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パパが産後のママを支える大切なこと

【少々長い文章になりますが、約1分半で読めます。初めての赤ちゃんのお世話で困っているご夫婦で読んでいただければなぁと書きました。参考にと読んでくださいませ。】

病気を抱えながらも、娘を産んで14年目のお母さんとして成長しました。
「子育て」って、親も一緒に成長していくと、ある方のお話を聞いたことがあって、今となっては、産前産後のお母さんの気持ちが、理解できるようになったかなぁというところです。

私は、ホルモン異常の病気を産後に発症し、定期的に産婦人科へ通院していますが、私が妊婦の時にはなかった光景があります。

旦那さんが、まだ妊娠中の奥さんと来院して、内診室に入っていく姿にびっくりします。さすがに私としては「いやだなぁ」と思うのです。
内診台のあの姿は、男性にはあまり見られたくないし、興味本位でついてこられるのは、いやという人は、私以外にもいると思うのです。

とこれは、産前の話として、産後の男性の頑張りぶりに困ることはあります。

「イクメンパパ」の存在は、ありがたい反面、さじ加減を間違えれば、奥さんを精神的に追い込むことにもなります。

私の兄や、私の旦那が頑張りすぎて、義姉も私も、産後うつになりました。
特に私の場合は、産後のLDR室でのトラブルが、まず原因のひとつです。

助産師さんから退院前に聞いたことですが、「胎盤がはずれると同時にホルモンバランスが崩れるから、精神面でもイライラしやすいのよ」と言われました。

同性である「お母さん」がきてくれれば、落ち着くことはたくさんあるんですけれど、男性である旦那さんが張り切り過ぎると、奥さんが精神的に疲れて、「もうやめて欲しい」としょんぼりしてしまいます。

授乳タイムはまだ退院して間がないときは、「赤ちゃん主導型」で、赤ちゃんだって、真っ暗な世界から明るい世界に出てきて、上手に母乳は飲めないから、時間が安定しないのは仕方のないことです。
ミルクで育てるとしても、これは全く一緒。

私も義姉も、旦那(私の兄含む)が「おーい、授乳時間だけどー?」と時間管理されると、自然といらっとしてきて、怒りに変わっていくわけです。
さらに、ホルモンバランスが安定していなくて、産後の肥立が悪い時期だと、怒りを解くのに時間がかかってしまいます。

オムツ交換や夜泣き対応に抱っこ攻撃、入浴タイムは、男性にやってもらえると非常に助かります。

ただし、できる範囲で構わないし、奥さんに対しては「いつもお疲れ様」という魔法の一言があれば、イライラしたりもしないし、些細なことで喧嘩にもなりません。

「えー、もっといろいろと育児にかかわりたい」というパパもいるかもしれませんが、あまり踏み込まないのが、「かっこいいイクメン」です。

ここで、非常に私をイラつかせた旦那の話をひとつします。
オムツ交換をいやがり、抱っこし続けるのを嫌がっていたのですが、夜泣きがひどかったときは、助かりました。

「夜のドライビングツアー」と題して、夜中に車に娘を乗せて、夜の静かな街を走ってくれて、寝かしつけてくれたことは、ありがたかったです。

こういうささやかなヘルプが、赤ちゃんを持つお母さんには、すごく嬉しいことなのです。

初めて赤ちゃんをもつご夫婦は、これからは赤ちゃん絡みのことで、意見が食い違ったり、もっと大きくなれば、病気で走り回ることもしばしば出てきます。
赤ちゃんのお世話は、まず「子育ての第一歩」です。
意見が合わないこともあるけれど、話し合いながら、せっかくこの世に産まれたお子さんなのですから、協力しながら、育ててあげてください。


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