疲れすぎて寝れない。。。アラフォーR5司法試験体験記
みなさんこんにちは。R5司法受験生のボーダーです。
5日間の試験で想像以上にボロボロとなりました。
やはり勝負事は心・技・体が大事ですね。
今回は「体」について私の経験をお伝えします。
8時間寝れる者は試験を制する!
受験された人はよく分かると思います。
試験期間中は、なかなか寝れないんです。
緊張やプレッシャーで試験の前日寝れないって人も多いです。
でも、私は、緊張などで寝れないってことはありませんでした。
試験初日の前日は8時間きっちり寝ることができました。
問題は初日の試験が終わった後です。
初日は18時30分に終わります。
信じられないくらい疲れています。
夕食取って、お風呂に入ったら21時くらいです。
その後すぐ寝ればよかったのですが、私は無理やりに翌日の民事系の勉強をしてしまいました。
「23時まで勉強して、すぐ寝て7時には起きよう。」
これが失敗でした。
普通に考えれば勉強などできるような脳みそではありません。
なんせ初日でボロボロです。
24時にベッドに入って目をつぶっても、全く寝れないのです。
緊張しているわけでもありません。
なんか、疲れすぎて寝れない、そんな感じです。
500ミリリットルのロング缶ビールを飲んでも寝れません。。。。。
ベッドで2時間以上寝ようと格闘してました。
結局寝れたのは午前2時頃、7時起床で睡眠時間は5時間しか取れませんでした。
ただでさえ、初日の疲れでで身体・脳みそがボロボロになのに、睡眠時間が少なめ。民事系はフラフラで挑むこととなりました。なんとか乗り切りましたが、商法、民訴の時は本当にきつかったです。
3日目前日も同じミスを、、、、
そして、刑事系の前の3日もまた、同じミスをしてしまいました。
次の日の刑事系の見直しのためにまたもや23時という遅くまで勉強をしてしまったのです。。。。。。
「この前は寝れなかったけど、今日は寝れるだろう。。。。」
しかし、また同じでした。
ベッドに入っても寝れません。
この日は中日なので疲労感はだいぶ軽減されていました。
そのため、疲れて寝れないって感じではありません。
それ以上に、試験ハイのような感じでした。
私は、司法試験は初日と2日目の民事がほとんどだと思っていました。
「初日、2日目で生き残れば、受かるはず」
このことを自分に言い聞かせて6科目を乗り越えてきました。
一科目一科目淡々とこなしていました。
6科目をなんとか不合格答案(D以下)なくこなせた実感のあった私は、2日目が終わって急に「合格」を意識してしまったのです。
「寝ないと、せっかくここまで来たのに水の泡になる。。。。後悔してもしきれない。。。。」
寝ようとすればするほど、悪循環です。
ロング缶2本飲んでも寝付けません。。。。。
それでもなんとか寝つけました。深夜2時頃だったと思います。
ところが、3時頃、突然、太ももがつってしまいました。
今思えば単につっただけなのですが、私は今まで太ももがつったことなんてありません。
「ヤバい、肉離れだ」そう思いました。
ものすごい痛みです。
時計を見たら深夜三時、今病院に行ったら、睡眠なしで試験に挑むことになる。
「病院だけはいけない。無理やり寝るしかない。」
私はもっとも痛みの和らぐ足の角度や態勢を探し、なんとか痛みの感じない態勢を見つけ、寝ることができました。
でも、結局その後も2度3度起きてしまい、結局4時間半ほどしか睡眠がとれませんでした。
原因は2つ!全受験生に告ぐ!反省を踏まえて
1.翌日の勉強はできないと思え。
睡眠時間を確保できなかった大きな要因は、前日にやろうと決めていた見直しの量が多すぎ、ベッドに入る時間が遅くなったことです。
そして、無理をして脳みそを動かしているので、脳みそが謎の覚醒をおこし、寝れなくなってしまいました。身体への負担も大きいです。
信じてください。
「翌日の勉強はできないと思え。」
直前期の見直し、暗記は本当に本当に大事です。
でも、前日は見直しの時間がない前提で見直し計画をしてください。
特に、2日目の民事系の前日は勉強する時間ありません。
このことを胆に銘じてください。
2.疲れすぎて、試験ハイですぐ寝つけない。。。
ベッドに入っても寝れません。
私は2,3時間寝れませんでした。
また、途中で起きてしまうこともあります。
これらを想定し、3時間早くベッドに入りましょう。
21時にベッドに入りましょう。
3.寝るトレーニング。寝る方法を見つける。
あなたは無理やり寝る方法を持っていますか。
寝れない時、どうやったら自分は寝れるか。これは日ごろから研究する必要があると感じました。
私は、いつもは、ロング缶ビールを2品飲んで、おつまみを食べるとすぐ寝れます。それでも試験期間中はなかなか寝付けませんでした。
寝る前にジョギングする人、筋トレする人、サウナに入る人、お酒を飲む人、色々いると思います。
寝る方法を持ってる人は、それだけでかなりのアドバンテージだと思います。
すぐ寝れる者は司法試験を制する!
4.短答前日、当日もたっぷり寝るべきか。直前期に詰め込むか。
論文試験については、十分な睡眠が必須です。
脳みそフル回転する必要があります。
一方で、短答試験、特に民法については、フル回転までは不要であること、そして詰め込み効果が極めて高いことから、睡眠を最小限にする、との方法も「アリ」かもしれません。
私の感覚的には民法は直前詰め込みで10点UPしました。
私は4時間半睡眠で、7時間鬼の詰め込みをしました。
リスクあるのでお勧めはできませんが、自分なりに決めておきましょう。
くわしくは下記記事に書いています。
おわりに
「睡眠を制する者は、司法試験を制する。」
本当にそう思います。
私を信じてください。
寝れる人は相当なアドバンテージだと思います。
ぜひ、自分の寝るルーティン、無理やり寝る方法を普段から研究してみてください。
知識の勉強する以上に、寝る勉強は大事だと思います。