2023年婚活の旅のしおり
序文
何でも相談屋として、いろいろ相談に乗ってきました。
もうすぐ丸5年です。
僕のキャラクターや得意ジャンル的に相談内容もある程度偏りは出ます。
そのなかでも多いのが婚活に関する相談です。
20代の男女の未婚率も、パートナーがいる率も過去最悪の数値が出ている中で、それでもなお婚活をやろうとするのは僕はとても尊いことだと思います。
色々な生き方が認められるようになってきた世の中ではありますが、やはり、誰かと一緒に生きて、可能であれば子孫繫栄というのは人間の原初のプログラムかな、と感じます。
しかしながら、現代は婚活というものが極めて難しくなってきています。
価値観の多様化のみならず、正解とされるもののハードルは年々上がり、人権意識は高くなり、命の値段はあがり、リスクは大きく、得られるものは昔とそう変わらないどころか、みたいな現状です。
婚活というものを諦めてしまった人たちの多くはこれらの婚活を始める前の世相の状態に既にもうグッタリです、みたいな部分もあるかと思います。
そんな世の中ですから、自分一人で戦うのは少し厳しくもなってきています。そのため、僕も含めた様々な、カテゴリとしては恐らく情報商材屋に該当する人間たちが婚活の戦略等々を販売するに至っています。
今回のこの記事は「こう選べ!」といった性質のものではなく、5年の間に僕が見てきた婚活困難者のあるあるから見る、躓きのタイプやそれぞれの解決方法を提案するものです。
これをやれば絶対大丈夫!みたいなものではないので、そこを期待されると少し厳しいです。僕の力不足で申し訳ない。
ただ、一方で僕は婚活戦線から退いて10年以上経過しているので、割と早期にクリアした組ではあります。一応、婚活を終わらせた実績はありますし、それなりの数のカップルを結婚まで繋げているので、そこそこは信じて頂いて大丈夫かと思います。
では、ぼちぼちとやっていきましょう。
婚活の旅のしおり
婚活とは
婚活。
これって結婚をするための活動ですけど、結構盲点がありまして。
それは多くの人が
結婚をすることが目的になっている
ということです。
これは婚活の支援事業的なものに携わっていた人ならかなり実感のある話だと思います。
結婚はあくまで貴方の人生を充実させていく手段のひとつです。
結婚した後のビジョンがないままに続ける婚活というのは、行き先のないままの放浪に等しいです。
そして放浪の旅に付き合ってくれる奇矯な人物はそんなにいません。
なので、婚活はこういうものと考えてください。
【なりたい自分を決めて、それに必要なパートナーを探す】
というものです。
ここがブレないの、本当に大事なので。
気を付けてください。
旅の注意点
簡単です。
自分の旅が上手くいってるのかいないのかをまずこまめに確認すること。
人が遭難する時は往々にして「まあなんか大丈夫だろう」と現在地確認を怠ることから始まります。
遭難に限りません。社会人ならこの状態がどれほど危険なのかはわかるはずです。大丈夫だろうをやって大丈夫なのはベテランと要領と勘の良い若手だけ。経験の少ない新人は面倒でも現在地確認を怠ってはなりません。
では婚活という旅において必要な現在地確認とは何か。
それは
・現在の自分の本音の把握
・実際に自分が相手にしていること
・実際に相手が自分にしていること
この3つをキチンと正しく把握しておくことが大切です。
設問さえきちんと自分の中にあれば、必ずタイミング次第で確認できます。
今、自分は本当にこの人と付き合っていたいのか?
自分は相手と付き合う時に何をしてあげているのか?
相手は自分と付き合うに当たって何をしてくれているのか?
そういう確認をしてください。
大丈夫そうですか?
もちろん、目的地から遠ざかっていたら論外ですよ。
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¥ 880
僕は肉が好きです。ステーキ食いたい。