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ぼっち・ざ・ろっくを語る その1




普段は、公務員とか仕事の話ばっかりかいてて、読んでてもクソつまらないと思いますので、趣味の話をします。
このノートはアニメ1話から3話までの好きなシーンをまとめたものです。そんなに長くならないだろうと思って、書いていたのですけれど、思うがままを書いていたら、結構長くなりました。10000文字ぐらいあるそうです。普段書いている記事は、一発書きで、1回見直すか、見直さないかなのです。全部、1時間ぐらいで書いていますね。この記事は昔文章の仕事を少しだけしていた頃のような感じで丁寧に書きました。5時間はかかりました。普段の方を真面目にやれよ・・と思います。
あと、話しが進んでいくにつれて、話が濃くなるようでして、好きなシーンがどんどん増えて言っています。すごいですね。まだ、アニメを見返して、調査している段階ですが、メモ用紙がびっしりです笑



少し前の話ですが、世の中を席巻したアニメ「ぼっち・ざ・ろっく」。たまたまNetflixにあったのを見たのですが、ドハマリしていまい、漫画も買いましたし、先日の「恒星」も見に行きました。めっちゃ良かった〜!映画の前売券も買ったのでとても楽しみ!
キャラクターが可愛いのはもちろんなのですが、それぞれに特徴があって、みんなすっごく真っ直ぐで、良いところをお互いに尊重しあっているような関係が素敵です。見るたびに、僕も頑張ろうと思えます。
あと、ぼっちちゃんを中心に細かいところに、心理的な描写があり、それが全て前向きなものに解釈できるのもいいですね。細かいところまで本当に作り込まれている渾身の名作だと思います。
そんな「ぼっち・ざ・ろっく」ですが、好きなシーンがたくさんあるので、何回かに分けてご紹介したいと思います。
もともと、アニメや映画を考察しながら見るタイプなので、いろいろと想像してしまいます。もちろん、個人の見解なので、違うんだよな〜っていう人もいると思いますが、楽しみ方は人それぞれ・・・ということで!ただ、あまり考えすぎて、勝手に解釈つけるのも、なんだかなあ〜と思うのですが、そのあたりの線引きは難しいですね。別にこれを押し付ける気もないですし、ただのファンの戯言だと思ってもらえればいいです。間違っていると思ったら、コメントください。意見交換したいので。でも、あまりいじめないでください。メンタル弱いので。
あと、できるだけ、話の内容について、できるだけ具体的なことは書きません。アニメ化されていない漫画の話も書きません。これから見る人やまだ途中だという人も楽しめるように!と思っています。でも、気をつけすぎたので、思うように文章がかけなくて、割と読みにくくなっています。リライトしようと思いましたが、どうしても話に踏み込まないと上手に書けないので諦めてます。踏み込まないギリギリを攻めていいます。もっと踏み込めたら、いい感じに書けそうなんですけどね。ごめんなさい。思いが伝われば…
ああ、文章上手にならないと…

※全キャラ好きなので、アンチ等はありません!



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1話「転がるぼっち」


ぼっちちゃんがギターを始めるきっかけとバンドを始めるきっかけとなった出来事についてのお話です。

ぼっちちゃんがテレビで放送しているバンドを見て、目を輝かすところ


アニメ第一話より

テレビに映っていたバンドメンバーのある一言を聞いて、「ギターをやってみよう」と思い立つシーンです。
ぼっちちゃんの幼少期から中学時代にかけて、性格や考えが伝わるような展開をしたあと、バンドメンバーのセリフを聞き、共通点を見出し、「あっ」と言います。更に次の言葉で、引きからアップにして、目が輝いていることを伝えることで、視聴者の目を引くとともに、強く感情と印象に訴えかける描写だと思います。
ぼっちちゃんの思いがとても伝わりますね。「私もやってみて、変わろう!」といった気持ちが伝わります。特に「変わろう」というところが、他のキャラクターも含めて、物語の根底にあると思います。漫画を読み進めると、そういったことがよくわかります。

