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私の卒業した短大が消えていた

4月1日。

我が家の一人娘が大学へ入学しました。

講義は入学式翌週の半ばから始まっていて、リュックに教科書やパソコンを持って出かけます。

帰宅するなり、大急ぎでレポートを書いてパソコンから送信する日もあり「こんなに忙しいのか」と驚いています。

娘の入学前に、東京の有名女子大が学生の新規募集を停止するというニュースが流れましたが、気がついた方はいますか?

東京では、古くからある女子大学で有名だと聞いていましたが、新規学生の募集を停止して、今年入学した学生が卒業後に閉学するというのです。

報道では、さまざまな点が指摘されていますが、古くからあり名門と言われている大学が消える時代がきています。

そして、私の卒業した短大も2年前に閉学していることを、つい最近知りました。

経営母体は女子中高を運営していて、そして女子短大を運営していました。

最近「同窓会だより」が届いていなかったから気になって、恵泉女子大のことがあったので調べた結果が「閉学」でした。

卒業証明書などは、中高の事務所に申し出れば発行してもらえますが、自分の卒業した母校とは違う場所にあるので行きづらさはあります。

閉学した理由は、

  • 女子短大で特殊な学科しかなかった(英文科と秘書科)

  • 定員割れを毎年おこすようになり、経営続行が無理になった

というのが「閉学」へつながる大きな2点であったと、発表していました。

中高の公式サイトで告知として出ていても、知らないうちに消えてしまった母校はもどってはきません。

いやな思い出はあるけれど、良き師匠とも呼べる先生方や友達に会えた短大が消えてしまうのは、とても悲しいことです。

もう卒業した短大はないけれど、教えていただいた大事なことは忘れずに、これからを生きていきます。

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