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上五島サイクリング|2021/12/11

前々から行きたかった長崎の五島列島へ行ってきました。

ログはこちら(サイコンのバッテリー残が心もとなかったので、お昼ご飯時に電源を落としていたら、それ以降のログも落ちてました)。

https://www.strava.com/activities/6370466486

ルートはRide with GPSから

五島列島というと、福江島が一番有名でアクセスも良いかもしれませんが、知り合いに聞くと、上五島の方が良さそうだったので、そちらへ伺ってみました。

今回は博多駅まで輪行し、博多港から野母商船のフェリーを使って上陸。前日の夜23時45分出発で、6時前に青方港へ到着です。


フェリーは寝台を予約しましたが、カプセルホテルみたいな感じで、流石にぐっすり寝ることはできず。それでも正味4時間くらいは寝れたので、眠気まではありません。


青方港に到着してから、まずは帰りに使う予定の有川港まで向かい、コインロッカーに荷物を預けました。
 ちなみにコインロッカー、帰りに荷物を受け取るときに確認しましたが、他に利用客はいませんでした。


改めてリアルスタート。まだ真っ暗な中、有川からまずは島の東部を南下します。島の東部はアップダウンがあり、かつ見どころはあまりないという事前情報だったので、元気で暗いうちに消化する作戦です。
 とはいうものの、普通に明け方の空がきれいで、すでにテンションマックスでした。そういう意味でも、島の東側を走っておいて良かったです。


徐々に明るくなる中、島の南部にあたる奈良尾に到着。ここから島の西部を北上します。一応奈良尾から長崎にフェリーが出ているので、こちらで帰ることもできます。
 北上を始めた途端、綺麗な海が次々と目に飛び込んできます。特に桐という地区のあたりは、とても綺麗でした。
 また、通りすがりに目にした教会も、よくわからないながらも写真に収めていきます。


途中で若松島という別の島に渡って、そちらの龍観山という高台からの景色も楽しみました。


再び元の中通島に戻って北上を続けます。海を見たり教会を見たり。この辺りは平坦で走りやすい道です。
 と、ここでも気づいたのですが、やはり長崎県は自転車に優しい。9割くらいのドライバーはかなり余裕をもって抜いてくれます。対向車線に丸々はみ出て追い抜くのがデフォルト。また、対向車が来ていないことが確認できるまでは、ちゃんと待ってくれます。
 西日本各地を走りましたが、長崎ほど顕著にそれがわかる例ってないんですよね。後、他県に行っても長崎ナンバーはそういう風に追い抜いてくれる割合が高い気がします。
 サイクリングツアーを推進するなら、立派な観光資源だと思います。


一旦、朝フェリーで到着した青方へ再度戻ってきました。島の南半分を一周した感じですね。
 次は島の最北端を目指します。灯台があるらしい。

この北に向かう道が結構きつくて脚を削られました。朝イチで走った東部と同じく、アップダウンの連続です。山が海に迫り出しているタイプの地形なので、平坦はほとんどありません。
 でもその分、眺望もかなり良いです。


そんなこんなでアップダウンをこなして、北端に到着。津和崎灯台というちいさな灯台がありました。
 後は椿公園というのがあったのですが、ヤドリギ被害を受けて、大規模伐採した後だったので、少し寂しい感じになってました。


ここで折り返して、再度有川へ向かい、お昼ご飯にします。
 有川に入る手前で、蛤浜という綺麗な浜辺に寄りました(ヘルメットは砂だらけになりました)。入り江っぽくなっているので、かなり遠浅な砂浜ですね。

お昼ご飯はご当地グルメということで、五島うどん。コシがあって、とても美味しかったです。
 本当は地獄炊きという、釜揚げうどんみたいなのが定番のようなのですが、熱くて食べられなかったら大変だと思って、普通に肉うどんにしました。地獄炊きは家で楽しんでみます。


残すは20kmちょっと。最後に隣の島にある世界遺産へ向かいます。
 その途中で、やはり綺麗な浜辺に立ち寄りました。ハマンナという穴場スポットみたいです。確かにアプローチがちょっと狭い道だったので、あまり人は来ないのかも。

その前と後に見た海も綺麗でした。


上五島町にある世界遺産は、潜伏キリシタンの関連遺産。頭ヶ島天主堂です。事前に連絡しておかないと中に入れないとのことだったのですが、普通に見学できてラッキーでした。

今日は沢山の教会を見ましたが、どれも違った外観で、見応えがありました。個人的には岡の上に建っているタイプの教会が好きでした。

折り返して有川まで戻り、ライド終了。ここからフェリーで佐世保に渡ります。
 この1日でフェリーに揺られまくったからか、家に帰った後も地面が揺れている感じが抜けませんでした。

佐世保からは特急と新幹線を乗り継いで、山口に帰りました。

なお、備忘録的なメモとして。佐世保から博多までは、特急みどりに乗車しました。
 前回利用した際とは違うタイプの車両だったようで、以前はデッキが広くて輪行袋を余裕で乗せることができたのですが、今回はデッキがそれほど広くなく、最後尾の座席の後ろにギリギリ乗せることができました(グリーン席利用)。
 783系と787系があるようで、今回は787系だったようです。


今回の旅は、純粋に島だけを走るライド。他の旅だと目的地までのアプローチとか、消化するだけの距離があるのですが、今回はそれがなくて、走り始めから終わりまで、とても満足でした。
 また、綺麗な海、綺麗な道、ちょっと違った文化、船での出入りと、非日常感に溢れてました。

次はどこに行こうかな。

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