息子を映画スラムダンクにいきなり連れて行った結果
5回スラムダンクの映画を見た結果、
これは息子の魂への教育として連れていくべきだと思って
まったくスラムダンクに触れたことのない彼を連れて行ったわけです。
上映中、喧嘩のシーンとか小心者の息子のことだから怖がるんじゃないかとか、そわそわしながらチラ見していましたが、
そんなに反応はなく、唯一反応したのは意外にも、
桜木の「ヤマオーは俺が倒す」の宣言シーン。
体をくねくねしながら恥ずかしがっていました。
そういや、自分も思春期の時に桜木の失敗シーンとか、
妙にムズムズしちゃってたな。。。
恥ずかしげもなくスッポンポンで動き回ってた赤ん坊が、周りから、えっと思われるような状況に気恥ずかしさを感じる歳になったんだな。。。
と妙に感慨を得た。
大人になるとアレを敢えてやるって格好良さに気づくんだけどなー
で、終わった後、感想をきいてみたら、
「まあフツー」
「そっか、フツーだったか」
まあでも心のチョリ火になったらいいなあ。
と思って、それ以上のことは突っ込みませんでした。
とりあえず最後までみてっくれあだけでも感謝。
帰りに好きな爬虫類の模型を買ってあげた。
数日後、一緒に歩いているときに
「ガードだ!抜いてみろ!」
と息子にへばりついてみたら、
「ぼくのほうがチビだから抜けるもんね!」
「お、そうだそうだ。チビいいな!チビすげえな!」
「そうだよ!クラスで一番チビだもんね!」
「最強じゃねえか!」
とか
「チビだと得意なスポーツって何かある?」
とか、第ゼロ感を熱唱してたらエコー部分やってくれたりとか、
お、これはいいんじゃないか・・・?という温度感になっている
これみよがしに目のつくところに単行本も置いておいた。
息子よ、手に取ってくれ。
〈おまけ、生じたデメリット〉
「なんでボール投げつけてくんの?」
「いや、顔面シュートできるかなって」
「ヤメレ。」