱湯/催眠術/自己再生/黒い霧
H252 B252 S4
催眠術を採用したのは眠らしてからダイストリームで相手のサイクルを崩したり、交代で出てくるサンダーを眠らせるor外れた場合でも次のターン心理的にマンムー交代を考慮した飛行技を撃ちにくくすることができるから
今になってみると地割れカビゴンに優位に立てる身代わりや、サンダー相手にどうしてもマンムーを選出できなかった時に使えるミラーコートなどでもよかったのかなと思う
自分の経験上だけどサンダーvsミロカロスで電気技使ってくる人はほとんどいない、仮にミロカロスに居座られてもサンダー側にあまり被害がないから

ミミッキュ@達人の帯/意地っ張り
じゃれつく/ウッドハンマー/かげうち/剣の舞
H228-A252-B4-×-D4-S20
ウッドハンマーはラプラスを想定しての採用、ミロカロスにも使える

メタグロス@拘り鉢巻き/意地っ張り
アイヘ/バレット/雷パンチ/地震
H60-A252-S196
陽気マンムーガブリアスの地震最高乱数意外耐え
ミロカロスよりも早く、控え目CSラプラス等にも遅くなってはいけないので実数値S115まで振った
テラキオン入りの構築に出すことが多く、出来るだけ先発で出して「メタグロスが来たらミロカロス(アーマーガー)に交代」と言ったプランで来そうな相手には積極的に交代読みを仕掛ける
鉢巻きで相手に隙を作りやすいのでダイマックスもすることも多い(鉢巻きがバレた瞬間警戒されにくくなるので意外とこれが強かったりする

クレベース@ゴツゴツメット/能天気
H252-B212-S44
ボディプレス/鉄壁/自己再生/ミラーコート
無振りミロカロスの熱湯→ミラーコート+火炎玉による火傷ダメージでミロカロスを倒せるようにD個体を下げています
Sはブリザポスとカビゴンに先手を取るために少しだけ振った
珠ミミッキュに後出しして剣舞→ダイホロウされても回復が間に合う物理受けであり、頑丈ミラーコートによる1:1交換の汎用性の高さで採用
ミミッキュに対する打点はゴツメだけでいいという結論に至ったのでこの構成にしました、急所を引いても頑丈で耐えて自己再生の回復が間に合うのも優秀、剣舞ドレインパンチ持ちでもTODの判定までは持っていける
因みにドラパルトかレイスポスがいる場合は絶対に選出しないと決め打ってた(鬼火持ちだと絶対に勝てない上にそれが負けに直結するから


【反省点】
"先発ドラパルトに対する明確な解答を用意できなかった"
これにつきる
因みにこれは「ドラパルトに強いポケモンを採用してなかった」とかそういった話とは少し違う
まずドラパルトは型が豊富なポケモンであり、それを選出からある程度予想することは出来ても完全に見抜くことは不可能

サンダーvsドラパルト
ダイジェットを選択→バンギラスに交代されて超不利
バンギラス警戒で他の選択肢を選ぶ→ドラパルトにダイホロウされて超不利

バンギラスvsドラパルト
ダイマックスせずに殴る→ダイスチルしながら弱点保険発動で超不利、鬼火でもきつい
ダイマックスして殴る→交代でミロカロス出されて自己再生連打でダイマ枯らされて不利

こんな感じで「先発ドラパルトがダイマックスするのに合わせてこちらもダイマックスしないと不利」「こっちがダイマックスして相手がダイマックスしなければこちらが不利」
そもそもシングルのドラパルトの型が多すぎて先発ドラパルトが何してくるのかなんてわからない
「メタグロスとバンギラスがいるからどちらかが弱点保険の可能性が高そう...だったらドラパルトが弱点保険の可能性は低い!」→「ドラパルトダイマックス!弱点保険発動!」→「はぁ...」こんな試合が多くて「なんか噛み合った、噛み合わなかった」のゲームをしているだけのような気がしてきて敗北から学ぶことは何もなく気が滅入ってしまい、どうすればこの問題を解決できるんだろう?と考えたが打開策が見つからないまま大会当日を迎えてしまった。結果これが原因で負けた試合が多く、順当に負けたという感じだった。

大会が終わって色んな人の構築を眺めているとピクシーやオーロンゲの「後攻の尻尾(満腹お香)トリック」でこの問題を解決している人を何人かみつけて「なるほど...!!それがあったか!」と思わず納得してしまった。
ドラパルトが出てこなかった時の汎用性の高さを含めても納得のいく僕が求めていた解決策だった。
この発想に至れなかったのは自分の視野の狭さ、そして自分が行き詰った時に相談できる人、頼れる仲間がいない自分のポケモンのコミュニティの狭さ

ポケモンは一人でプレイするゲームだし自分が世界大会で優勝した時もずっと一人で考えてプレイしていたけど、やはり誰か相談できるような人は一人でも多くいた方がいいのかなと思った。
そしてこれはポケモンに限らず色んなことに言える共通の事実なんだと思う。

竜王戦の権利を獲得できるのは2人だけという狭き門なのもあって「それなりに強い自分」程度では土俵に立つこともできないのを痛感しました。
それぐらい大きな壁が見えた。
「完成された構築+プレミで試合を落とさないという実力」を用意してそこに「不運ではない、下振れていない、"平運"」が付いてこれば現実的なものになってくるのかもしれない(あまり鵜呑みにしないでほしい)





とりあえず次の竜王戦予選がんばるか🐧🐧🐧🐧🐧

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