台湾旅行3日目(帰国)
早いもので2泊3日の台湾旅行も今日が最終日。今日は観光の予定はない。午前中のピーチアビエーションで関西国際空港に帰るだけである。ホテルの部屋は禁煙だったので寝起きの一服を喫煙ルームで吸っていると朝食の準備が整った。
ホテルの朝食は、初日の小龍包の店以外で最も口にあった料理で、特にハムやベーコン、ソーセージが美味かった。普段は朝食を食べない私でも結構食べた。中華料理で台湾料理が一番美味いという話を聞いていたが、私が台湾で食べた料理では、ホテルの朝食が一番美味かったのではないだろうか。他に食べたものといえば、九份での牛肉麺だが、ちょっと口に合わなかった。シナモンの匂いがきつかったのである。味もイマイチだった。それ以外はちゃんとした食事はしないでずっと飲み続けだ。
私が朝食を食べていると他のメンバーも続々とロビー兼食堂に入ってきた。MsのオーナーのM氏が「昨日はどうでした?」と聞くので、「あまり盛り上がってなかったですね~」と答えると、昨日一緒に居酒屋で飲んだという台湾に何度も来ているMsのお客さんで、偶然初日に空港から台北市内へ行くバスで乗り合わせたビジネスマンが、「あそこは日曜日はあまり人がいませんよ」と言っていたらしい。その代わり、居酒屋はバドワイザーガールの格好をした女の子が給仕していたらしく、その話を前もって聞いていたら居酒屋にしたのにと、ちょっと後悔したのもである。
朝食を済ませ、ホテルで宿泊代を払うと2泊で1人2800元。ホテルから桃園国際空港までの帰りのタクシー代が250元。財布の中にはちょうど3250元入っていたので余ったお金は200元ちょっと。関西国際空港で日本円に再両替するには少額すぎる。台湾で何とかして使い切らねば・・・
帰りの用意ができてメンバー全員がロビーに集まったところでM氏が昨日居酒屋で飲み残した焼酎があったので、ホテルの冷蔵庫にサービスとして入れてあったミネラルウォーターの500mlのペットボトルに焼酎の水割りを作ってくれた。しかも焼酎と水の割合がハーフ&ハーフである。かなりアルコール度数が高い。しかも、その焼酎は私の苦手な芋焼酎だ。麦ならOKなのだが芋は飲み辛い。それでも、もらったものは飲まねばと、空港までのタクシーの中でそれをちびちび飲んでいたら30分くらいで飲み干してしまった。朝っぱらから酔っぱらいである。
空港で最後に残った200数元を出発ロビーでビールでも買って使い切ろうと思ってチェックインを終え、出国手続きをして出発ロビーへ行ってみるが、売店のようなものはなかった。仕方がなく後戻りしてカフェテリアのドリンクコーナーに行ってみると、なんとフィリピンビールのサンミゲルがあるではないか。1本120元。スーパーなどで買ったら台湾ビールがもっと安く買えるのでどうしようかと思ったが、どうしても100元札を2枚使い切りたかったのでサンミゲルを2本買って出発ロビーで飲んだ。やっぱりどこの国に行っても空港の中で何かを買うと市場よりもずっと高い。空港価格というやつか?
ピーチアビエーションMM0024便はLCCにしては珍しく時刻通りに搭乗の時間になった。行きの飛行機では窓際の席だったが、帰りは通路側だ。まあ、そのほうがトイレに行きやすいのでいいのだが・・・。座席に座り、飛行機が離陸すると間もなく酔っ払っていた私は眠ってしまった。焼酎がかなり効いていたのである。熟睡したといってもいい。目が覚めて窓から景色を見てみるとおそらく四国上空なのだろう。陸地が見えた。着陸は間もなくだ。
関西国際空港に着いて到着ゲートを抜けると真っ先にコンビニで淡麗グリーンラベルを買うと喫煙コーナーに行って、タバコを吸いながらそれを飲んだ。台北のタクシーの中で飲んだ焼酎がまだ残っていたが、飲まずにはいられない。まあ、ちょっとした迎え酒である。この辺がアル中の証である。飲酒のコントロールが壊れていた。
行きはJRの関空快速だったが、帰りは南海電鉄の特急ラピートに乗った。ラピートの中でも私はビールを飲んだ。今日は朝っぱらからずっと飲み続けである。アル中の名に恥じないだろう。家に帰ってきたのは夕方の5時過ぎである。明日の朝はまた新聞配達をしなければならない。ちょっと仮眠しようと思って区役所の横のミニストップに行って「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」を2本買い、ハルシオンを1錠それえで服用して横になった。退院早々、ハードスケジュールの2泊3日の旅行だったので体力的にも精神的にもかなり疲れていた。テレビとエアコンを付けっぱなしにして「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」を飲んでいるといつの間にか眠ってしまった。
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