VS支配したがる人達
【はじめに】
世の中には、いるんです。
他人を支配したがる人が。
往々にして、しょぼくて。
自分に自信がなくて。
弱くて。不安で。
他人を支配することでしか安心できない人が、いるんです。
自分が強くなるしかないのに。
質問文では意味がわからないと仰ってましたね。
もうわかりますよね。そうです。
その人は貴方を支配したかっただけです。
【彼らの見抜き方】
支配を試みようとするタイプは何故それをするかというと、根本的に不安だからです。
自分の存在が無価値だと自分自身が信じているので、そうではない証明が欲しいという非常にややこしくてめんどくさい状態になっています。
そんな彼らなので、行動傾向もある程度似ています。
・気が利いていると思われるような言動をする
・自分自身を持っていると思われそうな言動をする
・距離感によっては非常に面倒見がよく見える
ここらへんです。
(書いてて自己紹介みたいになってきて憂鬱ですが、僕自身もまたその資質を持っているのだろうな、と思うので気を付けよう、と自戒する)
なにせ、支配を試みようとする程度には自己有用感も高い人間なので、社会性はそれなりにあったりします。
見抜くのは難しく感じるかもですが、よく見ればわかります。
それは特に、貴方に何か優しい行動で働きかけをしてきた時に見えます。
「○○しといたよー」
ここです。コイツが超大事なシグナルです。
その○○を貴方が望んでいたか。
ここに注目してください。
彼ら支配試みるマンたちは基本的に極めて独善的です。
なので、彼らが提供する優しさも彼らの基準に基づいていて
『相手が本当にしてほしそうなことに関しては無関心』
という傾向があります。
一度、怪しいと思ったら何か頼み事をしてみましょう。
その頼みごとに対して、頼んだ通りの結果が出ればノープロブレム。
でも、何も断りを入れずに気を利かせた風のアレンジが入った結果が出てきたら限りなく赤に近い黄色信号だと思ってください。
【支配の手口】
以前にこんなのを書いたことがあります。
支配という行為は、依存と似ているところもありますが、大きく異なるところがあります。
それは支配してくる側は依存させてくる人間と異なり、支配される側の反抗の意志があっても言うことを聞かせようとしてくるところです。
まだ穏便なんですよ、依存の方は。正直。
なにせ、最終的な自発意志は残してくれてるでしょ。
「そう思うように仕向けてる」という一種の醜悪さは正直、ありますよ。
それでも相手の意志そのものに関しては一応、意識してるわけです。
ところが、支配はそうじゃないんですね。
相手の意志にお構いなしに自分の意志を通そうとしてくるところ
ここがすっごく悪質。
何が悪質って、相手側にかかるストレス量が段違いです。
本当はこうしたいけど、とかそういう気持ちを全部無視したりしますし、なんでそんなこと言われないとあかんの?みたいな気持ちも全部踏みにじります。
でも、不思議じゃないです?
支配しようとしてる人と、されかけている人。
この関係性を相談された第三者として考えてみてほしいんですが
なんでそんなことになってんの?
ってなりませんか。
どう見てもさっさと関係性を切れば良いじゃないですか。
でも、そこには切れない事情とかが埋まってるんですね。
だから悪質なんですけど。
じゃ、そこを考えてみましょうか。
・彼らにとっての勝利条件
何するにしても、ここをまず決めないと話が始まらんですね。
彼らの勝利条件は、相手が言うことを聞く状態にする、です。
なので、支配の手法の一つとして依存させる、とかももちろんあります。
ただ、依存状態以外にも言うことを聞かせる方法はいくつかありますね。
・逆らうと酷い目に遭うと学習させる
・断ることは悪いことだと思い込ませる。
・関係がもたらす正当性(親子や恋人)を用いる
ここらへんです。
なので、彼らはこれらの方法を用いて、どうにかこうにかこちらに自分の言うことを聞かせようとしてきます。
もちろん、この説明でもうわかる人はわかるとは思うんですが、具体的にどんなことをしてくるかを列挙することで、「これもかよ!やられたことあるわ!」となったりすることもあるかと思うので、ちょっと書いていきますね。
書いてみたら思いのほか具体的になりすぎたので
・具体的なやりくちあれこれ
さあ、それではいきますよ。
基本的に先ほどの勝利条件を満たすためには対象に
恐怖
罪悪感
もしくはその両方
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僕は肉が好きです。ステーキ食いたい。