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いしかわ発スタートアップ創出セミナーに行ってきた話

2019/06/06
いしかわ発スタートアップ創出セミナー

⚠セミナー中に殴り書きしたものになっていて、大変見にくい文書になっております。


石川県産業創出支援機構、坂尻
石川県での創業支援のため、スタートアップ企業のためにビジコン開く、入賞者には最大600万支給、前回は36の応募があった、

司会、
現在の石川県のいろいろな数字(労働人口とか)、石川発のスタートアップ上場企業は28社、



石川発リフカム起業ストーリー、清水
2014年石川県ビジコン入賞からスタート、現在社員26人、資本金1.5億、明大卒業後sansanに入社、リファラル採用クラウドサービス、リファラル採用は従業員の知り合いから引っ張ってくる採用方法、その分野では登録数No.1、採用のみだけでなく社員の満足度やいい職場作りの支援も行っている、資金調達6億円
海外でケニアナッツカンパニーと出会う、儲けるだけではなく恵まれない人にビジネス知識を与え独立させる社会貢献を魅力的に思う、資金調達の仕方をイベントにでまくって探る、ひふみ投信にもプレゼンにいった、相手に伝える能力を養うのは大変だけどやればやるほどハードルは下がっていった、学生の頃から駅伝でドクターストップかけられてから投資家にピッチしまくったけど、うまくいかなかったので就活した、そこでsansanに出会う、CTOにプレゼン、事業アイデアにフィードバックもらう、起業の前にsansanに入社
sansanはクラウドサービスの会社、sansanは当時市場がないところで資本投下して、先駆者になった現在ではsansanいれてない会社は時代遅れぐらいになっていた、eightという個人向け名刺管理サービスの立ち上げを行った、事業がうまくいったあとスタートアップウィークエンドで週末起業体験をした、そのイベントでのピッチでNHKに取材をうける、itベンチャーで学んだことは起業には生かせなかった、創業メンバー集めが大変、創業時に500万の資金調達、シェアオフィスに入居、起業したい人に持ってるそれぞれのスキルを活かす環境作りのために未創業かつ起業を志す人のマッチングアプリを開発、マネタイズがうまくできなかった、スティーブ・ジョブズ憧れ症候群にて部下にきつくあたる+調達した資金が底をつく、しかし東証一部の人材会社からm&aを申し込まれる、株主からvc会社を潰して就職を提案される、現在23才、ビジネスの成功定義はマネタイズとビジョンの実現だと気づく、結果会社の立て直しを実行、また資金調達のためシャツ作ったり実家を勝手にairbnbにて民泊しようとした、優秀者に1000万円ピッチイベントに挑戦、助成金100万円を獲得、現状動かしてるマッチングサイトにて採用イベントを開催、combinator、8回開催し400万調達、メルカリ(当時の社員30人全員きた)にもブース出店してもらった、こんな採用方法は初めて見た→リファラル採用事業のインスピレーション、失敗経験の発信をサイトにて始めた、vcのイーストベンチャーに人に東京でシェアハウスに入れてもらった、それまでは新潟や金沢、東京に小規模オフィスを借りる、リファラル採用事業アイデアを実現してどうにかしてマネタイズしたい、リファラル採用の認知をしてもらうためにリフカムをプレリリース、中身はできてないけど表面だけ見てもらった、評判はよかったので売れそうだった、いろんな企業に見てもらって導入1社目はサイバーエージェントだった、仲間集めでもそれを権威にするわけではなく失敗をさらけだしていった
ネタになる失敗が多い、株主とも良好な関係を気づけていった、先日オフィス移転して広くなった、社員の既婚率6割、情報はフルオープンで株主への透明性を担保、、課題の大きさ×人数=市場の規模、いい失敗はやって戻れる学びになるネタになる、悪い失敗は二度と戻ってこれないもの、


質疑応答
・情報発信頻度仕方、失敗をさらけだす?
情報発信によって顧客に目的を伝える、苦しい内容のほうが見てもらえて評判を得られたので合理的だと判断してそのような行動を行った

・マネタイズなどで苦労したところで社員への給与体系などはどうしてたの?
一期目は二人だったから考えてなかった、成果によって給与体系を決めている、定量評価、月額料金どれだけ積み上がったのかがKPI


学んだこと
・学生時代からプレゼンやピッチ等を頻繁にやっていた、コミュニケーションにおいて重要である相手に伝える能力を早い時期からガンガン育てていた、その底上げもあって逆境に立たされた場面で結果を出せた

・普通は隠してしまうような失敗体験やその他の情報もフルオープンすることで圧倒的透明性を持て、そこから多くの支援者からの信頼を得られた

・起業の動機軸を金を稼ぐためから社会や人の課題解決に転換しアンテナを張っていたこともあってリファラル採用事業にインスピレーションを受けて今日の成功、資金調達累計6億まで上りつめられた

・運がよくプレゼンした場にマスコミがいて認知されたりしたがただ単に運がよかったのではなく、多くの行動によって実現したものであった、個人的にベンチャーキャピタルへメールを送り資金調達したり就活面接にもかかわらず事業アイデアプレゼンしたりと、とにかく考えられる選択肢から行動に移してきたことが成功に繋がった


パネルディスカッション


シンクランド、宮地、医療系、資本金2.6億円、患者の痛みの軽減、微細針の技術特許をとった、歯科業界の針ニーズを捉えた
アイパブリッシング、福島、it 系で社会の課題解決、資本金億円、よりオープンな社会を目指す、災害時医療備えアプリK-DIPS、オープンソースと提携し食のデータ化の事業、
金沢適応カウンセリング研究センター、長尾、資本金200万、

石川県で事業を行う強みは?
石川は保守的で事業をやり始めるようなアグレッシブな人がいないので、この地域の報酬付きビジコンとかはいいと思う、県内に大学がたくさんあり優秀な大学教授がたくさんいて企業と共同提携するようなことがやくある、
石川県で事業を行う弱みは?
創業でパートナーを探すのは難しい、人材不足、起業していくような人を探すのは難しいがそれ以外の人材なら探しやすい、
どういう付加価値があったらみんなきてくれる?
起業家が少ないからこそ横のつながりが強くなる、技術を1つ持って営業していくアメリカの技術者的な風土を作りやすいかも、都会より住みやすいし自然豊か食べ物長うまいビジネスやる上で重要なこと


以上です、
リフカムCEO清水さんの講演は大変勉強になりました!twitterも運営されているようので、ぜひ!

清水 巧@リフカムCEO (@samurai_runner)さんをチェックしよう https://twitter.com/samurai_runner?s=09