去年の9月4日は何の日?
去年の今日9月4日は、何の日だったか?
近畿圏以外の人、近畿圏でも一切被害を受けなかった人は、忘れ去っていると思います。
去年の今日は「台風21号」が大阪湾を通過して、大阪近辺の町に大きな被害をもたらしました。もう1年経過しているはずだけれど、修繕待ちで、1年立っても屋根瓦の吹き替え待ちで、屋根にビニールシートを敷いていている家庭は多いです。
そして、2次被害が出ていて、修繕待ちの箇所から雨漏りがして、一部損壊が半壊になのではということで、再調査をお願いしている人もいると聞きます。
我が家は、カーポートの屋根が1枚飛び、写真のように素材が違いものを入れるしかなく、半年以上待ちましたし、実家なんて、瓦の手配で半年待って、さらに古い家だったので、玄関の屋根が瓦の修繕中に落ちそうになるということも出ました。
去年のあの日、年老いた実家の両親が心配で、前日に早めに帰ってきていた娘とある程度の荷物をまとめて、主人に送ってもらい、4日の通過の時にはもう、ガラスが割れるかもというぐらい、怖い思いをしました。
しかし、その後が一番大変で、電柱が根っこから折れている箇所が多く、4日間の停電生活を味わいました。自宅近辺も電柱が折れたので、4日間の停電生活を過ごしました。
あの時の生活は、ガスはいけたけれど、電気がだめだったので、ファイナンシャルプランナー3級の試験4日前なのに、ほとんどできない状態で受検をし、食料の買い出し、通信手段はスマホやガラケーに頼るしかないので、充電器の確保にと走り回りました。
一番、いやだなぁと思ったこと。それは、Twitterの力を使って、地元の政治家が「電気の口利きをしてあげるから」というツイートがたくさん流れたこと。そして、市役所の近くに住んでいなければ防災無線は一切聞こえず、炊き出しなどがあったことすら知りませんでした。
娘の学校が再開されてから、大阪市内に入ると、ものが溢れかえっていることに娘は驚いて、家で食べれそうだったものや飲み物を買ってきてくれたことは、ありがたかったけれど、本当に情けない気持ちもでました。
今では、去年のあの日のことを活かして、安いものも含めてランタンを複数購入したことや防災用の水の確保、スマホ類の充電バッテリーの確保と、充電させてもらえる場所の把握、食料の保存方法などをしっかり勉強させてもらいました。
SNSは、たまに誤報道も流れたので、最近は被害情報を正確に伝えるアプリも登場しているので、そちらを使うことをおすすめします。
しかし、今でもあの4日間の不安で怖くて、精神的に落ち着かなかった4日間を忘れることは、絶対ありません。
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