司法試験の本質 相対評価、合否ボーダーを知る方法(YouTube)
みなさんこんにちは、アラフォー司法受験生のボーダーです。
今日は個人的には超超超重要テーマです。
合格するための本質だと思います。
それは「合否ボーダー」を知る方法です。
とにかく、司法試験のような相対評価の試験については、ボーダーライン、合否基準を自分の中で明確に持つこと、それことが合格力だと思います。
それではどうやって合否基準を知り、作っていけばいいのか。
便利な時代です。
Youtubeで超有益情報が無料で見れますね。
それでは私が大変お世話になった動画をご紹介していきます。
相対評価を強調してくれる講師の人たち
辰巳法律研究所の無料動画、、、、、有益すぎます。
この動画がなければ私の合格はなかったと思います。
特に、西口先生と福田先生の動画は本当に繰り返し繰り返し観ました。
この場を借りて感謝申し上げます。
また、Youtubeのみの「風力発電のチャレンジ司法試験」ちゃんねるの先生。の動画も超有益でした。私の考えていた合格戦略をより明確に言語化してくれました。特に試験半年前からは極めて有益でした。
この場を借りて感謝申し上げます。
辰巳の福田先生のすべらない答案戦略
司法試験業界では有名なすべらない答案戦略を提唱される先生ですね。
「すべらない」。まさに言い得て妙。
すべらない答案の作法を勉強しました。
Youtubeで「辰巳、福田先生」と検索すると、たくさん「すべらない答案戦略」の無料動画が観れます。
私は何度も何度も繰り返し観て血肉にしました。
みなさんも必ず観てください。
有料にすべき内容です。
ちなみに、私は福田クラスのスタ論を受講しました。(でも時間なく、答練は一度も解くことありませんでした。でも、過去問の解説は何度も聞きました。それだけでも元が取れたと思います。)
※福田先生は明言はされていないのですが、私の理解だと、福田先生のすべらないとは、おそらくAランクの下(上位40%)をイメージされていると思います。
私の戦略上はC(上位66%)を確保し、その延長線上でB、Aを目指すというものです。この戦略上はDの境目が肝となります。
この意味では下にご紹介する西口先生や風力発電先生の方がより合否ボーダー、相対評価を明確にしていると思います。
辰巳の西口先生
みなさんご存じの有名講師ですね。
間違いなく一番観た動画が西口先生です。
とにかく言葉が刺さる。
聞いてて心地がいいです。
私も仕事でセミナーをすることもあるのですが、西口先生の講演はとても迫力があり、素晴らしいと思います。
とにかく相対評価のことを常に強調してくれます。
西口先生の言葉の中でいくつか私に刺さったものを紹介します。
・「司法試験の5日間の戦いは鉄棒のぶら下がり競争のようなもの。諦めたものから脱落している。最後まであきらめずに残った半分が受かる試験です」
私は西口さんのこの言葉を胆に銘じて試験を耐えました。
・「司法試験は実務家登用試験であって、学者登用試験じゃない。」
「学問的深さなんて必要ない。」
・「司法試験はAランクの基礎と応用を聞いている。応用は知っている必要はない。Aランク論点の理解を基に自分なりに考えればよい」
「つまりBランクは事前に知っている必要はない」
・「知識のメタボリック症候群になると受からない。知識を入れすぎると試験中に迷いを生む。邪魔をする。知識は入れ過ぎてはいけない。Aランクだけしっかりやること」
その他たくさんあります。みなさんも動画をぜひぜひ観てください。
風力発電先生(Youtube)
風力発電先生はYoutubeだけで情報発信をしてくれています。
特に本番での答案戦略をメインに教えてくれます。
その中でも「過去問をものさしとする答案戦略」は必見です。
まさにこの考えは合否ボーダーを理解し、精神的平穏を保ちつつ合格を勝ち取るものです。
具体的には過去問で出題されたもののうち受験生の出来が良かった問題は確実に書いてとる。それ以外は流すという考えです。➡くわしくは動画を見てみてください。
言語化されている点が秀逸です。
私は先生の過去問をものさしというのを、①矢島スピチェと②伊藤塾の問題研究をものさしとする答案戦略を設定し、実践しました。
つまり、矢島のスピチェにも問題研究にもない問題は、あまり力を入れて頑張らす「流す」ように答案を作成していました。Cをとるにはそれで十分なので。
ぜひぜひ動画を見てみてください。
絶対に見てほしい動画
絶対に見てほしい動画を具体的にご紹介します。
辰巳法律研究所
下記動画を検索してみてください。
1.司法試験合格コーチ西口と走る2017合格短答8割・論文1000番はこう掴め
2.合格者再現答案分析会
3.合格者答案、不合格者答案
4.成績通知分析会
動画のタイトルは色々ありますが、ポイントは、Aの下の1000番付近の相場観を知ること。
そして、再現答案の中にはCDランクあたりの答案の分析があります。
これらを繰り返し繰り返し観ると、どんな答案がAの下か、どんな答案がD以下なのか、相場が徐々に見えてきます。
これが「相対評価力」ですね。
私はこれこそが合格力、司法試験の本質だと思っています。
合計で15-20本くらい動画があると思います。
1.5倍なら30-40分で見れると思います。
3,4回繰り返し聴けば確実に自分なりの相対評価基準が身につくと思います。
※ぶんせき本のCとD答案を合わせて読むとより効果的ですね。
風力発電先生(Youtube)
一つ10分~20分ですのですぐ観れると思います。超有益ですよ。
特に下記動画がお勧めです。
特に本番の試験中での振る舞い方が見えてきます。
・【司法試験】落ちない答案戦略とは?
・【司法試験】モノサシとしての過去問という発想
・【司法試験】落ちない答案戦略とは?
・【司法試験】答案の枚数について
・【司法試験】途中答案は絶対ダメ!
・【司法試験】過去問を使い倒せ!!
・【司法試験・予備試験】ダメ!途中答案・白紙答案!!
動画を見続けた先に見えてくるものとは?
上で紹介した動画を繰り返し観るとどうなるでしょうか。
私は下記のようになりました。
・合格水準の低さ、合否ラインが見えてくる。何がAで、何がDか。
・自分のやっている教材が合否に必要かどうかが見えてくる。
・私見当日の振る舞い方が見えてくる。
合格するためには基本Aランク論点と条文だけでいいじゃん。
条文とAランクを使いこなせるようになればいいだけじゃん。
そして、「司法試験を受かるというのは、大したことじゃない」と思えてくる。
「合格がはっきりと見えてくる。」
「俺受かるな。きっと。」となぜか思えてくる。
肩肘張らずに平穏を保って、狙ってD以下を回避できる。
動画を繰り返し観るとこうなります。
動画を繰り返し見て、試験の本質、合否ラインを知ることをお勧めします。
そうすれば、ぶ厚い基本書を読み込んだり、予備校の答練を受けまくったり、最新判例を気にしたり、百選を一つずつ潰す、調査官解説を読む、ローの教授の学説を学ぶといった勉強がどれだけ合否に影響するかの判断をできるようになると思います。
そういうことの競争をしている試験ではないと思います。
おわりに
今回は、試験の本質である「相対評価、合否ボーダー」を知る上で有用な動画を紹介しました。
息抜きにもなるし、合格力もつくし、観ないという選択はありませんね。
今すぐ動画見てください。
ではまた。