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50代からのPOPな終活 余命25年と考えてみた12
前回の『1日の過ごし方について』の続きからになります。
あっ!どうも!ペナルティヒデと申します。
シリーズにつき途中からは厳しいよなぁと思われないよう、なるべく今回『はじめまして!』の方にも楽しんで頂けるように心かげて参りますが、やはり最初から読んで頂けるとよりこのコラムを楽しむ事が出来ますので、今回試しに呼んで頂き、一度アーカイブへのご検討も宜しくお願い申し上げます。
それでは『サッソク、ハジメチャウコトヲ、スマナイトオモッテイル』(ジャック・バウアー風)
そして…『コノパターンガ、ミナサン二、マッタクハマッテイナイノニ、ヤリツヅケテイルコトヲ、スマナイトオモッテイル…ワラ』
失礼しました…。
11:30
さぁ、スタジオに呼ばれて収録はスタート!
今回1時間番組というテイで2時間半の収録時間とさせて頂きます。
と言うのも、大体番組というのは放送時間の倍の時間で収録するのが基本なのですが、中には1時間の番組なのに深夜まで3時間4時間平気で回す番組もあります。
僕からしたらただただ疑問しか浮かびません。これぞテレビ業界が変えなくてはならない究極の無駄使いです。
だって番組の尺(時間)に収まらなかったテープ(データ)は全て使用せずカットです。そんな勿体ない事ってありますか?
それを編集する人も大変。付き合うAD(アシスタントディレクター)も大変なんです。
それが仕事でしょ?って事なんですが、だからこそこういう無駄な事は辞めて、もっと効率良く、もっと楽しい現場を収録の段階からしないと、益々テレビは減退していきます。
ただ勿体ないだけではなく、せっかく汗かいて頑張ったのにオンエア上は無かった事にされるのは、全員がうかばれないのです…。
諸悪の根源はこれを善しとしているその番組のトップ、例えばプロデューサーだったり、チーフディレクターだったり、演出だったり、監督だったり…。
この人らが考え方を変えてくれれば良いだけの事なんですがねぇ。
僕の立場で敢えて弱音を吐かせて頂けるとしだならば、視聴者の皆さんに笑って欲しくて声と身体を張り、喉を枯らせ、プライベートを切り売りしているんです。
繰り返しますが、それが僕の仕事ですし、自分で選んだ道なのですから当然と言えば当然の話なんです。
そもそもですが、身体を張らる事もなく喉も枯らさずに、プライベートを切り売りしないでも笑いを取れるだけの才能があれば良かったのですが、ご存知のようにそんな力はなかったものでしてぇ〜残念!(苦笑)
とどのつまり、オンエア時間が決まっているのにも関わらず、ハナから収録時間次第をオンエア尺の何倍も取っている事自体がやはりおかしな事ではないのかと僕は思うのです。
まぁ僕らタレントは何となく入り時間に楽屋へ入ったら本番を迎えて終わったらそそくさと帰る訳です。
ところがスタッフさん、特にADさんは誰も居ない現場に1番最初に入って収録準備をし、終わった後は最後まで残って後片付けをする訳です。
それが仕事なのではありますが、だからこそタレントや上のスタッフらで力を合わせて素晴らしい番組を少しでも早く終わらせてあげる思いやりみたいなものが大事なのではないかなと。決して手を抜くのではなく、
あくまでも終活意識が異常に高く、効率化の尊重と時短&断捨離が大好きな芸人としての意見ですのでどうぞ参考程度に読んで下さいませ。
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