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私は結局結婚したいのか?その答えを探しに行ってきました

noteの毎月更新が途切れぬように月末に急いで書いた「結婚の話」

有難いことにいろんな方から共感のコメントをいただいた。

あれから1ヶ月の内に実はその答えが私の中で見つかった。

これは一人ではなかなかたどり着けなかった答えだった。
ただ、答えを見つけた瞬間の私はどっちかというと「そんなこと考えてたんだ!」というより「これだったのか!」という感じ。灯台下暗しってこのことか、そう思った。
私の頭の中でいろいろな情報が行き交って自分の本音が見えなくなってたのかもしれない。

あのnoteを書いてから嬉しいことに反響を得た感覚があった私は戦闘モード。(別に戦うわけじゃないけど。(笑))
さぁ答えを探しに行くか!と意気込んだ。一人では難しそうだから…自分自身もやってるし、受けたことがあり効果を感じているコーチングをしてもらおう、と考え即予約。

世代も同じで「パートナーシップコーチング」をされているコーチにお願いすることにした。ちなみに山口さんのコーチングを受けるのは初めてだったけど、在籍していたキャリアスクールでパートナーシップ講座の講師をされていたため、それをきっかけに気になっていた。

私が受けたコーチの方の詳細はこちらから👇

山口さんは話しやすい雰囲気を作ってくださったので私も気を遣うことなく自分の中に出てきた言葉、感情をそのまま吐き出すように対話を続けた。

なぜ今のパートナーと一緒にいるのか?
今後どうしたいのか?
どういうパートナーシップが理想なのか?
一緒にいてどうなったら幸せなのか?

私の中であっちゃこっちゃ行く思考や言葉に振り回されることなく、一つ一つ丁寧に整理していくことができる、そんなセッションだったと振り返って思った。

そして私は新しい言葉でもない、自分の掌の中にあった答えを見つけた。
コーチの手を借りて再確認することができたのだ。

「私がしたいのは結婚じゃない。」

「私がパートナーとこれからも築きたいのは理想や目標に対してプロセスをも一緒に味わい、楽しみつくせる関係性(パートナーシップ)」

変な話、私はどちらかというと結果よりもプロセスが大事だと思うタイプ。
目標達成はもちろん嬉しい!けど、それを達成するまでのプロセスこそ大切な人と一緒に味わいたいと思っている。

なぜって?プロセスを経て一緒に創り上げていく人たちとの関係性が変化していくその様子がたまらなく私は嬉しいからだ。

プロセスの中では、目標達成に向けた道のりを一緒に考え、「できない」と思っているものをどうしたら「できる」になるかの作戦会議。同じ熱量で語り合い、お互いができることを全力でやり切る。そこで得られるものは誰かのレールにのっかったかろ得られたものではなく「私たちだから得られた結果」そう思える瞬間に出会いたい。そんなことを考えている自分に気づくことができた。

これは私のパートナーに限ったことではない。

理想のパートナーシップを築きたいのは仕事仲間や友人もそうだ。
私は自然とこういう人たちがいるところに自分がいたり、それができる人たちと深い関係性を築けていると感じている。

前回のnoteの終わりを書いている時は私は「自分は結婚したいから結婚のことばっかり人に聞いて回ってるんだろうな」と思っていた。

パートナーとの関係性を進めるには結婚しかない。
でも、実際のところ具体的な行動を進めようとしても私の心は満たされなかった。
むしろなんでちゃんと行動してるのに進んだ感じがしないんだろう?とモヤモヤが募るばかりだった。

それは自分の理想と違うところをゴールにしてしまってたからだと気づいた。

私がゴールにすべきは「結婚」ではない。
描く理想に向けてお互いにいい刺激を与えられる存在であり、高め合えるような関係性を築くこと、そしてそれを維持し続けることだった。

ここで述べておきたいのは、
ゴールは結婚ではない≠結婚をしない、
と私は思っている。(ちょっとわかりにくいよね。笑)

私の場合、理想のパートナーシップが築けていないのでは結婚なんか絶対無理。それなしに結婚なんて私には有り得ないのだ。順番が逆だった、とも言える。

ここでちょっと弁解しておきたいのは、私のパートナーはそれに値しない人間かというと、そうではない、ということだ。パートナーはパートナーなりに自分のキャリアを確立しているし、私が経験したことのない会社からの期待にも応じてその場その場でしっかり貢献し、結果も残している。年齢問わず周りとの関係構築も上手く、休日に元いた支社の仕事仲間から相談もされていたくらい頼りにされているようだ。(その時隣で私は感心しながらフェスのTシャツをパートナーの分まで選んでいた。余談of余談)

そう、このテーマが出てきたのは私が勝手に悩んで始まったことだった。

でも「楽しい」だけが続く関係性でいいのか?本当にそのままで大丈夫なのか?なんとなく時間だけ過ぎていく様が私には耐えられなかった。

でもよく考えたらそもそもパートナーと「どんな関係性が理想か?」なんて話はしたことがなかったのだ。なんとなく話した気になってそこをすっ飛ばそうとしたため、違和感が生じたと私は分析している。パートナーが今の関係性をどう思っているのか、なぜ私といるのか、これからどうしたいのか、そんなことを直接聞いたことが実はなかった。そのことに気付けてないのも問題だった。

コーチングを通して、今の自分ができることで何をすればいいか分かった私はセッションのその日がパートナーの家で1週間ほど過ごす1日目だったため、忘れないうちに聞いてしまおうと仕事終わりでお疲れのパートナーに「話したいことがある」と会ってすぐに話を持ち掛けた。不安がらせないようにニコニコしていたが逆効果。この空気なんかやばそう、と身構えるパートナー(笑)私も1週間のうちにどこかでと思っていたが案外ノリでいけそうだと普通の居酒屋でパートナーシップの話をすることになった。

結果、私たちは「有意義な話し合い」ができたと思っている。

その反面、話した気になってるのは危険だと思った。〇〇だと思ってたと察した気になってそのままにしておくのなんか特に危険だと思った。

この話し合いを通して、私の想いを伝えるだけではなく、パートナーの抱えてる不安な気持ちや、結婚に対する想いを聞くことができ、そして私が築いていきたいパートナーシップについても共感してくれた。

なんでもない日だけど話してよかった。

この私の勝手なモヤモヤから始まった「結婚」という二文字に対する向き合い方は今また違ったものになっている。

今までは我慢がつきもののちょっと私を束縛するもの、と思えていた。

でも、私が描く理想のパートナーシップを今後続けていくことができるなら…その先に結婚があっても違和感はないし、私は素直に嬉しいと感じ、その二文字をすんなりと受け容れるだろう。

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