帰国生であることの悩み
先日、英語の期末テスト1位を取った。大学内で1番レベルの高いクラスに所属しているため、学年で1番英語ができると言っても過言ではない。しかし、そのせいで昔からの悩みが再発してしまった。帰国生であることの悩み。
私は、5歳から11歳まで6年間ニューヨークに住んでいた。幼少期に英語圏で暮らしていた、つまり英語は私の脳に染み付いているのだ。実際、小学5年生で英検準1級は所持していたし、高校2年生で当時の英検CSEスコアを更新した。
周りの帰国生は、皆英語力を活かしてレベルの高い大学に入っている。しかし、私は大学受験を頑張らなかったため今のM大学に入学した。頑張らなくても、昔から持っている英語力を使えばある程度の大学は合格できただろう。しかし、私は心理学を学びたいという願望があった。心理学科は人気でありどこも倍率が高いため、M大学に落ち着いた。
今は目標である公認心理師・臨床心理士を目指して頑張っているが、果たして正しい道を選んでいるのだろうか。私は、M大学の1年生で1番英語ができる。才能を無駄遣いしていないか。学部学科を選ばず、偏差値や知名度の高い大学に行くべきだったのだろうか。もっと、自分の英語力を活かしてキャリアを築いたほうがいいのだろうか。そんな悩みを、日本に帰国してから7年間ずっと抱え続けている。