自分のなりたい姿を目指している人を応援することが私の生きる軸
12月から4カ月間。
利用しているキャリアスクールSHElikesにて。
入会してからずっと他の利用者さんとはTwitterフォローだけの関係で、ひっそりと所属していた私はコミュニティを運営するコミュニティプランナー(以下、CP)を任せてもらうことになった。
4カ月間で私が感じたこと、得た気づき、思い出したことをここに記しておきたい。
私がCPをやることの目的
CPをやることはわたしにとっての「実験」だった。
部長、リーダーなどチームをまとめるポジションになったことがなかったそんな私が、自分のチームを作る時に一緒にイベントや企画を運営してくれる同じ価値観の人が集まるとどんなチームになるんだろう?どんなイベントを企画できるんだろう?と好奇心で手を挙げたというところもあった。
CPとして4ヶ月やってきたこと
19ものコミュニティがある中で私が任せてもらったのは「フリーランスコミュニティ」略して「フリコミュ」。
昨年度年末ごろに募集がかかり、今年最後に爪痕を残したい!と考えた私は勢いで応募。面談を終え、1つのコミュニティを任せていただけることに。でも任せてもらうとなると不安がぶわわっと襲ってきた。
「私にできるんだろうか…いやいや、もうやるしかない!」
そんな想いでコミュニティ運営をサポートしてくれるメンバーを募集。サポートしてくれるメンバーを集めた際の投稿がこちら👇
この時にやってよかったと思うことは「自分ができること」、「自分が不得意なこと」、「自分の価値観がなにであるか」をnoteに書き記したこと。
企業の求職者向けの募集と同じく、この投稿を読んでもらって応募してもらうようにお願いをした。サポートメンバーの方たちにも4ヶ月間プライベートと仕事と両立しながらもやってよかったと思ってもらえるように。読んでいただくことで私の価値観や私と話してみたいと思ってもらえたことが素直に嬉しかったし、ちゃんとそのまま出してよかったと思えたことだった。
募集時、絶対私のコミュニティには誰も来ないんじゃないか、と不安に思っていたが8人のメンバーが手を挙げてくれた。この経験だけでもかなり大きかったし、CPとしてこれから頑張ろう!と思えた瞬間でもあった。
私と一緒に何かしたいと思ってくれた人とこの4ヶ月どうせやるなら楽しんでやりたい!そう思った。
イベントの企画から役割分担、日程調整、、、
初めはどうやってやればいいのかわからなかったけど、6期のCPの方やサポートメンバーからもアイデアをいただきながら進めていった。
4ヶ月の間に4回のコミュニティイベント、自主企画を3回ほど企画・実施をした。どの企画においても大切にしたこと、私が運営するフリコミュの軸は「フリーを目指す人の一歩になる」ということだった。
フリーランスになるときはSHElikesなどのコミュニティに入っていないと孤独に感じることも多く、自分ひとりで進めていくのには不安になることも多い。「私なんかにできるかな。」「まず何から始めたらいいんだろう。」そんな方に向けて「絶対できる!」と自己効力感が高められ、応援し合えるコミュニティがつくれたらいいな。この軸は4カ月間ブレなかったと思う。
参加してくれた人やサポートメンバー、運営の皆さんからもたくさんの嬉しい言葉をもらえて終始ドキドキはしていたけどイベントをするにあたってはまず「企画、運営側が楽しむ」という姿勢は大切にしていた。
コミュニティのイベントをするにあたってバナー制作やワークシートの制作などサポートメンバーも初めて挑戦する場面があったけど、私自身と同じようにこの場を「実験」「経験」だと思って取り組んでもらいたかったのでどんどん挑戦していってもらった。
誰かの転換期になるかもしれない瞬間や初めて挑戦する瞬間に立ち会える、というのは私の仕事における軸かもしれないと思った。
何かを誰かと作り上げることにも楽しさを感じる自分がいた。
CPになって得た気づき
社会人になってからありがたいことに会社だけではなく、私はいろんなコミュニティに所属していた。しかし、そこには「コミュニティ」というものに疲れていた自分もいた。その場その場で人に合わせられる自分がいて、それは悪いことじゃないけど本当の自分を蔑ろにしてる瞬間が多々あったように思う。
コロナで人との約束もなくなり、家にいることが多くなる前、私は人と会うことがなくなりすぎてどうにかなっちゃうんじゃないかと思っていた。けど実際はその反対で。なんだ、意外と人と会わなくてもいけるんやと感じ、自分でも少し驚いていた。
ひとりの時間は前から嫌いじゃなかった。
でもいつも予定は詰め詰めだし、週4くらいで飲みに行ったりしてたし、自分時間が私には足りていなかったように思う。コロナをきっかけに以前よりコミュニティと距離を置くようになった。
でも今は私はその頃とはまた少し違っている。
「本当に自分がやりたいこと」を本来の自分の姿のままできるようになってきていると感じているから。それは心理的安全性が保たれたSHElikesにいることで変わってきた部分。だからこそコミュニティ疲れしていた私はCPをやってみたい!という選択ができた。このタイミングでこの決断ができてよかったと思うし、CPをやって得たものは当初自分が思っていた以上に大きかった。
そしてサポートメンバーや参加者、他コミュニティのCPの方ともかかわる中で、私がCPを経験して得た大きな気づきは「なりたい姿を目指している人を応援する」ことが私の生きる軸であり、これが仕事を選ぶときに大きな軸になっているし、今後もそうであると感じている。
CPの活動を通して部活やサークルをやっていた時の頃を思い出した。自分自身ができることが何かを考えたときにその時は声で応援することが一つにあった。誰よりも目の前で戦っているチームメイトに届くようにと毎回声をはって走り回って応援した。その中でも嬉しかったのは私の応援が欲しいと言ってくれた友人の言葉だった。自分の声で、言葉で誰かの背中を押したり、自分ならできる、と思ってもらえること。大げさかもしれないけどそこに私は生きがいみたいなものを感じていた。
いま仕事として行っているキャリアコンサルタントもこの軸に大きくあてはまる。なりたい姿になろうと決めても時に悩んだり、もうダメかもしれないと自分に自信がなくなることだってある。そんなときに第三者である私は思いに寄り添い、その人に向けた応援の言葉をかけたい。「諦めなかったら絶対できる」と。
今後のやりたいこと
今後はSHEという私にとっての安全地帯を抜けて外のコミュニティにも関わっていきたいと思う。コロナ前もいろんなコミュニティに所属してきたけどCPの経験をした今、また新しい関わり方ができるんじゃないかと思っている。
家業で関わっているコミュニティ(地域)。
新しくつくる自分のコミュニティ。
キャリア教育を実現できるコミュニティ。
自分の好きを軸にしたコミュニティ。
この他にももしかしたら関われそうなコミュニティはあるかもしれない。
これを実際にやっていこうと思うといろんなことにぶつかるとも思う。でも最終的には得るものが大きいとCPを経験した私は感じている。ドキドキとワクワクがそこにはちゃんとある。
まだまだ私は進化していける。
お疲れ様という自分や関わってくれた人たちへの感謝を持ちつつ、また新たな一歩を着実に踏み出していきたい!
それぞれ道は違うけど、みんなで一緒に新たな一歩を積み重ねていけますように。
自分の軌跡として。
関わってくれた皆さんに感謝の意を込めて。