Cervélo CaledoniaのPRに惹かれたので紹介します(買いませんが)
(トップの画像は、東商会さんより)
コロナの影響か、それによりツール等が延期になった影響なのか、発表が例年よりも遅くなっていましたが、新製品の発表が続いていますね。
世間的には、Tarmac SL7が注目かもしれませんが、その陰で?一足先に公開されたCaledoniaのコンセプトにかなり魅了されたので、そちらの紹介をしたいと思います。
Caledonia プロモーション動画
定番のライドのための新しいバイク
走行距離が3桁の大台を超えると分かっているなら、バイクはやっぱり"Caledonia"(カレドニア)です。
長距離のライドでは、滑らかな舗装路もあれば、脇道のひどい舗装、短いシングルトラックや裏道がつきもので、地域によってはストラーデ・ビアンケばりのエリアがあったりもするでしょう。そこでCervéloは、それらすべてを難なくこなして、130kmの地点でいきなり土砂降りに見舞われたときのためにフェンダーも取り付けられるバイクを作りました。
Cervéloでは、ロードバイクがエネルギーをつぎ込んでスピードを出すためだけのマシンとは考えていません。それはいわば魂の一部であり、世界観や理想とする暮らしを反映したものなのです。それは公園の芝生を突っ切ることであったり、左側のダートロードがどこに通じているか確かめることだったりします。そんな今どきのサイクリストのためのバイクがCaledonia-5です。
ライド後は「最高」の一言に
寝坊、補給食の買い忘れ、メーターの充電ミス、洗濯出来ていないジャージ、何とも言えないジャージの組み合わせ...
走りだせばパンク、エネルギー切れでの失速、突然の豪雨...
長い長い1日のロングライドの中で、何度「最悪だ」とつぶやいても、ライド後は思わず「最高だ」と。
そう思わせてくれる最高の相棒になるでしょう。
僕はこれを見て、読んで、日ごろ自分たちが楽しんでいる楽しみ方だ!と共感しました。僕自身も、競技から少し距離を置いて、純粋に自転車に乗ることを楽しみたい、100km超のライドを楽しみたい、と思うようになり、Domaneを選びました。
多くの方がロードバイクに乗るようになり、一生懸命練習したり、グループライドを楽しんだりするようになりました。一気にすそ野が広がったといえるでしょう。
一方で、自転車の本体はどうでしょうか。思うに、高性能なマシンの開発競争が中心で、多くのユーザーが取り残されていると感じます。
「みんなよりも速く楽に走りたいけど、そんなにレーシーじゃなくてよい」
「レースには出ないけど、高性能なバイクに乗りたい」
「一台で色々な楽しみ方をしたい」
「妥協はしたくないけど、とがりすぎたバイクには乗りたくない」
こうした幅広いニーズに応えることができるバイクだと思います。こういうバイクが増えて、こういうバイクに乗る方々が楽しめるグループライドとかが盛んになると、もっと自転車界が賑わう気がしています。
Pelicansでもそういう活動をしていきたいですね。