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今から出来るエロ息トレーニング

【読み飛ばしても何も問題がない前段】


※ただし、僕はここは気合を入れて書いています。


たとえば、そう。

もし、息をしているだけで全身敏感体質になれるとしたら。


僕らは生きているかぎり、息をし続けています。

今これを読んでいるこの瞬間にも、吸って、吐いて、吸って、吐いて。

一回一回の呼吸なんて意識してられないから、僕らはこの呼吸というものの管理を基本的に小脳に丸投げしています。

呼吸だけではなく、バランス感覚や体温調整、心臓の拍動、そんな諸々を僕らは小脳先生に丸投げしている。いつもありがとうございます、小脳先生

ところが。

小脳先生というのはお忙しい方なので、なるべく手抜きをされる傾向があります。
一度覚えてしまった動作を半自動で出来るようにしたら、そこでお仕事終了。
自発的に動作を改善してくださることは、ありません。

本当に?と思う方は、ご自身のお箸の使い方を考えてみてください。
今、これを読まれる貴方は20歳をおそらく超えているでしょうけど、10歳の頃の自分の箸使いの腕前と現在の自分の箸使いの腕前を比較して、そこまで大きな差がありますか?いや、ないでしょう。

もし、小脳先生が常に動きの最適化を模索し続けてくれているならば、80歳のじいちゃんばあちゃんとかは飛んでいるハエでも捕まえられることでしょう。ですが、実際には世の老人たちはフガフガしながらぽろぽろご飯をこぼしています。悲しい現実ですね。


これは呼吸も同じです。

一度僕らは呼吸というものを覚えてしまうと、その時に覚えたやり方で基本的に呼吸するようになってしまいます。

運動を行うようになり、自身の身体に負荷を掛けたりする中で、運動に最適な呼吸を得たりはするけれども、それも「負荷がかかった結果、自身の身体を守るためより効率的に酸素を吸入するための呼吸」であり、「その運動行動自身に最適化した呼吸」ではありません。

例を挙げるならば、球技ではボールに働きかけるとき(投げる、打つ、蹴るなど)鋭く息を吐くとパフォーマンスが上がることが知られていますね。

しかし、特定の運動の瞬間に息を吐ききるとパフォーマンスが上がる、という素晴らしい教えを、悲しいかな、小脳先生は教えてくれません。

先人の経験的習慣がこの原理原則を発見し、それを言語化して教えとして伝え、そして我々はその教えを「意識的に練習することで」無意識に行うことができるようになります。

ここで考えてください。


「セックスを行う時に最適な呼吸法とはなんでしょう?」


ここが、僕の今回の記事を書くに至ったキッカケです。


【セックスに最適な呼吸法の説明】


セックスに最適な呼吸法を考えるならば、セックスにおける最適な身体の状態を考える必要があります。

その答えは

・脱力しすぎていない
・緊張しすぎていない
・血行が悪くなっていない

この3点です。
心理的な条件はいくつかありますが、体の状態としてはこんなものです。


そこで、この3点を満たす呼吸法を考えていく必要があります。

幸運なことに僕はこの状態を導くにあたって、ある呼吸法を知っていました。

それは空手の「息吹」です。

息吹は流派によって考え方がある程度異なるうえ、指導者自身も独自の息吹への見解を持っていたりするので、その解釈はいろいろと分かれるところですが、僕は息吹を「空手に最適な呼吸法」と考えています。

前述した3つの状態というのは、実はセックスだけではなく、人間が動いて生きていく上で常に望ましい状態なのです。

この身体状態で闘争モードに入れば格闘が出来るし。性愛モードに入ればエロエロセックスが始まる。というわけですね。


性愛モードに入るのは、本人の意識次第でありますが、呼吸法は同じです。


今回、僕はそれでもこの呼吸法をより、セクシャルな方向に特化させて全身の感度が上がっていくように少し改変しています。厳密には僕が習い覚えた流派の呼吸法ではないことも明記しておきますね。

それでは次段で具体的な手法について説明していきます。


【エロ息トレーニングの実践】(この章まで無料)


以下の動作を携帯の画面やパソコンの画面を確認しながらやると、頭の位置や視線位置がずれて上手くいかなくなる原因になることがあるので、可能であればここの部分だけ紙に書き写すか、プリントアウトして、目線の高さに紙をセットして行うことを推奨します。

1. 足幅をスネの長さ+にぎりこぶし1個分の幅にして立つ

2. 立った際に、足の外側のライン(足の小指からかかとまでのアウトライン)が左右の足で平行になるようにする。
外側のライン同士を延長しても、交差することのないように。


3. 膝を軽く曲げて、その場で軽くジャンプして着地する。
この際に、太ももの内側で体重を支える感覚があればそれで正解。

4. 骨盤の角度を調整する。
前傾したり後傾したりすることのないように。感覚としては、内臓が骨盤からこぼれ落ちない角度。もしあなたがゾンビになったときに、骨盤が前傾していたら腹から腸が落ちるし、後傾していたら、背中側から腎臓が落ちます。見栄えの良いゾンビを目指すなら気を付けましょう。

5. 頭の重さが一番軽く感じる位置を探して頭をそこにセットする。
頭を高いところに置くようにして背筋を伸ばすと見つかりやすいです。頭の中心、みぞおち、丹田(あるいは子宮)が一直線になるように上半身を作ると良いでしょう。目線は遠くを見るように。

6. ため息をつくように息を吐く
この際、ため息で出ていく息の一部が、丹田(子宮)にたまっていくようなイメージで行います。※実際には息は入りません。気感、意識の話。


7. しっかりと息を吐ききるように呼吸を重ねていく。
(はぁーーぁッ)という感じの呼吸を何度も行う。7割吐いて、3割は体に残す感じ。7割の最後の吐き切る瞬間に子宮がキュッとなるような感覚を得られてきたら大正解。全身が汗ばんだり、ぽかぽかしてきていたらだいたい上手くいっている目安。



以上が、エロ息トレーニングの呼吸法です。

実際、これはヨガや他のジャンルでも行われているでしょうし、僕がこの記事で提案しているのは実用新案のようなものです。

だがしかし、知られなければどうしようもないものなので、エロ息トレーニングと命名して広めていこうと考えています。

実際、すでにやってみた方で全身がめちゃ敏感になったって方もいます。一回やっただけなのに。でも、ここらへんは個人差ありますからね。気長に取り組んでもらえたらと思います。

実際にやって効果を感じたならば、ぜひ紹介等をしてほしいです。
#エロ息トレーニング  で感想頂けますと本当にうれしいです。

よろしくお願いします。


【注意点】


わざわざ書くまでもないかもしれませんが、健康状態に留意して行ってください。

一時的に血圧があがるので、心臓や肺に日常生活に支障が出るレベルの障害を抱えている人や、投薬が欠かせないレベルの高血圧を患っている人はやめておいた方が無難でしょう。(そもそもその状態でセックスに挑戦するのは推奨できません)

産婦人科の先生に確認しましたが、この程度の運動量であれば子宮筋腫等をお持ちの方でも問題ないという判断でした。追記すると、この程度の運動すら制限しないといけない状態なら即手術が必要なので、早く病院にいけとのことです。


以下、有料部になります。
有料部は上手くいかなかったり、これで良いのかな?という疑問が出たりしたときの回答になります。
ツイッターのDMで質問いただけたら、こちらに回答を追記していきますので、よろしくお願いいたします。

ぶっちゃけそんな高い買い物じゃないから、ここまで読んで「ほえー」と思ったなら買ってほしいです←

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僕は肉が好きです。ステーキ食いたい。