Adobe CCと決別する時が来たか・・・
1年ライセンス付きのAdobeスクールの受講料が12月から値上げされるとの発表がありました。
いよいよAdobe CCと決別する時が来た、と覚悟を決めようと思います。
Adobe製品の値上げ
今年の春にAdobe製品の値上げがあり、Adobe CCは年間プラン(月々払い)7,780円/月、年間プラン一括払いで86,880円になっています。
以前は月額5,000円程度だったんですけど、複数回の値上げがありました。
AdobeやAmazonで時々セールをやりますが、それでも年間50,000円以上はかかるのが現状です。
ここ数年は1年ライセンス付きのAdobeスクールを受講するというスタイルで学生・教職員用のライセンスを購入するということをしていたのですが、これも12月から値上げの発表がありました。
しかも 39,980円から68,800円と約30,000円の大幅値上げ!
春にAdobe本体の値上げがあったので、上がるんだろうなと思ってはいましたが、一気に30,000円の値上げは驚きです。
Affinity へ移行する
以前からAdobe CCからの脱却を検討し代替を探していたのですが、Affinityシリーズを見つけ、V2になった時点で購入していました。
Affinityは買い切りのアプリで、Mac・Windows・iPadで使えるユニバーサルライセンスが15,800円で購入できます。
Illustratorのデータを読み込むことができる
Adobe CCからの移行で問題になっていたのはIllustratorの代替アプリでしたが、Affinity DesignerはIllustratorの代替として充分使えることがわかりました。
Illustratorのデータをそのまま読み込むことができるので、これまで作った資産も無駄になりません。
もちろん、100%互換ではありませんが、再利用可能な状態で読めるので移行時の負担はぐっと軽くなります。
弱点としては縦書き未対応ということですが、個人的にこの機能はあまり使わないので気にしていません。
その他のアプリ代替は?
Photoshopの代替はAffinity Photoがあります。
Acrobatの代替はWebサービスがいろいろあるのでなんとかなりそうです。
動画編集はこれからチャレンジするレベルですが、MacやiPadにはiMovieがあるし、Apple製品ではLumaFusion、WindowsではClipchamp(Microsoft 365のライセンスがあるのでフル機能利用可能)等があるので、Adobeに頼らなくてもいけます。
今使っているAdobe CCのライセンスは2025年1月までなので、それまでに徐々にシフトしながら移行後の環境に慣れていこうと準備を始めました。
手始めに仕事で使うチラシの作成をしているのですが、Affinity DesignerでIllustratorのデータを読み込んで、新たに作成してみましたが遜色ない出来になりました。
今回作成しているチラシは自前で印刷しますが、PDF化して印刷しても品質の劣化がないので、データ入稿する機会があっても大丈夫そうです。
印刷屋さんもAffinityに対応してくれるところも出てきているようですが、これから増えてくれるといいなぁ。
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