ガラスに反射している自分を見つめるぼっちちゃん


アニメ第一話より

インターネットに投稿されているとある書き込みをみて、具体的な行動に映ったぼっちちゃん。一目でバンドをしていることがわかる装いをすることによって、周りの人から声をかけてもらおうとしています。人付き合いに前向きな姿勢が見えますね。ぼっちちゃんは引っ込み思案に見える反面、後から出てきますが「ちやほやされたい」という願いを実現するために、行動力の強さを発揮します。若干、受け身なところもありますが・・・
いずれにしろ「人と繋がりたい!」という気持ちがすごく行動に現れていて、それが今回のバンド女子の装いをするといった挑戦なのだと思います。これまで、現実世界の人にアプローチしていったことは、ないのではないと思うので、一歩前進ですね。(デスメタルは含むのかな?)
あと、はっきり言って、すごく可愛いです笑 思いつくことを一生懸命やっているんだな〜と!
あと、内容とは関係ないんですけど、ガラスに背景とぼっちちゃんの同時に反射させて、薄くぼっちちゃんにも透かせてるのすごい!どうやって描いているんだ… フォトショ使ったらできるような気がするんですけど、僕の技術じゃこんなにきれいにできないし、動画なら余計に無理です。アニメ作っている人って本当にすごいですね。

虹夏ちゃんにぼっちちゃんのアカウントの話をされて、心がうごくぼっちちゃん


アニメ第一話より

虹夏ちゃんは、アニメでの物語を引っ張るキーパーソンであり、かつツッコミ役なところがあります。しかしながら、随所随所で重要な役割を果たしています。そして、すごく夢に正直で、やることやることに前向きな気持ちがある子だと思います。
見出しにあげたシーンでは、ライブ本番を迎えるぼっちちゃんが、緊張?で籠もってしまったところ。色々と話しているなかで、ぼっちちゃんがこっそり開設している弾いてみたアカウントが出てきます(虹夏ちゃんもリョウも本人だとは気づいていない)。
虹夏ちゃんは、アカウントで演奏されているギターのうまさはもちろんのこと、その背景で「たくさんギターを弾いてきたんだろうなあ」とまで考えられる子です。女子高生でそこまで考えられるのか・・・。あと、本当に音楽が好きなのと人に対する想像力と関心の深さがこのセリフで伝わってきます。
そこから、ぼっちちゃんの心が動きます。インターネット上でのコメントだけがギタリストとしての社会のつながりだったと思われますが、現実世界の、しかも初めて声をかけてくれた人が、自分を見てくれていて、すごいと言い、その背景まで考えてくれているということを実感します。投稿者としての自分のことではありますが、家族以外でそこまで、自分のことを考えてくれたり、気づいたりしてくれる人に出会ったのは、きっと初めてだったんだと思います。
そして、その日の出会いを「奇跡」と「チャンス」であることに、ちゃんと気がついて、それを無駄にしないように、後悔しないように勇気を出して、立ち上がり、決心します。本当に、いい意味で自分に素直な子だと思います。あと奇跡やチャンスをちゃんと見抜く力は、人生においてとても大切な力だと思います。そして、さきほども行動力があると書きましたが、ここでも行動力がでてきていますね。今まで、引っ込み思案だったのに、自分の力で一歩を踏み出す力という意味での行動力です。それをもっているぼっちちゃんは、すごいですね。

自分でツボるリョウ


アニメ第一話より


バンド名を聞かれて、自分がつけた名前を言ってから、ツボるシーンです。本人曰く、傑作だそうです。ぼっちちゃんの第一印象とは異なり、かなりユニークな人物であることは、虹夏ちゃんの言葉から現れていたのですが、ここで表情を大きく変えることで、さらに打ち解けやすい感じが出てきます。なんというか、今後のセリフでも「拝読いたす。」とか、独特のセンスがあって、良いですね。普段は表情を大きく変えることはないのですが、ところどころスパイスのような形で表情の変化が用いられているので、リョウの気持ちは結構わかりやすいと思います。特に物語の後半や漫画ではそうです。ギャグシーンでもそうなのですけど、ちゃんと大事なところでもしっかり表情をだします。特に漫画ではそうですね。

次からで良いよという虹夏ちゃんとそれに喜ぶぼっちちゃん


アニメ第一話より
アニメ第一話より


いままで、家庭を除き、これといった社会的な意味での居場所がなかったと思われるぼっちちゃん。虹夏ちゃんの言葉で、居場所ができたことを実感し、心から喜んでいます。ここで言う居場所というのは、物理的な意味ではなく、あまり社会学とかそういうのは、詳しく知らないのですが、社会の中での人と人との間で気づかれる概念としての居場所です。青山さん、声でそういう表現するのとても上手ですね。さすが、声優さん…
おそらく、家庭以外での初めての「居場所」なので、嬉しかったことでしょう。このシーンも個人的には、物語の根底を作っていると思っていて、ぼっちちゃんがバンドにのめり込むきっかけになっていると思います。後々登場する喜多ちゃんの「バンドは家族を超越した〜」みたいな言葉もでてきますので、はまじあきさんは「居場所としてのバンド」と、本作でのバンドを立ち位置を設定しているのかなあ〜と思ったりします。完全に僕の妄想ですね。この居場所というのは、他の作品でもそうですが、現実世界を生きている私達が元気に健康的に過ごすために大切な概念だと思っています。

