いろいろやりたいけれど、制限しなきゃいけない時期にきた
SNSでは陽キャラと認識されているかもしれないけれど、実際の生活は大変になっている。
ネガティブなことはあまり書きたくはなかったけれど、他人事ではなくなったので、思い切って出した方がいいと判断した。
私自身の持病は治ってはいないし、いろいろと病気をするようになって「あー、50歳越えたよね」と実感している。
実は、世間で「80-50問題」が話題になっているけれど、私の両親で今困っている状態だ。
夫の実家は困っているとは言っていないけれど、私の両親がピンチになっている。
両親は80歳越えをしているけれども、2〜3年前に二人とも脳梗塞で倒れた。
二人とも後遺症は残ってはいないけれど、少し物忘れが出てきているし、体は膝や腰を痛めて、歩行がやや不自由だ。
兄が心配して、実家の所々に手すりをつけてくれたけれど、買い物を楽にしようとしないので、結局週に3回ぐらいは様子を見に行って買い物などの手伝いをしている。
近所に小さなスーパーがあるから、そっちへ行った方がいいのに「品数が少ない!」とわがままを言うので、仕方なく連れて行く。
重いものは運べないので、私がよいしょよいしょと運ぶ。
おまけに、父は前立腺がんの治療、母は膝の痛みで通院、2割負担なので通院費は結構家計を圧迫している。
兄にも相談しているけれど、兄の意見は「二人の問題だから、ほっとけばいい」と言う。
大学生の娘をかかえているけれど、学費面の不安はないし、少々の私たちの老後の蓄えはしている。
ただ、今一番したいことを抑えないといけない。
吹奏楽やアンサンブルなどの音楽関係が好きなので、聴きに行きたいし、フルートをランクアップさせたり、教室を変えたりはしたい。
しかし、困っている両親は私を頼りにしてくるし、兄には一切頼らないと言っているので、演奏会やパレードなどのイベントは今年はかなりセーブした。
去年は結構身動きできたけれど、去年は去年。
今年以降はどうなるかわからない。
どうしても行きたい演奏会は行かせてもらい、フルートはかなり月謝を抑えて先生との相性がいい教室のオンラインレッスンを受けている。
本当は少し子育ても落ち着きつつあるし、もう2年すれば娘は社会人になるので、少しは余裕ができると思っていた。
実際は、そうでもなく両親のことで、自分の本当にやりたいことを抑えないといけない。
私が犠牲になるなんてまっぴらごめんだし、できないことはできないとは言っている。
それでも、抑えていかなければいけないのはつらい。
まだ介護認定を受ける段階ではないので、相談に行くかどうかは動けない状態というのももどかしい。
亡きばあちゃんがアルツハイマー方認知症で、大変だったことや手続きは知っているし、どれだけ苦労かは知っている。
しかし、いつかはきっと自分が本当にやりたかったことができる日が来ると信じて、夫にも相談しながら乗り越えようと思う。