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司法試験本番、お勧めテク

みなさんこんにちは、アラフォー司法受験生のボーダーです。
今回は試験本番でのお勧めテクニックを共有します。
予備校の先生から聞いたもの、そして私が気付いたものまで。
参考にしてみてください。


1.簡単な問題から答案を書く方法☆☆☆


このテクニックは意外と知らない人も多いですね。
最初に設問番号を割り振ってしまい、分かる問題から答案を書き、その後に空白があれば、そこは斜線を引きます。これでOKです。特定答案にもなりません。

これは、辰巳の福田先生に教えてもらいました。
個人的には、大発見でした。

この方法なら、自分の分かる問題から解くことができます。
いきなり最初のページから設問3、などと不自然な記載をしなくていいです。下記のようなイメージでです。

私のようにすべらない答案、Dを回避するという戦略上は、「分かる問題から解く」こと、順不同に書くことは必須スキルとなります。

実際に、R5の試験であれば、行政法、民法、民訴、刑法、国際司法の4つについては順不同に解きました。
設問が独立しているこれらの科目については、特にこの方法が有用です。

超お勧めスキルです。ぜひ導入しちゃってください。


1ページ目
2ページ目

【具体的な流れ】

1.配点に応じてページ数を割り振る。
例えば、設問1は2.5枚、設問2も2.5枚、設問3は3枚といった感じです。

2.割り振ったページ数に応じて、「第1問、第2問、第3問」とナンバリングを書いてしまいます。

3.ナンバリングしたところから書き始めればいいです。

4.最後に、設問と設問の間の空白スペースに斜線を引いて完了です。

2.短答テク できる問題から解く☆☆☆

この短答テクも超お勧めです。辰巳の西口先生もお勧めしていました。
どんなテクかというと、順不同に解くのではなく、できそうな問題から解き始めるという方法です。

例えば、民法であれば、まず親族法の6,7問を解き、その後総則を解き、その後債権を解き、最後に物権変動など複雑で時間かかる問題を解く、といった感じです。

これは超超超お勧めです。

私もこの方法を民法で使いました。結果65点とりました。

プレシャー・緊張状態にある時に、試験開始後いきなり設問1から解くのは危険です。
けっこう難しめの問題のことも多いです。
脳みそが上手く働いていない段階で難しい問題に出会うと、出鼻をくじかれ、リズムを失って今います。
短時間で完答しなくてはならない短答試験は、リズムが大事ですね。

それには、自分の脳みそが一番抵抗感のない分野、短文で読解が用意な準知識系の問題、記憶が鮮明な分野から解くべきです。

多くの受験生は試験当日は家族法の詰め込みをしていると思います。
そのため、家族法分野は記憶が新鮮ですし、条文ままの選択肢が多いですし、短文ですし、何より正答率が高いです(ほとんどが80%を超えます)。
時間もかかりません。私は大体1分半で解けました。時間稼げます。

だから、絶対に家族法から解きましょう。リズムに乗れますよ。

私は、解きやすい問題を常に選びながら解きました。
第1問~37問まで、4回転しながら解く問題を選択していました。

そして、最後に残ったのは、法律関係図を書かなければならない複雑な物権変動や抵当権やら、契約関係の問題6問でした。

これらの問題は見るからに時間かかりそうです。

私はこの方法をとっているので、完璧なリズムでサクサク30問解きました。
感覚としてはこの段階で9割は正解している手応えです。
しかも、残り6問で25分近く余ってます。
ゆっくり絵をかきながら解くことができました。

結果、望外な65点をとれました。
リズミカルに解けたことが大きな要因だと思います。

ぜひ導入してみてください。

3.オリジナル)参考程度。問題文の読む順番

3つ目は私オリジナルの問題文読む順番です。あくまで参考程度にお読みください。

予備校の推奨する問題の分の読み方は以下の通りです。
①配点をみる
②設問を読んで、
③定義規定にマーカーして理解をして、
その後④問題文を読み進める、

理論上は上記方法が正しいはずです。
でも、この順番によるとどうしても時間切れとなることが多かったです。
①~③の段階で10分くらい費やしてしまうことも多かったです。
私の悩みの種でした。

そこで、「問題文を最初からベタ読み作戦」を試してみました。
具体的には
①配点を見る
②設問をチラ見する。
ここままでで1分ほどです。

その後③すぐに問題文を頭からベタ読みします。

この方法が私にはなぜか合いました。
上記の予備校推奨方法より、答案構成が7,8分短くなりました。

実際に本番でもほぼ全てが40分以内に答案構成を終えることが出来ました。

結局、最初に設問やら定義規定を理解しようと努めても、理解不足で、覚えられず、あとで再度読まなければならず、作業が重複していたのです。

これはあくまで私個人の解法順番です。
全員に効果的ではないと思います。
でも、ひょっとしたら私と同じようなタイプの方もいるかもしれません。
途中答案になりがちって方はぜひ一度、ベタ読み方法について試してみてください。

4.時間管理、時計編

4つ目は試験本番での時間管理です。
先輩たちのブログ等を読んでいて、代表的な失敗の一つが、試験の終了時刻を誤った、というものです。
一人だけではありません。複数人の方がブログで書いていました。

確かに科目によっては中途半端な時刻に始まるものもあります。例えば刑事訴訟法は、12時45分~14時45分です。
確かに間違いやすいですね。
もし終了時刻を15分でも間違えたら、、、、、、途中答案確定、不合格の推定が働きます。悔やんでも悔やみきれません。

こんなミスを防ぐためには、時計を二つ用意することです。

私は以下の二つの時計を試験中に机に置きました。
二つ時計を置いても問題ありません。
また、もちろん、デジタルも音が出なければもOKです。

時計は、時刻タイプとストップウォッチタイプの二つを用意しました。
上に書いたような終了時刻勘違いも、ストップウォッチがあれば大丈夫です。また、2つあればどちらかが故障しても大丈夫ですね。

リスクマネジメントとして、下記二つの時計を持参することを強く強くお勧めします。

おわりに

以上、試験本番で使えるテクを共有しました。
超有用なテクばかりです。
ぜひ導入してみてください。
ではまた。



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