2話「また明日」


冒頭ではバンドの方向性を決めていくために、ミーティングを開催します。そこで、若干メンバー割の話をします。また、バンドを続けていき、定期的にライブを開催するために、アルバイトをしなければならなくなったぼっちちゃん。初バイトだそうで、とても緊張していますが、ここでも大成長を遂げます。

自惚れるリョウ



アニメ第二話より


ボーカルをしたら、ワンマンになり独占してしまうと言って、シクシク泣いているのが可愛いですね。1話でも「私は(演奏の善し悪しが)わかる」と言っていましたし、かなりの自信家なのが伝わります。他の3人と比べて、表情の変化が少なめなのですが、1話の部分でも書きましたが、ギャップで攻めてきます。こういった表現があると、嬉しくなりますね。
結構、独特の性格をしていて、それがなんだかシュールな方向性というか、マイルドなので、いい感じだと思います。

バイトに怯えるぼっちちゃん


アニメ第二話より


「社会が怖い」の声のトーン。本当に好きです。青山さんは本当にすごいですね。このときも若干やり取りがあるのですが、ここでも虹夏ちゃんはツッコミ役です。ツッコミの導入がすごく自然でテンポが良いのが好きです。
この後でてくる回想(妄想?)が非常におもしろくて、数字のカウンターが回りまくるところとか、法廷の描写とか、個人的にツボにはまっています。あと、たしかコンビニで溶けている顔、東大か京大のタテ看板で使われていましたね。きらら同好会ってのがあるみたいですよ。
ちなみに、ぼっちちゃんが自分の世界に入り込む最初のシーンだったりします。多分。

金遣いが荒いといわれ、照れるリョウ


アニメ第二話より


照れるラインがすごく謎です笑 急に来るので、何回見ても笑ってしまいます。

料理してる虹夏ちゃん


アニメ第二話より


ぼっちちゃんからラインが来るシーンです。朝を感じる柔らかい光線の描写がすごく好きです。それはいいのですけれど、後々でてくる虹夏ちゃんの家庭的なところが、ここから描写されていて、イメージが膨らむシーンだと思います。制服で家事しているので、学校行く前にしているんだろうなあ・・・という感じです。あと、お弁当箱があるので、お弁当ですね。自分で作って偉いです。星歌さんのご飯も作っているんでしょうか。あと、ロインを見ているときの虹夏ちゃんの真顔というか、少し抜けた感じの表情がとても好きです。

星歌さんのジュース


アニメ第二話より


話し方やファッションから、少し怖い感じがして、ぼっちちゃんにも怖がられてしまうのですが、なんだかんだで可愛らしい性格が滲み出ていて、それはぼっちちゃんにつける第二のあだなにも現れています。そして、子ども用のりんごジュースが大きく映ることで、性格というか好みがわかりやすいようにしていますね。アップの前から手にもっていて、小さめに映っているのが見えるんですけれど、ここで、より強調して伝えています。ぼっち・ざ・ろっくだけじゃないのかもしれませんけど、小さめに映しておいて、次のカットで自然に大きく映したカットをつなげるというのが何回かでてきますね。ここまで詳細にアニメみたのは初めてですので・・・
というか、りんごジュースとおかかのおにぎりって組み合わせとして合うのか?星歌さん推しの人はやってみて、感想をTwitterにでも書いてください。

虹夏ちゃんの思い


アニメ第二話より


2話屈指の名シーンだと思います。本当に、STARRYが大切な場所で、関わる全員が幸せになってもらいたいという願いがひしひしと感じられます。そして、そのために自分のしている仕事に、自分なりに考えをもって、それを行動指針として、一緒に働くぼっちちゃんにも同じように接しています。この思いは本物なんだろうなあ・・・と思います。それにしても、高校生の段階で、こんなに自分の考えとプライドをもって、行動できるのは本当にすごい・・・僕も仕事をしたり、人に関わったりするときは、虹夏ちゃんみたいに何か大切にしたいことを見つけたいですね。
このときの言葉本当に好きです。こんな考えをもって、色々な人に関わっていきたいですね。

