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ベンチャー企業で得たことと転職について

技術もなく有名大卒でもない私なのですが、1年半くらい外資系ITベンチャー企業に働いていました。字面がすごい。
この会社に入れたのは運だけど、本当にいい経験だったと感じたので会社で得たことと転職についてのまとめを・・

そもそもこの会社に入れたのは本当に運で、もとはプロフェッショナルな人だけを集めた会社にするはずが、未経験で入った人のポテンシャルが高く急成長したために伸ばしていけそうな人を採用する方針になったので運良く入社できたのでした。

入社したら東大卒、元google社員、帰国子女、ハーフ、トリリンガル、なんか強そうな人がいっぱいいてびっくりした。
大抵の人は英語話せたし、長期休暇を取って海外旅行行くのが普通だった。すごい世界だったし最初はただただ驚いた。みんなすごい前向きでいい人。あとやたらみんな筋トレしてる。
海外チームとのミーティングは当然英語だし、エンジニアとのやりとりも英語だった。英語わからんからやべえところに入社したクビにならんよう気をつけようとだけ最初は思ってた。

ガツガツ仕事をしているうちに徐々に仕事でも認めてもらえるようになり、会社のなかでも「任せておけばよしなにやってくれる」雰囲気になり、営業事務ではあったものの、もはやなんでもしていた。やばい量の仕事をふられることもよくあったから文句を言いつつも一人タイムアタックをして楽しんでいたときもあったし、速攻仕事終わらせてサボっているときもあった。
裁量労働みたいな環境でもあったので仕事が落ち着いていたら勤務中に病院行ったりも普通にみんなしていたし、上司がいいよって言ったら夕方に帰ったりもしていた。そもそも私はほぼ毎日出社時間に間に合っていなかった。。

そんなこんなで私も成長していき、自分の仕事上の不満は意見と解決策として上司に提案できる思考がついた。(もちろんかなり論理的に伝えても必ず解決するわけではないし、ちょこちょこ爆発して上司にただの文句も言っていた)

一緒にいろんなひとと仕事をしていくうちに「安定しちゃったな、次に行くタイミングだな」と感じ、10年後どう生きていきたいかを考えるタイミングにさしかかった。
10年前なんてスマホない世界だからね。それを考えるといまは環境がだいぶ変わったし、親世代が一斉に会社を辞め社会は変わっていくのは明白で終身雇用よりも私がほしいのはどこにいてもお金を得る知識と技術だと思った。

入社して少し経った頃に日本のCEOが
「ベンチャー企業は終身雇用で働く環境ではなく、ここで得た経験をもってさらに飛躍してほしい。自分の将来の夢はうちの会社をでた人たちが日本を動かすような人材になることで、また仕事で出会いたい」
と言っていたことに度肝をぬかれたし、いまでもすごく印象に残っている。規模がやばい。
私が上司に辞めると言った時も理由を伝えると「辞められてしまうのはだいぶ困るし惜しいけど、今後の人生のうえでいい判断だとおもう」と言ってくれた。優秀だから2年後に戻ってきてねって勧誘されたけど。アグレッシブすぎる
なんの力もない大卒でもない私が、東大卒、 元google勤務というエリートそのものの上司たちにまた一緒に仕事をしたいといってもらえたのは感動があった。

転職は体力や精神的にしんどい時もあるので個人的には「自分が絶対譲れないこと」「今後どうなりたいか」「期限」を決め一気に転職活動した方がいいと思う。

転職しようと思うときは大抵いまの会社にはネガティブな気持ちがあるだろうけど、「不満だから辞める」だと次でも必ず同じ問題が出てくる。不満の理由はなんだっけと原因について突き詰める必要がある。
重要なのは1年後、5年後、、、どうなっていたいかで、この辺りを明確にしておかないと転職しても多分同じことを繰り返す。

もちろん仕事は緩くでいいですって人には当てはまらないので聞き流してね

仕事の選び方は重要で私はこの1年半で凄まじく前向きになったし、今後の社会や人生設計について考えるようになった。そうなったのは環境が大きいし、人生のなかで有限である時間を奪っていくなら私は楽しくしたいと思う。面白い人と仕事をしたいと思う。
人生で経験できることは限られてくるけど、いろんなひとと出会うことでいろんな考え方に触れられるのは仕事の魅力の1つだと思う。

私の譲れないことは「成長していける環境」で社会が多様化し、情報に対しての意識が高くなっている現状で会社も変わっていくべきだし、自分も会社も成長していける環境を重視した。
転職の面接はうける立場ではあるけど、同時に相手の情報も聞けるいい機会で疑問はクリアにした方がいいと思う。何回か失敗して気付いたけど面接の時の違和感は入社しても違和感の可能性が高いので注意した方がいいと思う。(うまく会話にならないひとなど)

質問には必ず得た経験も交えて結論から話すべきだと思うし、
ネガティブな経歴は先に自分からポジティブ、あるいは「それは失敗だった。そこからこう思って今はこうしている」と前向きに言っておけば突っ込まれることはほぼないと思う。

とはいえ私はかっちりした企業とは相性が悪すぎてほぼ絶対に落ちるから一概にはいえないのですが

こういうことを書くと意識高いとか言われるけど、もう日本は大変な状況すぎてもっと先を考えた方がいい気がする、ほんとまじで
ここに書いてあることはチラ裏の一意見なので、そういう人間もいるんですね、くらいに思ってくださいね。私はゆるく仕事をしている人はそれもいいな、とおもっています。優劣はなく自分がどうしたいか、なので
次の仕事で失敗しないように楽しくがんばります。人生はたのしみの連続です。

読んでくれてありがとう


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