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アルコール依存症治療ナビ

昨日から引き続き起きている。NHKの韓流歴史ドラマの「不滅の恋人」を見終わると日付が変わっていた。ドラマはちょうど18話で、20話で完結だったので続きが気になってYouTubeで韓国語バージョンだが、最後まで見てしまった。これは以前見た同じ韓流歴史ドラマの「トンイ」以来である。
「トンイ」は韓国MBC制作の17世紀後期から18世紀前期までの李氏朝鮮を舞台にした名君と言われる第21代国王英祖の生母の淑嬪崔氏(スクピン チェシ)をモデルにしたテレビドラマで、全60話あった。主人公のチェ・ドンイは、父親の死後、冤罪を晴らすため宮廷入りし、掌楽院奴婢→監察府女官を経て粛宗に見初められ、承恩尚宮(スンウンサングン)から淑媛(スグォン、従四品相当)、淑儀(スギ、従二品相当)、淑嬪(スクピン、正一品相当)となる。賎民の出身として貧しい幼少期を送るが、明るく努力家で、正義感が強く、知性と行動力に溢れ、再結成された剣契の存在に乗じた禧嬪らの策に嵌り、側室の位と名のみを残して宮中から追放されるが、昑(クム、のちの延礽君(ヨニングン)→英祖)を産むことになる。
ドラマを見終わって、しばらくベッドで「高僧の生まれ変わり・チベットの少年」を読んでいたら寝落ちしてしまった。起きたのは5時20分である。「高僧の生まれ変わり・チベットの少年」は毎日読んでいるのだが、毎回寝落ちしてしまったりしてなかなか読み終わらない。よくやく本の半分位読んだところ。
9時に訪問看護師さんが来て、ヘルパーさんは今週から月曜日は9時半から11時に変更になった。訪問看護師さんが帰ったあと、ちょっと時間ができたので業務スーパーに行ってきた。今日はワインは買わない。昨日、ワインを飲んでいると、急に美味しくなくなったので、今は飲酒欲求が全くない。この日記ははじめ、酒飲み日記として書き始めたものだが、いつまで続くかわからないが、断酒日記になりそうだ。ただ、24日はMさんと忘年会をやろうということになっているので飲むと思うが・・・私が尊敬している中島らもは「さかだち日記」という本を書いているが、そんなものになるかもしれない。この場合の「さかだち」は逆立ちではなく酒断ちである。
ネットでアルコール依存症治療ナビというサイトを見つけて、私と同じ年齢の男性の回復のカギという体験記を見てみた。Y・A 断酒7年(男性・51歳・農業)である。この男性は39歳のとき上司から「酒を2、3年やめろ。そうしないとクビだ」と言われた。今は農業をやっているが、当時はウエディング関係の仕事をしていたそうだ。適職だと思っていたし、業績もあげていた。上司に言われて酒をやめてみると、汗が出て、だるいのにそわそわする。離脱症状だ。一応、クリニックへ行くと、いろいろ質問されるが原因がわからない。仕方ないので「酒をやめました」と伝えると、医師は「それだ!」と納得し、「問題はお酒だ」と言われた。しかし、アルコール依存症は否認の病気である。こんな医者のところに二度と来るもんかと憤慨して帰り、別のクリニックに行った。そのクリニックでも「あなたはもう限界なので、お酒をやめてください」と言われた。しかし、この男性はまたしても否認し、「何で俺がアル中なんですか?精神科なんか行きません」と捨て台詞を吐いて診察室を後にした。どうしようもなくなり、休職し、専門病院に入院したのは43歳のとき。依存症と診断されたときはやはりショックだった。そこで断酒を言い渡される。上司から暗に退職を勧められたときもショックだった。入院中に離婚も成立しており、仕事までなくす。アル中によくある家庭崩壊も経験している。この男性の場合、断酒を継続できているのは断酒会らしい。私はこの点疑問である。私は断酒会もAAも信じない。私が思うに、仕事については、一念発起して農業を始めたのが大きいのではないか?ウエディング産業が、本当に自分がやりたかった仕事かと考えたら、そうではないと思えたそうだ。「新しい生き方を見つけた方がいい」というのはそのとおりだろう。しかし、どの道を行くかは人それぞれだ。私の場合は孤独との戦いも大きかった。孤独との戦いに関してはこのサイトにもいろいろな体験談が寄せられている。興味のある方はアクセスしてみるのをオススメする。「みんな働いているのに、私だけ働いていない」がどれくらい辛いか。
