【トレジャーボックス・オブ・ニンジャ】DIY-004「フォクシーレディ」
これはニンジャスレイヤーTRPGの公式NPCデータ集【トレジャーボックス・オブ・ニンジャ】をまねて作られたユーザーのDIY記事です。良識の範囲内で自由に記事内のデータを使用していただいて構いません。
フォクシーレディ(フリーランス)/Foxy Lady
香港に本社を置く生体インプラントLAN端子の世界的メーカー『スゴイテック社』のエージェントニンジャ。同社はハッカー御用達と言われる性能の高さと信頼性を持ち、ファイアウォール機器なども評価が高い。
スゴイテック社は独自技術を多く持つため明確に自分から敵対勢力を作らない方針ではあるが、メガコーポとして当然ニンジャ武力を持っておりその一員がフォクシーレディだ。
◆フォクシーレディ (種別:ニンジャ)
カラテ 10 体力 10
ニューロン 7 精神力 9
ワザマエ 7 脚力 6/N
ジツ 4
攻撃/射撃/機先/電脳 12/7/6/6
回避/精密/側転/発動 12/7/8/11
◇装備や特記事項
▶テッコLV1、▶ヒキャクLV1+▷ブースターカラテユニット
真っ赤なスーツ(伝統的礼装)、金縁の丸メガネ(ブードゥー)
☆カトン・ジツLV3 ★カトン・パンチ
◉◉タツジン:カンフーカラテ(ボックスカラテ)、◉近接特殊ステップ、◉ニンジャアドレナリン強化
◉知識:ファッション、◉知識:高級嗜好品、◉交渉:誘惑、◉交渉:駆け引き、◉交渉:欺き
しなやかな最新鋭サイバネに置換した四肢を真っ赤なスーツに包み込む彼女は、キツネ・ニンジャクランのソウル憑依者であり、クランク回転めいた素早いサイクル連打を特徴とするカンフーカラテやキツネ・ニンジャクラン由来のカトン・ジツを用いるものの、本人はどちらかといえばビジネスマンとして交渉や折衝で物事を解決することを好み、カラテは最後の手段であると考えている。彼女は現在の上海市にあたる地域の出身であり同じ中国のメガコーポかつ、さらには基本的に敵を作らない、という考え方が気に入っているためかスゴイテック社に所属しているようだ。
とはいえ決して完全に善良ではなく、メガコーポのエージェントとして汚れ仕事にも抵抗がないが、ことさら邪悪でもない。例えば、あなたが酒を飲んでいる時に彼女は気軽に近づいてきて、一緒に酒を飲み、割り勘といいつつあなたよりも多めに代金を支払って帰るが、それは善意からではなく打算であって、あなたに『いいやつ』だと思わせておいて利用するためであり、機が来れば容赦なく切り捨てるような人物であり、あまり信用できない。
ダッキ・ニンジャ/Dájǐ Ninja
フォクシーレディの正体はかつて妃として殷の紂王を惑わした美女『妲己』ことリアルニンジャ『ダッキ・ニンジャ』である。同時代のリアルニンジャたちの中ではさほど強力ではないものの奸智と策謀に長けたダッキ・ニンジャはあえてモータルの王を表に立たせ、自身はそれを陰から操り『酒池肉林』の有名な故事の元となる暴政と放蕩に溺れたものの最終的には周の武王によって紂王と共に滅ぼされた……とされていたが、実際には四肢を失う負傷をしながらも生き延びており、長い間世を忍び隠れ潜んで傷をいやしていた。
しかしながらあまりに深い負傷はニンジャと言えどもすぐさま回復できるものではなく、その活動を再開したのは1920年ごろからである。当時欧州列強によって東アジアの金融ハブとして急成長していた上海の裏社会に目を付け、人の欲望に付けこみ甘い汁をすすったものの結局、全盛期の力を取り戻すことはできず、やがてサイバネティック技術が発展すると、ネオサイタマに渡り四肢を完全に置換し、今に至るようだ。(世界的生体LAN端子メーカーのエージェントでありながら生体LANを導入していていないのは、あくまで機能を失った四肢を代替できればいいからであり必要以上に体をサイバネ置換したくないからだ)
◆ダッキ・ニンジャ (種別:ニンジャ)
カラテ 5 体力 27
ニューロン 13 精神力 21
ワザマエ 10 脚力 5/N
ジツ 6
攻撃/射撃/機先/電脳 6/11/13/13
回避/精密/側転/発動 13/11/10/21
◇装備や特記事項
伝統的礼装、豪奢な宝飾品(ブードゥー)
☆カトン・ジツLV3 ★カトン連打 ★カトン・ボール ★★グレーター・カトン・ジツ
☆◉発火能力者 ★★★◉半神的存在 ◉◉グレーター級ソウルの力 ◉◉アーチ級ソウルの力
◉ニンジャソウルの闇 ◉邪悪なサディスト
◉知識:高級嗜好品、◉交渉:誘惑、◉交渉:駆け引き、◉交渉:超然、◉交渉:欺き
付録:ユウジョウ判定表:フォクシーレディ
ユウジョウ表
最重視するパラメータ:【名声】
親密度1:「ドーモ、スゴイテック社のエージェント。フォクシーレディだ。
まあ、どういう付き合いになるにせよ、ほどほどによろしく頼むよ。
ところで一杯どうだい。私は洋酒が好きなんだ」
親密度2:「ふむ、口だけのサンシタってやつじゃないようだな。
私も結構こういう稼業は長いんだがホラ、ニンジャといってもピンキリでね。
よし、いい気分だからアーリータイムズのグラスを二人分。これはサービスさ」
親密度3:「なかなかやるじゃないか。君とはあまりやりあいたくないな。
今日の夜、クルボアジェのXOを飲むときにでも、ひとつ。君が私の
味方になるよう祈っておこう。で、いつものごとく君もどうかな?
たまにはコニャックだっていいだろ?」
親密度4:「……なにって。これはボウモアだよ。特別な時にはこれを飲むって決めているんだ。
いいだろう? 君と私の仲なんだから」
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