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2025年シーズン2シティリーグ総括

もう2024年も終わり、というところですがS2のシティリーグ総括を書いてみようと思います。

今回使用したのはこちらのルギアV STARデッキです。

画像クリックで公式デッキ編集画面へ

当日の試合結果は以下の通りです。

vsサーナイト 勝
vsミライドン 勝
vsルギア 負
vsライコポン 勝
vsブイズ 勝
vsドラパルト 負

4勝2敗で、オポネント上がりはできず予選敗退となりました。

デッキの選定理由・採用カードの解説に順を追ってまとめていきます。



デッキの選定理由と環境

ルギアデッキは僕がはじめて参加した時からの相棒で、僕が一番長く使っているデッキです。

そんなルギアV STARが1月をもってレギュ落ちとなります。

であれば、これまでの感謝を込めて「お見送り会」をせねばならない。
かねてからそう決めていました。

ゆえにデッキ選択は全く迷いがありませんでした。

選択理由は「愛」です。


とはいえ、環境的には逆風が吹き荒れていました。

引用:https://pokekameshi.com/cityleague20241214/

当時の環境はテラスタルフェスの発売直後で、スボミーが実装された直後でした。

それまで環境を席巻していたリザードン・レジドラゴ・ライコポンはすっかり鳴りを潜め、ドラパルト・サーナイト・ミライドンの3強時代となっていました。

ミライドンが環境に多いというだけでルギアとしてはかなり居心地が悪いです。

ドラパルト、サーナイトも決してルギア有利なマッチングではないため、環境の中で押せ押せなデッキではありませんでした。

しかしそれでもやらねばならぬ、そう考えてできる限り環境で戦えるようにデッキをカスタマイズしました。


採用カードの解説

今回ルギアを使う上で、絶対に抜きたくなかったカードが3枚あります。

チラチーノ・ネジキ・セレナの3枚です。

チラチーノ

もともとルギアを使い始めたのは、CL福岡2024でクボ ダイスケ選手が使っていたのをみて憧れたからでした。

もともとチラチーノというポケモンが好きで、ゲームの方でも愛用するほどでしたから、チラチーノがポケカでも使える!と思って喜んで使い始めたのを覚えています。

今回のテラスタルフェス環境になってからは、後述するレジギガス・オーガポンいどのめんを採用してチラチーノを抜くという構成のデッキが登場していました。

Wonder GOO古河店 ベスト4 バターさんの構築

中にはかがやくリザードンが入っているデッキもあって、いわゆるルギアの種バレット構築と言われるものが増えてきていた印象です。

しかしそもそもがルギアV STARとチラチーノのデッキに惚れ込んで使い始めた者として、そして今回のシティが「お別れ会」をコンセプトにしているならば、チラチーノを抜くのはありえないだろう、と判断して枚数を減らしててでも採用することに決めました。

まさしく「採用理由は愛」です。


とはいえ戦術面においても合理的に採用を後押しする要素がありました。

チラチーノを抜くという構築の裏では、リザードンexやドラパルトexを1パンできる存在としてレジギガスの採用がありました。

一方で勢力を拡大していたサーナイトexに関してはレジギガスの効果対象外というのもあり、1パンを狙っていくのであればチラチーノが必要、という判断もありました。

また、ソウブレイズやブリジュラスに対しても依然としてチラチーノは強いままでしたので、ミラーを含め活躍できる場は多いと考えて採用しました。


ネジキとセレナ

完全に「採用理由は愛」なのはこの2枚です。

私がルギアを使い始めた初期の頃から採用していた2枚で、奇襲をかけたりルギアVの立て直しができるネジキと、序盤はトラッシュ札・終盤は呼び出し札に変わるセレナです。

ロトムVが少し減っている環境だったのでセレナの有効性は減っていましたが、これもまた長らく相棒として使っていたカードなので採用しました。

ちなみに当日は活躍しませんでした笑


レジギガス

テラスタルフェスにおけるルギアの強化要因です。

エネルギー4枚でHP330クラスのテラスタルポケモンを1パンできるパワーをもち、ダブルターボエネルギー2枚でHP290以下のテラスタルポケモンを倒せるエコさも兼ね備えます。

非エクとしては破格の性能ですし、たねポケモンなのでチラチーノよりも取り回しが圧倒的に楽というのもあって、ルギアデッキにはほぼ確実に採用されるようになりました。私も今回のデッキに採用しています。

当日はドラパルト、オーガポンを退治するのに大きく活躍してくれました。


アヤシシ

場に集めたエネルギーを集約してフィニッシャーとして活躍でいるアヤシシも勢力を増やしました。

ルギアV STARについているエネルギーや、改造ハンマーで腐らせてしまったテツノカイナなどからエネルギーを集めて颯爽とバトル場に飛び出す特攻隊長です。

ミライドンが増えていたのもあって、 ルギアで出せない230以上のダメージを出しつつ、相手のごっつぁんプリファイでも倒されない、というのは魅力です。

またサーナイトexデッキ相手のフィニッシャーとしても有用です。

困ったときにデッキにあるだけで便利なアタッカーとして私も採用をしました。


クレッフィ

ミライドンに対するメタカードです。

タンデムユニット・しゅんそく・スカイライン・ルミナスサイン・イキリテイク、全部止められます。

実際にシティ当日であたったミライドン戦では、クレッフィとジャミングタワーで相手を完全に止めて、ミライドンに対する初勝利に大きく貢献してくれました。

またむずむずかふんスボミーの登場で、1ターン目に強引にでもデッキを回すためイキリンコexを採用するようになったデッキも多くなっていたので、その対抗策としても期待をして採用しました。


ネストボール

以前はダークボール採用でしたが、今回はネストボール採用にしてみました。

  • 新規採用でたねアタッカーが増えたこと

  • ルギアVやキチキギス、テツノカイナ、ガチグマなど盤面をみて確定で出したいたねポケモンを出せること

感想としては「採用して非常によかった!」なのですが、ミラー対面でナンジャモを打った時、相手のダークボールでルギアV STARを回収されたときは泣きました笑


ありがとうルギア さようならルギア ルギアFOREVER

最後のシティの結果は4-2で結晶出場とはなりませんでしたが、宿敵ミライドンを突破できたこと、自分のシティの結果としては過去最高であったこと、負けにつながる大きなプレミがなかったこと、などから個人的には大満足な日でした。


これまで1年間ルギアを使ってきて、自分が一番うまく使えるデッキとして、紛れもなく相棒ポジションでした。

途中レジドラゴに浮気していたりしたこともありましたが、最後はやはりルギアに戻ってきました。

シティ当日を振り返ってみると、会場でルギアを握っている人はそれなりにいて、おそらく自分と同じ「お別れ会」のつもりで参加していた人も一定数いたのではないかなと思います。

そうさせる「魅力」がやはりルギアにはあるのだなぁと思います。


レギュ変更後の環境で自分がなにを相棒にするかは皆目検討もつきませんが、またのめりこめる「沼」のようなデッキが見つかるといいなと思います。

ありがとうルギア
さようならルギア

ルギアよ永遠に

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