ぼっちちゃんの一歩前進


アニメ第二話より


バンドの演奏から、ぼっちちゃんの頭の中に繋がるのが、とてもいい演出ですね。歌詞は詳しく聞いていませんが、雰囲気的に、なにか始まるぞ…!といった感じで、これから起こるぼっちちゃんの一歩前進への導入にかなり貢献していると思います。イントロのギターとボーカルの入り方がエモい・・・
さっきの虹夏ちゃんの言葉を聞いたこと、今演奏しているバンドの演奏と自分たちの演奏との比較から、お客さんのことを考え、「自分を変えたい」という言葉が気持ちとなって現れてきました。この作品の根底にある要素のひとつとして「変えたい、変わりたい」という気持ちがあるように思えます。まーた、妄想ですね。
お客さんからの注文に、しっかりとお返事をして、その後、笑顔と接客時の視線をとても意識している描写が見られます。そして、ぼっちちゃんなりの精一杯の笑顔でお客さんに飲み物を渡しました。あまり漫画のことは書かないといいましたが、このシーンは実は漫画とアニメでは、まったくシーンが異なっています。ただ、アニメにしかできない「動き」という飛び道具を使って、新たなシーンに仕上げてきたんだと思います。制作者さんすげえ…
あと、ここの展開も好きで、決心して以来、アップになっている構図が多くて、ぼっちちゃんの表情や飲み物、飲み物の蓋をしっかり閉める。というカットで、ぼっちちゃんの思いの強さを。飲み物のアップ、お客さんの顔までの導線で、臨場感のようなものを演出していると思います。
最初は何気なく見ていたんですけど、このシーン、泣けるんですよね。あと、渡したあとの、ほっとしたような笑顔も最高です。頑張ったんだなあ・・・かわいい!
虹夏ちゃんが、ぼっちちゃんががんばったことにちゃんと気づいて、褒めてあげて…書きませんけど、個人的にすごく好きな台詞がでてきます。このシーン、本当にすごく名シーンだと思います。何度も書いて、申し訳ないんですけど、マジで名シーンです。あと、文章にあまりでてきませんでしたが、リョウもちゃんとぼっちちゃんのこと見てますね。

第3話 馳せサンズ


喜多ちゃんとバンドとの関わりを描いた話です。要約を書こうとしたのですけれど、どう書いても話の展開がまるわかりになるので(文章力がない)、やめておきますね。

視線を感じる喜多ちゃん


アニメ第三話より


物語後半では見ないような表情をしていますね。ぼっちちゃんからの熱い視線を感じて、圧迫されているようです笑
この次も後半では見られない表情をしているので貴重です。あと、ぼっちちゃんの語気が強くなったときの言い回し、マジで好きです。青山さん。すごい!「興味」のところが好きです。
LINEスタンプにもなりましたね。
3話では、基本的に笑顔満点で、天使な喜多ちゃんの意外な表情が見られるので、喜多ちゃんファンの人は、何回か見たらいいと思いますよ。

きたーん


アニメ第三話より


初きたーんですね。かわいい。実は喜多ちゃん推しなんです。ぼっちちゃんの演奏のシーンも実写入っていて面白いんですよね。時々実写が入るアニメすきだなあ・・・
きたーんで可愛いシーンなんですけど、喜多ちゃんが隠された真実を語り「練習して謝りにいこうかな」といい、ギターを教えてくれとぼっちちゃんに頼みます。この真面目さと向上心が、今後の物語を繋いでいく感じですね。というか、話の展開に関して、結構重要なシーンだと思っています。
 

危機を感じる喜多ちゃん


アニメ第三話より



ここでも後半ではみられない表情をしますね。「本当にヤバい!」って思っているんでしょうね。こんなに何回も喜多ちゃんがデフォルメされている話はないと思います。ただ、この時は逃げようとするんですけど、結局ちゃんと自分なりの贖罪のようなことを進んで行うので、すごく真面目でまっすぐだと思います。
 
 

エナドリを持つ喜多ちゃん


アニメ第三話より


落ちていたのを拾ったのか、飲んだのか・・・?どっちなんでしょうね。ちなみに僕もエナドリ每日2本ぐらい飲んでいます。
 

娘になりたい喜多ちゃん


アニメ第三話より


ぼっちちゃんが「意外とヤバいのかな?」と思っています。あと、個人的な話ですけど、長谷川さんが演じる喜多ちゃんって他の3人と比べて、少し話し方が濃密な感じがして、とても好きです。ここのシーンの「密に」のトーン、なんだか深みが感じられて、とても好きです。
そして、ここから喜多ちゃんの内面についての話が始まります。
喜多ちゃんがバンドへの対するイメージについて話し始め、バンドに入らない理由を語ります。ただ、ぼっちちゃんは、とあることから喜多ちゃんが実はバンドをしたいと思っているのではないか?と思っているんですよね。それは、言葉ではなく、手に証拠が残っています。あと、「バンドなんてしちゃダメ」と言わずに、「ダメよ。バンドなんてしちゃ」って倒置法的な感じて話しているのも、どこかバンドをしたいという気持ちが感じられますね。これはかなり個人的な思いで、そこまで意図はないとは思いますが、勝手に感じてしまいます。
 

