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生きているうちにやりたいコト、縄文杉トレッキングに挑戦!

昨年10月末。ずっと行きたいと思っていた「縄文杉」を観に行くことを決め、トレッキングにチャレンジ。
以前富士山に登ったことはあるがその時とは違い、特に練習なし、体力をつける何かをしたわけでもなくチャレンジ。

もう記憶が薄れてきているのでまだ記憶のあるうちに屋久島のこと、縄文杉トレッキングのことをここに書き残しておこうと思う。


縄文杉を観に行こうと思ったわけ

3年ほど前から書いている「一年でやりたい100のコトリスト」を昨年ももちろん作成していた。そしてその中で掲げていたのが「縄文杉を観に行く」という事だった。世界遺産はやっぱりこの目で観ておきたい!という事でチャレンジしたというわけ。

必ず昨年ないに達成するためにやったことは以下の通り。

①いつ行くのがベストかなど縄文杉トレッキングについて調べる。

②仲間集め。私は毎年「やりたい100のコトリスト」をSNSで公開しており、もう数年やっているといつも見てくれている人や「今年何するの?」と聞いてくれる人がちらほら。「私もこれやりたい!」という人が集まってきてくれるとぐんと達成率も高くなるのでおすすめ。

③実際に一緒に行く仲間と日程を調整、宿や交通機関の確保。粗方スケジュールを立てた。スケジュールを立てたといっても確かかなり直前でその前後どうする?などを決めた記憶がある(笑)

④トレッキングに必要なものを準備する

持ち物リスト

縄文杉トレッキングで持っていった物は以下の通り。

・登山靴(これを行き帰り構わず履いた)
・ザック(リュック)20L
・靴下
・Tシャツ
・ドライレイヤー
・登山用ズボン
・ウィンドブレーカー
・ウルトラライトダウン(ユニクロ)(特に使わず)
・折り畳み傘(使わず)
・帽子
・ゲイター(使わず)
・手袋
・現金(飲み水は途中で汲めるので特に使わず)
・携帯電話
・モバイルバッテリー
・タオル
・ヘッドランプ
・行動食
・飲料水
・ゴミ入れ用のビニール袋
・水筒
・日焼け止め
・サングラス
・カイロ(使わず)
・ウェットティッシュ
・ストック
・宿でもらったお弁当(朝ごはんと昼ごはん)

雨にも降られる可能性があり、寒いと聞いていたのだけどウルトラライトダウンは活躍せず。お天気も良かったので寒さに震えることはなかった。

大まかな縄文トレッキングのルートについて

大まかな縄文杉までのルートは下記の通り。

①私たちが泊まった宿からはレンタルカーで「屋久杉自然館前」まで
②バスで「荒川登山口」まで移動
③トレッキング開始
④なが~い「トロッコ軌道」をひたすら歩く
⑤「大株歩道入口」で一旦休憩→水汲み、トイレ休憩など
⑥ここからは山道で岩や草木を踏み歩いていく
⑦上り下りを経て「縄文杉」へ(⑥~⑦はかなり端折ってます(笑))

これはかなり大まかな流れなので実際にどうやって向かったか写真と共にこれから記録を残していく。

縄文杉トレッキングチャレンジのエピソードと結果

【1日目】

今回は3人でチャレンジ!
朝早くからトレッキングを始める必要があるので前泊のため、伊丹空港からまずは鹿児島空港まで飛行機で。

鹿児島空港付近での滞在時間は短かったけど、せっかくなのでチェーンではない可愛いレストランへ。30年ほど続いてるお店。

Alice cafe
ご飯も美味しそうでいろいろシェア!

ランチを済ませ、鹿児島空港へ戻った際にストックを飛行機に忘れたことを思い出した(笑)ちゃんとやらかす私。問い合わせてみると無事見つかったのでセーフ。しかし、ここで失くしていたら縄文杉トレッキングはかなり厳しいものになっていたかもしれないと後に振り返って思う。ちゃんと思い出せてよかった。

そして鹿児島空港から屋久島空港へ。
ついた頃にはもう暗くなっていた。とても小さな空港でスーツケースは人が運んでくる形式。

屋久島空港

空港近くのレンタカーの方が迎えに来てくれていて、車をピックアップ。
宿に行く前に空港での販売所が終了していたため、私たちは次の日の屋久杉自然館前から荒川登山口へのバスチケットを買いに特に泊まりもしないTHE HOTEL YAKUSHIMAへ。現金支払いでないといけず、ホテルの人に屋久島に来る時には新札ではない方がいいことも告げられる(ATMもないのでここで言われてもという話なのだけど)。そしてドラッグストアで次の日のための買い出しもしてホテルへ。

ホテル屋久島山荘
屋久杉自然間前

次の日が速いのでお風呂に入り、ご飯を食べ、さっさと就寝。


【2日目】
起床時間は確か4時頃だった気がする。もちろん外は真っ暗。でも久しぶりに早く寝たので身体は元気!ホテルからは朝ごはんと昼ごはんのお弁当を持たせてもらった。

屋久杉自然館前に到着し駐車。5時少し前について始発に乗れると思いきや、すでに列ができており、私たちは2発目のバスへ乗車。40分ほどバスに揺られて荒川登山口へ。

いよいよ始まるのだと嬉々とする。

ちょうどいい量だし、なんかジブリっぽくて好き!

