母になるにあたって


母親になる自覚とか責任とか実感とか湧かないまま、8ヶ月の最終週に入った。
もう妊娠後期だ。妊娠がわかってから、時間の流れが早い。私だけ人の2倍3倍で時間が進んでいるんじゃないかと思うくらいに早い。

妊娠していることが一目瞭然なほどにお腹は大きくなり、人生初のこむら返りとか階段を登るのがしんどいとか、よくある妊婦としての経験を積んでここまできた。

先に書いたように、母親になる自覚や責任はまだよくわからないけど、子供が生まれる前にどんな自分でいたいか、つまりは自分なりの育児マインドをはっきりさせて、いつでも読み返せるようにしておこうと思う。



子供の性別は女の子。母の娘として生まれてきた私は、親のもとで生活していた期間、思うことがたくさんあった。母に対する感情は、プラスのものよりもマイナスのものの方が大きい。だから、娘には同じ思いをさせないように、自戒の意味を込めて自分がなりたい母親像を書いておく。

理想は「太陽みたいな人」
夜よりも朝が似合って、雨よりも晴れみたいな人がいい。あっけらかんとして、まあいっか!が口癖で、柔軟な人でいたい。それはいわゆる今の自分。周りから評価されている今の自分だ。

育児が始まったら、夜も眠れなくて子供が軸になって自分に余裕がなくなりそうだから、今の自分のいいところそのままでいたい。
子供に変な期待をかけたくないし、自分の理想の中に閉じ込めようとしたくない。「女の子らしさ」も求めたくないし、私の娘である前に一人の人間として接したい。
子供に自分の愚痴を聞かせたくないし、自分の不機嫌をぶつけたくない。

うまくいかないことの方が多いだろうと思うから、自分自身に言い聞かせておく。
今の自分のままでいようね。自分が好きな自分のままでいようね。

#なりたい自分

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