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熊本~阿蘇~やまなみハイウェイ~別府|2021/3/14

輪行旅を積極的に始めてから、行ってみたいと憧れていたルート。天気が良かったので行ってきました。

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今回は山岳コースだったので、少しでも荷物を減らそうと工夫して、フレームバッグだけに荷物を収めました。

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ほんとに登りが多いので、無理をしないことと、ビューポイントで積極的に止まって、休憩することを意識しました笑

出発前日まで、服装にとても悩みました。出発地点の熊本は7℃。阿蘇付近は10℃前後。ただ山の上はどうだろう。後半の由布院は15℃超。
 結局、登りは暑いだろうと考えて、夏用ジャージ+アームウォーマー+半袖冬用インナー+二―ウォーマーに、頂上や下りに備えてウィンドブレーカーを持っていきました。
 これが大正解。やっぱり登りは暑くて、冬用インナーでは少し暑いくらい。実際に阿蘇山の長い登りでは途中で脱ぎました。でも峠の頂上とかは日中も5℃を下回っていて、そんな中でのダウンヒルだったので、ジレじゃなくてウインドブレーカーでちょうど良かったです。脚は少し寒かったけど、我慢できました。



まずは熊本城をチラッと見てから出発です。

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市内を抜けるまでは交通量が多く、また飛ばしてる車が多くて気が抜けませんでしたが、ちょうど熊本市から菊陽町に入った辺りからだいぶ走りやすくなりました。
 と、この辺りで「野焼き」のため通行止めあり、という道路情報が。結局通行止めは大観峰の辺りだけで、ルートにはかぶってなかったのですが、今日はあちこちで野焼きに遭遇しました。野焼き三昧。

開通したばかりの新阿蘇大橋を渡っていよいよ阿蘇へ。かなり高いところを通っていて、ビビりました。

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今回、阿蘇山へは、車が少なそうなルートを探したところ、地獄温泉経由が良さそうだったので、選択しました。地獄温泉は土砂崩れから、最近ようやく通行止めが解除されたようで、道は荒れてましたが、車が少なくマイペースに走れました。

途中で見た滝。

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そしていよいよ林を抜けて、阿蘇吉田線に合流です。

上は言葉にできないくらいの絶景だらけでした。とにかくスケールが大きいです。パノラマです。遠くの山々が霞んで見える。
 ちなみに思ったよりもあまり車やバイクは少なかったです。

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阿蘇吉田線の頂上の草千里ヶ浜。写真で切り取ってしまってますが、360°こんな風景の中走れるんです。

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ちなみに阿蘇の入り口からここまでで、14キロ800mアップくらい。久々に1時間近く登りました。
 ここからは阿蘇市内に向かって一気に下ります。

その途中でいよいよ野焼きしてました。初めて野焼きしている現場を見たのですが(普段は野焼き後の風景)、迫力が凄かったです。
 そして、道路のすぐ脇が燃えてる中、走るという貴重な経験もできました。さすが火の国!(写真でも火が出ているすぐ脇に道路があるのが分かると思います)

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阿蘇ではあか牛が食べたくて、でもあまり昼ご飯で時間をかけられないので、かなりリサーチして、「よかよか亭」という、席が結構多い、精肉店かつ焼肉店に行きました。
 あか牛丼はとても美味しかったです。赤身の柔らかいお肉です。

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この時点で景色も食事も満腹。まだ半分も来てませんが。。。

ここからは、いよいよやまなみハイウェイです。まずは城山展望所までの、軽めのヒルクライムです。
 阿蘇市内を一望できます。こちらでも野焼きしているためか、ちょっと霞んで見えますね。

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その後は、再び野焼き中の草原を抜けます。

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ここまでは良かったのですが、次の牧ノ戸峠の長めの登りでペースダウン。ハンガーノックとか足が攣ったとかではなく、単純にパワーが出せなくなってきました。
 ここですでにTSS300。

なので、ビューポイントを見つけては止まって、写真を撮りました。

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12キロの登りをこなして、ようやく峠に到着。気温4℃で、天気も若干悪くなってきました。

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でもここからがやまなみハイウェイの景色が良いポイント。普通に下っている分にはあまり気づかないのですが、後ろを振り返ると絶景が。
 真っ直ぐな直線と、遠くに霞んで見える山々。阿蘇は抜けたのですが、やっぱりスケール大きい景色でした。

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アップダウンをフラフラとしながらこなして、湯布院へ到着。下りで身体が冷えたので、喫茶店で休憩です。店内から由布岳がよく見えます。天気も回復傾向です。

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ここから最後の由布岳の登山口まで、6kmのヒルクライムです。
 と、またしても野焼き!今日はある意味でアタリの日ですね。

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思っていたよりも斜度の緩い登りで、助かりました。
 そびえ立つ由布岳。野焼きと相まって、迫力ありました。

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最後は別府までの15キロ以上のダウンヒルをして、温泉へゴー。

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市営なので入浴代250円と格安です。
 ただ風呂に入るときに気づかなかったのですが、こちらの温泉は、身体を洗う時に、蛇口のお湯ではなく、湯船のお湯を使うのが主流だったようです。市としても水道代がかからないので良いとのこと。
 おじさんたちは湯船の脇に座って、身体を洗っています。その横で、温泉に浸かるのは、何とも新鮮な光景でした。

ということで、別府駅に無事到着。最後にお土産を買って終了。
 ちなみに、特急ソニックで小倉まで行って、そこから新幹線で帰ったのですが、ソニックのデッキには輪行袋を置けそうなスペースが結構あって、助かりました。

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阿蘇山とやまなみハイウェイをどちらも走るという欲張りなプラン。さすがに疲れましたが、絶景ばかりで、最高のライドでした。阿蘇山はまた走りたいな。



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