ただまだ周りは暗いのでヘッドライトを使って道を照らしながら突き進み始めた。

荒川登山口から出発!
まだあたりは暗い

岩のトンネルのようなところや小さな滝、激しく流れる川があり、私はちょっとディズニー感があってワクワクしていた。THE 冒険という感じ。

歩き始めてから15分ほどすると周りが一気に明るくなってきてヘッドライトなしでも突き進めるようになった。(ヘッドライト活躍時間15分(笑))

トロッコ道はこんな道ばっかり!横に落ちると助けられないからね!と近くのガイドさんが言ってたので結構危ない場所。
ところどころで観れる景色が絶景!
遠くに見えるギザギザの山みたいなのは翁岳。天気悪いと見えないので貴重!


朝日が昇って景色が生き生きしてくる感じがすごく好きだった。

休憩入れつつ、2時間ほどのトロッコ道を歩いて、「大株歩道」へ辿り着き、そこで休憩。

休憩できる大株歩道入り口

お菓子を食べたり、水が汲めるのでたっぷり水を汲み、トイレも山道に入ってしまうと携帯トイレ(自分で携帯トイレを持っていく必要有)しかないので注意が必要。ちなみに私はトイレが遠いので携帯トイレを持たずに行ったけど大丈夫だった。ほか二人も携帯トイレは使っていなかったので携帯トイレに頼りたくない場合は荒川登山口(スタート地点)か、トロッコ道途中のトイレ、そして山道に入る前の大株歩道入口のトイレで済ますべし。30分ほど休憩した後に大株歩道へ足を踏み入れる。

先ほどとは打って変わってでこぼこ山道に。ただ個人的にはこのでこぼこ道の方が平坦なトロッコ道より常にどう歩を進めようか考えるから脳が忙しくて気持ちが楽だった。木の階段なんかも途中であったり、道がよくわからないところもあったが、ガイドさんをつけて歩いている方がたくさんいたのでほぼそれについていくとなんとかなった。

大株歩道を入るとずっとこんな道を昇ったり下ったり。
有名なウィルソン株♡
山崩れの跡のようなもの。自然は危険でもある。
縄文杉はもちろん私はこの大王杉も立派で好きな杉!推し杉!笑
夫婦杉。手を繋いでるように見えてほっこり♡

ところどころで座って休憩できるところがあるので都度休憩しながら緩やかに登って行った。

そして荒川登山口から5時間半ほどいったところで出会えた縄文杉。
めちゃくちゃ近くに見えるわけではなく、根っこがどこから生えてるのかわからないところにそびえ立っていた。神秘的で歴史を感じた。やっぱり私はどーんと立ってる大樹が好きだ。ずーっと自然の移り変わりを見てきたのかと思うともう言葉も出ず、ひたすら感動。

縄文杉あたりでは少し雨に降られて(ほぼミストみたいな感じ)、人混みも結構あったのである程度写真を撮って帰路に就いた。

奥にそびえ立ってる姿に感動した。
縄文杉の詳細。本当なら幹を抱きしめて写真を撮りたかったな。(よく見かける構図)
この隙間から見える縄文杉もエモい。

大株歩道は別にいいんだけど帰りのトロッコ道が一番難関。もうかなり痛くなっている足を必死に動かす。遅く動かすと痛みがじんわりしてきそうなので結構速足で歩いた時間もあった。

帰りの方が長く感じたのは気のせいか。平坦なのであまり面白味がないが、とにもかくにもなんとか歩ききってちょうど荒川登山口からスタートして10時間後に帰って来れた。

私はバスでは爆睡。その後のお風呂とご飯、その後のちょっとした3人で部屋でこじんまり飲みが最高すぎて。

しんどいことを敢えてするってこういう時間のためにあるよな、なんて思ってしまう。

【3日目】
宿で朝ごはんを食べ、飛行機は昼の時間帯だったのでそれまでは屋久島をちょっと観光。御朱印を集めていた私はワガママを聞いてもらい、屋久島神社へも行けた。

私たちが観光した場所はこちら

お土産屋さんのぷかり堂
お土産豊富だしカフェも併設されている
屋久島神社
御朱印もGET!
森の中にある雑貨店
木のモノ雑貨店 Murakami woodworks
最後のランチはこちらの「Warung Karang」
選べるランチが嬉しい!組み合わせ豊富!
店内はとってもおしゃれなのでぜひ寄って欲しい!

あっという間だったけど一生に一度は行きたかった縄文杉をこの目で見ることができて本当によかった。


縄文杉トレッキングをやってみて

もっと早くに記録に残したかったのだけど、まだ半年もたたないうちに書けて良かったとは思っている(ポジティブシンキング)。

こういう経験をするとやっぱり私は百聞は一見に如かずだし、百閒は一体験に如かず、だと思っている。(見るだけでもなく体験するまでやらない時が済まない性分)

そしてこの縄文杉トレッキングから帰ってきた後しばらく体の調子がすこぶるよかった。恐らくちょうどいい生活ができていたのだと思う。食べ過ぎることもなく、早めに就寝して、身体を動かす時間があり、お風呂にもしっかり浸かる…こういう暮らしが毎日できればいいのだけど帰ってくるとそうもいかないのが現実。

でも私はどうやら自然にたくさん触れられるところに行くと元気になるようなので年に数回でもいいから自然に触れる機会はもつようにしたい。

今回体験してみて、その場所のことをもっと知るためにその土地に詳しいガイドさんに頼ってみることもやりたいと思えた。

旅やこういう経験はできるうちにたくさんしておきたい。

次はどこに行こうかな!?

旅の行き帰りの時間も私にとってはかけがえのない時間!

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