Linux Desktopの進化に驚き!
何気なくLinuxをいじってみようと思い着手したら、見事にハマりました。
Linuxを取り巻く環境もめっちゃ進化してたんですねー。
Linuxへの苦手意識
Linuxはかなり前からちょこちょこと手を出してはいたのですが、本格的にいじるにはコマンドを駆使しないといけないということで、苦手意識がありHDDのデータ取り出し用にセットアップしたどノーマルなパソコンを使っているだけでした。
Windows PCで読めないHDDもLinuxでは読めるという例も多々あって、その目的用では使い続けていました。
Ubuntu Desktopをインストール
これまではHDDのデータ取り出し用だったので、サポートの長いLTSばかり使っていたのですが、今回は最新環境が利用できる通常のタイプを使いました。
ディストリビュージョンは、これまでも使っているメジャーな Ubuntuです。
現在はUbuntu Desktop 23.04になります。
インストールだけは慣れているので、サクサクと作業。
ダウンロードしたisoファイルをRufusを使ってUSBメモリーに書き込み、インストールメディアを作成し、そのUSBメモリーから起動してインストールします。
2013〜4年製のノートパソコン3台にインストールしてみたのですが、どのパソコンでもインストール時からWi-Fiも認識するし、インストール後もすべてのデバイスが使える状態なので苦労はありませんでした。
以前はこのあたりのハードルが高かったんですよね・・・。
Windows PC並みのことができる
サクッとインストールしたあとはアプリ関係ですが、標準のブラウザはFirefoxなので、ここはChrmeを・・・と思ったら、EdgeもLinux版があった・・・ということで、両方インストールしました。
Edgeは仕事用、Chromeはプライベート用と分けているのですが、Linuxでも同様のことができる時代になりました。
そして、ブラウザアプリを使うことが多い昨今、Edgeでガシガシとブラウザアプリの設定をしていきます。
・Gmail
・Googleカレンダー
・Todosit
・Notion
・Craft
・Slack
・SharePoint
・OneDrive for Business
・iCloud
・Dropbox
と、このあたりをブラウザアプリ化してあります。
これはWindowsとMacでも同様です。
Linuxアプリをインストールしたのは下記のとおり。
・Obsidian
・FileZilla(FTPソフト)
・VS Code
・Pinta(画像ソフト)
・1Password(パスワードマネージャー)
1PasswordがLinuxで使えるのは今回知ったのですが、ますますWindowsとMac同様に使える環境が整い、感激しております。
さらに、日本語IMEのMozcはGoogle日本語入力同様なので、WindowsやMacで使っているユーザー辞書もエクスポート・インポートで利用可能ですし、各種設定も同様にできます。
WindowsとMacでは各種サービスも意識してブラウザアプリを使うようにしていたのですが、おかげでLinuxでも違和感なく使えるのでめっちゃ快適です。
Windows 11に見放されたPCの再生を見据える
今回、Linuxを改めて使ってみようと思ったのは、Windows 11のシステム要件を満たさずインストールできないPCが山のようにできるが、その使い道を探したいということからでした。
実際にインストールして使ってみた感想では、サブマシンとして使うなら十分いけるだろう、と思います。
Microsoft Officeのデスクトップアプリは使えませんが、OneDriveを利用してOfficeオンラインのアプリでWordもExcelも利用できますし、GmailやGoogleカレンダーのGoogleサービスや、OneDriveやOutlook.comのマイクロソフトのサービスも利用可能です。
NotionやSlack、Todoistなどのブラウザで利用できるサービスはブラウザアプリとして設定し、独立したアプリのように使うこともできます。
Windows 11に見放されたPCの再生用には十分活用できるものだと思います。
この記事もUbuntu Desktopで動くChromeで作成しています。
写真もiPhoneで撮影したものをGoogleフォト経由でUbuntu PCに取り込み利用しています。
> Lit.Link