バンドのチラシ



このシーン、よく見ると後ろに、虹夏ちゃんたちが作っていたバンドの勧誘チラシが貼ってあるんですよね。細かい…。
ここでも喜多ちゃんは、バンドに入らない理由を再び語ります。トーンは違えど、3回目ぐらいだと思いますので、この話においては、喜多ちゃんがバンドに入らない理由について、かなり強調しておいて、最期にガツーンと逆転させたいような感じがします。あと、繰り返し語られることによって、喜多ちゃんの葛藤みたいなものもすごく感じます。実際に、話すトーンやシーンは段々とシリアスな感じになっていきます。
でも、身体に証拠が残るほど練習していて、バンドにもすごく憧れや考えがあって、それでいてリョウもいる笑 そんなの入りたいと思っているに決まっているじゃないですか。でも、自分の中で自分が許せなくて、メンバーに顔向けができないような気がしていたんだと思います。
この後にぼっちちゃんが活躍するんですけど、ここでも「ここぞというときの行動力」を発揮します。喜多ちゃんに対してのバンドの勧誘はたしか、突然のヒューマンビートボックスも合わせて、こちらも3回目だと思うのですが、だんだんとシーンとトーンがシリアスになっていきます。なんといいますか、だんだんとシリアスな感じにもっていって、最期に解決させるような手法?(といっていいのかしら)が使われていると思います。物語の明るさと見やすさを残しながらも、シリアスというか真面目な展開に上手に持っていくような感じですね。
このとき、ぼっちちゃんは喜多ちゃんが練習しまくっていたのを知っているので、このまま喜多ちゃんを帰しては、喜多ちゃんがずっと後悔するだろうと思ったんだと思います。バンドメンバーを集めるのも大切ですが、その目的を叶えるための手段というわけではなく、喜多ちゃんのことを考えての行動なのだと思います。
その後、リョウと虹夏ちゃんからも後押しをもらい、晴れて喜多ちゃんは正式メンバーとして加入することになるのです。
個人的な感想ですが、おそらく喜多ちゃんが逃げ出したことについて、誰も怒っていないし、マイナスの感情は懐いていなかったと思います。虹夏ちゃんは「自分たちにも問題はあった」「おかげでぼっちちゃんと会えた」といっていますし、リョウは心配していたと言っています。本当に優しい人達ですね。なので、実は気にしていたのは喜多ちゃんだけだったのだと思いますし、練習しまくっていたことをぼっちちゃんから聞いた虹夏ちゃんとリョウは「このバンドを盛り上げることができるのはこの子しかいない!」と確信したのだと思います。
 

喜多ちゃんのギター?


アニメ第三話より


ここの笑顔すごく好きです。あと、顔が溶けるのもいいですね。この話の喜多ちゃんは本当に顔がよく溶けます。
 

練習につきあうぼっちちゃん


アニメ第三話より
アニメ第三話より


最初は若干怯えていましたが、喜多ちゃんの練習にしっかり付き合うこととしたぼっちちゃん。コードを抑えるのに苦労している喜多ちゃんを見て、「私もこうだったな」と思い出しながら、ギターを二人で引き始めるシーンが本当に好きです。なんといいますか、ぼっちちゃんが喜多ちゃんの手を引いて、歩いているような気がするんですよね。あと、この暖かな笑顔好きです。
でも、初めて見た時は、勝手に心配していたんですよね。喜多ちゃん、本当に真面目なので、色々な要因で「練習頑張らないと」って焦っているのかなあ・・・と最初思っていました。メンタルが強いとか簡単な言葉で済ませてはいけないのですが、今後の話でぼっちちゃんへの尊敬のような思いとバンドへの思いから、焦りを乗り越えることができたのだと思います。そこまで焦っていたのかはわからないですけど…
 
●まとめ
こんなに長くなるとは思っていませんでした。こんなに好きになった作品は初めてなので、それなりの思いと敬意をもって、書かせていただきました。本当に色々考えながら見るタイプで、僕の妄想や勝手な解釈も入っているので、客観的に見て、ちょっと引く記事だと思います。でもまあ、僕友達いないので、誰かに愛を語りたかったんですよね。
4話以降につきましては、またのんびり書いていきます。失踪はしません笑

ただ、どんな書き物であっても、権利者様の考えは最も尊重すべきもので、コンテンツを生み出してくださった方として最大限の敬意を払う必要があると思いますので、もし何かございましたら、本当になんでもお申し付けください。かならず対応させていただきます。

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