東京旅行 一日目
今日から2泊3日で東京旅行
いつもなら博物館、動物園、水族館...観光名所を訪れるのだが、今回の旅行はひと味違う!
一日目は千葉の流山で行われる流山ジャズフェスティバルに行く
行く目的は...知っての通り、小林創さんのピアノ演奏を聴くためだ
小林創さんを知ったきっかけは星野源さん
源さんのアルバムの中の何曲かを演奏されている
そのピアノを聴いて「このピアニスは誰なのか?」から始まった
東京旅行の日程の中で小林さんのコンサートがある日を調べて、見事に子連れでも行ける昼間のイベントを発見!チケットを押さえた♡
東京に着いて荷物を置きにホテルに直行
今回のホテルは大塚駅に近い星野リゾート系列のホテル
星野リゾートは大塚という街全体を活性化しようと、街の個人商店やチェーン店と手を組んで観光客が楽しめる街作りをしている
エレベーターを降りるとご近所マップなる周辺地区が
子供が秘密基地感覚で楽しめるホテルだ
部屋は遊び心いっぱい♡
寝室はロフトになっていて階段を昇ると
お風呂もトイレとセパレートタイプ
さて、千葉の流山に向かう前に腹ごしらえ
こんな時はササッと食べられる中華が1番!
そして乾杯も♡
ほろ酔い気分で電車を乗り換えて流山に到着
流山生涯学習センターに向かう
生涯学習センターは公民館に近い規模の会場
開場時間の前から地元の古き懐かしきジャズを愛するファンが行列を作っていた
年齢層はかなり高めで、大体70才くらい?
並んでいる最中も年金の話やデイサービスの話が飛び交っていた
私達家族三人も行列に並び開場を待つ
開場されてコンサートホールを見ると
意外に前列は空いていて、後ろ側は席が埋まっていた
自由席だったので、すかさずピアノの前の席をゲット!
開演10分前
ファンのおばさまからボンボンを手渡される 笑
いつ使うのか...全く分からないまま、開演
バンジョー こちらは今回のライブのリーダー
流山が生んだバンジョー奏者
地元のヒーローの青木研さん
ユーモアたっぷりのMCで開場をわかせました♡
クラリネット トランペット サックス ドラム ベース ボーカル
そしてピアノの小林創さん(パンフレット写真左下)
ストライド奏法で力強いピアノが特徴、最近はジャズだけでなくポップスのミュージシャンと共演もしている
有名なところでは星野源さんの恋、NHKの連続ドラマ半分青いの主題歌もピアノで参加されています
と、紹介
この日のセットリストはこちら
「struttin′ with some barbecue」はルイ・アームストロングの曲
「All of me」はジャズのスタンダード
サックスの音色がとてもキレイな一曲でした
ここでステージはバンジョーの青木研さんと小林創さんだけに
デュオで「Take me out to the ballgame」
これは小林さんの十八番
ダイナミックで力強い、強烈な左手とメロディーを奏でる右手
やはりCDとは全く違う迫力!
メンバーがステージに戻り
「雲間の吊橋」
これは「over the rainbow」
大正時代、over the rainbowは雲間の吊橋と和訳されたそうです
ここでボーカルが入り、日本語でover the rainbow,雲間の吊橋を演奏
「12番街のラグ」では青木研さんがバンジョーから金属製の頑丈なギターに変えて演奏
膝に乗せて平らにしてピックらしきものを左右に動かして弾くスチールギターと紹介 相当な古い年代物。
元の曲はこちら
この動画よりもかなり速いテンポでスチールギターのミョーンという音が南の国を思わせる
爽やかな涼しい風が会場に吹きわたる
演奏後、青木研さんが、
涼しくなりましたか?
この楽器は1番気持ちがいいのは弾いてる本人なんですよね 苦笑
受付に置いておきますから、興味のある方は写真撮ったり、触ったり、弾いたりしてください。とMC
ガンガン触っても壊れませんから大丈夫ですよー笑
「アラバマ行き」ではバンジョーで汽車の音を表現
汗だくで演奏して
前半終了
後半開始の一曲目「puff」では息子がノリノリ♡
音楽の教科書にのってるんだって♪
オールディーズではボーカル入りでムード歌謡っていうのかな...日本の歌謡曲を演奏
トランペットの二井田ひとみさんはスタジオミュージシャンで演歌の前奏や間奏で男前のトランペットを吹くんです
と青木さんのMC
そこで一曲演歌が演奏されました
さっきまでと180度違う雰囲気 ど演歌 笑
でもさすが皆さんプロ!