11時にヘルパーさんが来て、ホルモン炒めを作ってくれたので、昼はそれを食べながら「ココシリ」という映画を観る。ココシリはチベット高原北部の、西蔵自治区の北部と青海省の西南部にまたがり、およそ東経90°、北緯36°付近に位置する山地である。世界第3位の広さを持つ無人地帯で原始的な自然状態がほぼ完璧に維持されており、230種類を越す野生動物が生息している。モンゴル語では「フフシル (Хөх шил, xöx sil)」で「青い峰」を意味し、チベット名の「ホホシリ (ho ho zhi li)」、中国名の「可可西里」はいずれもこのモンゴル名を音写したものである。日本では、中国名「可可西里」からカタカナ転写された「ココシリ」という呼称が用いられる例が多い。近年高値で売買される絶滅危惧種であるチベットアンテロープの毛皮をめぐる密猟と、密猟者に対するパトロール活動が注目を集めている。
映画の「ココシリ」はその密猟を取り締まるために民間のパトロール隊が結成され、元軍人のリータイが隊長となって活動している姿を北京から来た記者のガイはココシリに入り、密猟者を追う隊員に随行して取材する。映画の中では密猟者を追いかける際に隊員の一人が肺気腫で倒れるが、平均標高4700mで走るなんて自殺行為だ。人もいない、金もない、装備も不十分な中で隊員たちは活動している。その資金を得るために違法ではあるが押収した毛皮を売ったりしていた。この一連の出来事を報じたガイの記事は大きな反響を呼び、1年後にココシリは国家自然保護区に指定され、森林警察の誕生とともにパトロール隊は解散、チベットカモシカの数も3万頭にまで回復した。
昼間起きているのが辛いので寝ることにするが、今日は酒なしだ。その代わりに薬を飲む。トリアゾラム(ハルシオン)0.125mgを4錠、エビリファイ(アリピプラゾール)3mgを4錠、ピレチア25mgを2錠、セルシン(ジアゼパム)5mgを2錠、ベンザリン(ニトラゼパム)5mgを2錠服用する。
トリアゾラムは1983年に発売されたベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬で、特徴は、覚醒に働いている神経活動を抑えることで、眠気を促がす効果の早さと入眠作用の強さだ。作用時間が短く、翌日に眠気が残りにくい。作用の強さは、依存性の高さにもつながり、乱用されたり、犯罪に使われてしまったこともある。ハルシオンは発売から年月もたっており、ジェネリック医薬品としてトリアゾラム錠が発売されている。
エビリファイは第二世代の抗精神病薬(非定型抗精神病薬)になり、ドーパミンの量を適切に調節してくれる作用があるため、DSS(ドーパミン・システム・スタビライザー)と呼ばれている。ドーパミンが過剰な場合はその働きを抑える。元々は統合失調症の薬として開発され、高用量では気分を抑える効果が期待される。さらには気分の波を小さくして、気分や感情を安定させてくれる。
ピレチアはフェノチアジン系の抗ヒスタミン薬・抗パーキンソン薬で、アレルギー症状やパーキンソン病の症状をおさえ、中枢神経などの抑制作用により麻酔強化・睡眠増強・解熱・鎮痛・制吐作用などを示す。向精神薬を数種服用している場合には副作用止めとして処方される。
セルシンはベンゾジアゼピン系の抗不安薬(緩和精神安定薬)である。脳のリラックス系の神経受容体「BZD受容体」に結合することで、リラックス系の神経を活性化させます。抗不安作用のほか、次のような作用をあわせもつ。比較的安全性が高く、依存性もそれほど強くない。同類薬のなかでは、作用の強さが中くらいで、作用時間は長い不安や緊張感をやわらげ、気持ちを落ち着かせ、寝つきをよくする。
ベンザリンはベンゾジアゼピン系に分類され、覚醒に働いている神経活動を抑えることで、眠気を促す睡眠薬である。作用時間が比較的長い薬になり、寝付きやすい土台を作るようなお薬になる。このような睡眠薬は、「なかなか寝つけない」という入眠障害だけでなく、中途覚醒や早朝覚醒に効果が期待できる。
眠気が襲ってくるまでパソコンを置いてあるテーブルでR&BのCDを聴きながら「高僧の生まれ変わり・チベットの少年」を読むことにする。今日はちょっと長めに読みたい。念の為にセルシン5mgを2錠追加した。現在13時46分。

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