瞬時に演歌のプロ集団に変身
楽しい時間はあっと言う間
アンコール曲は「聖者の行進」
ここだけは撮影OK
会場の後ろ側では傘を開いてノリノリの観客
私達も水色のボンボンでノリノリ♪
終演後、リーダーの青木研さん、小林創さんがCDを購入したファンにサインを入れてくれた
私も息子と連名で小林さんにサインをおねだり
そこで浜松から演奏を聴きに来たこと
浜松にもジャズウィークがあるから是非来て欲しいと伝えた
コンサートの余韻で興奮状態のまま、最寄りの駅に向かっていると、会場に帽子を忘れたことに気付く
家族には駅のホームで待っていてもらい、一本電車を見送り
私は会場に走って戻った
無事、帽子を見つけて駅に戻ると
家族が待つホームに!なんと!
小林創さんがぁっっ!
いらっしゃいました!
笑顔で私達家族のもとに近づいてきてくれて
本当に自然に気さくに話をしてくれました。
私&ジャズ旦那「今日は本当に素晴らしい演奏でした。来て良かった!今日と明後日に東京でライブがあるとネットで見たから、どちらかには絶対に行きたいと思っていました!」
小林さん「そうなんですねー!実は明日も演奏が入ってるんだけど、それは公開していないんだよね。今から〇〇〇まで移動するんだよ。」
私「そうなんですねー。お疲れのところ申し訳ありません。でもスゴイ演奏でした。」
小林さん「いや、ありがとう。今日初めて組んだメンバーだったんだよね。リハーサルは40分くらいしかやってないし。。笑」
皆 笑
小林さん「ディキシーなんてそんな感じです。笑」
私が息子に言わせようと急かしながら
私「どうやったら、そんなにスゴイピアノが弾けるようになるんですか?」
小林さん「うーん、とにかく楽しんで弾くことかな...。どんな曲でもいいから、ジャズでもポップスでも演歌でも何でもいいからその演奏を聴いて、こんな風に弾けるようになりたいって気持ちで弾くことかな。実は僕は一度もピアノを習ったことないんですよ。笑」
家族三人 驚いて「えー!そうなんですか?!」
そんな話をしていたら電車が来て
皆で電車に向かう。
私「一緒の電車に乗っちゃっていいのかな...笑」
小林さん「いいですよー、僕は次の駅で降りるので。」
電車に乗り込む。
小林さん「ところで〇〇くん(息子に向かって)はどんな曲を弾いてるの?」
息子 照れ笑い モジモジしながら
「A列車とかモーニンとか...」
小林さん「モーニン?」
笑
「そりゃぁ ませてるなぁ~」
「誰に教えてもらったの?」
息子「お父さんに。。」
小林さん「はははは、、そうかぁー まぁアートブレイキーやっとけば間違いないよ!」
息子(調子にのって)「ボビーティモンズは酔っ払いながら弾いてるんだよー」
小林さん「そっかー。でもボビーティモンズのアルバムでスゴイ甘い曲ばかり集めているクリスマスのアルバムがあって、それは僕、結構よく聴くんだよね。ボビーティモンズはそんなのもあるんだよー笑」
ジャズ旦那「あーそういえばありましたねー。そんなアルバム。へぇー」
小林さん「(息子に)どれ....手を見せてごらん?」
息子、手を見せる
小林さん「指長いじゃん!おじさんの手を見てみなよ。指、短いだろ?!」
ジャズ旦那「でも手のひら、大きいですね!だからあんな力強いピアノが弾けるのかなぁ?」
小林さん「いやいや、手のひらと強さは関係ないですよー笑」
なーんて会話をしているうちに
次の駅に到着
私「浜松にも来てくださいね!」
小林さん「浜松ね。通り過ぎたことは沢山あるんだよね。あと、サービスエリアも。笑」
小林さん、息子に「じゃあピアノ頑張って、あっ違うか、頑張らなくていいから楽しんでね!」
私「また聴きに行きます!お気を付けて。」
小林さん「ありがとう」
電車を降りて
小林さんは振り返って手を振ってくれました。
これは夢?夢なのか....幻なのかぁー!!
)((((;゜Д゜))))
もーー
本当に素晴らしいお人柄
飾らない自然体で
ざっくばらんに話して下さいました。。。。
「頑張らないで、楽しんで弾けばいい」、、、この言葉は、小林さんが言うからこそ、私達の心に響いた言葉です。
興奮状態のまま
ホテルがある駅周辺で夕飯
もちろん祝杯 祝杯 祝杯
飲みながら小林さんの話
音楽の話
演奏の話
幸せいっぱいの夜♡
心もお腹もいっぱいになって一日目終了