ライブペイントのドーブル
こんにちは、ぺこりんと申します。
今回は、最近使ってて案外強いなと感じている
ライブペイントのドーブル
のデッキをご紹介します。
1.デッキコンセプトの簡単な説明
手札にある基本エネルギーの種類の数だけ火力が上がるライブペイントという技を持つドーブルで戦います。そして、手札にたくさんの基本エネルギーを集めるために、ワタシラガの特性わたはこびを使います。
ドーブルとワタシラガの性能は以下の画像をご覧ください。
2.強み
ドーブルの最大火力は300ダメージです、非ルールとしてはトップクラスの火力を出すことができます。また、技に必要なエネルギーが無色2つなので、ツインエネルギー1枚で技を宣言できる点が使いやすいです。
また、デッキの軸であるドーブル・ワタシラガ・ヒメンカが全てレベルボールで持ってこれる点も強力です。かなり安定して場を作ることができます。
非ルール大火力の比較対象として、連撃カラマネロが挙げられます。あちらは攻撃をした後に火力ソースとなる連撃カードを山札に戻してしまいますが、ドーブルは見せるだけでいいのです。「次もこの火力が出るぞ?」と圧をかけることで、マリィやリセットスタンプの使用を強いることができます。
3.弱み
強みは300ダメージ出ることと上記していますが、それは弱みでもあります。VMAXをワンパンすることができません。
もう一つ、エネルギー加速手段が乏しい点はかなり弱点です。溶接工やモココはまだ使えそうではありますが、デッキの枠もベンチの枠も明らかに足りません。
この二つの弱点を踏まえた上で、上に載せたデッキの解説をしていきます。
4.デッキ解説
私が使用している60枚をご覧ください。
全てのカードの採用理由と枚数を書いているとキリがないので、重要なところに絞って解説します。私が解説しなかったカードのついてご質問があれば、気軽にコメントください。
ワタシラガ4枚
他のドーブルデッキの記事やツイートを見ると3枚だったり2枚だったり、ヒメンカも3枚だったりする構築が多いのですが、私はフル採用です。安定してVMAXをツーパンする火力を出すには最大枚数必要だなと感じました。
フーパ
キャプチャーエネルギー1枚で攻撃できるカードとして1枚採用しました。リストを見ればわかりますが、このデッキのドーブルはツインエネ4枚が切れるとほぼ攻撃できません。だからドーブルで半端な攻撃をする余裕はないので、ダメージ調整で小突く役割として最適と考え、フーパを採用しました。
ミュウ
最近は連撃ウーラオスが少ないと聞きます。また、ミュウを1枚入れたところで連撃ウーラオスには勝てません。しかし、フーパの解説でも記載した通り、ドーブルの攻撃回数が非常にシビアなので、サイコパワーをダメージ調整として使うために採用です。
スーパーボール2枚
わたはこびで山札の基本エネルギーをごっそり抜いていくので、山札のポケモンの濃度が上がるため、意外と使いやすいです。また、スーパーボールを強くするためにポケモンを多めにしようと思って、ワタシラガを多めにしたりヤレユータンを入れたりしてます。
ふつうのつりざお2枚
HP90以下が多いのでレスキューキャリーがかなり強く使えそうですが、それよりも基本エネルギーの回収が優先的だと考え、つりざおにしています。つりざおとキャリーを1枚ずつにしてもいいかも知れません。なんなら私もそうしていた時期がありました。
げんきのハチマキ2枚
HP160,190,220,310ラインのポケモンを倒すのに便利なので採用しました。
各HPラインの代表としてはデデンネGX、3点乗ったガラルファイヤーV、ザシアンV、マホイップVMAXが挙げられます。ただ2枚必要かは分かりません。
基本エネルギー各1枚
きょだいなかまどを利用できたら強いから炎エネルギー2枚とか、ワタシラガの技を使う択を考慮して草エネルギー2枚にしている方もいらっしゃいますが、私はキャプチャーエネルギーで攻撃できるフーパやミュウを採用したので、全部1枚だけで大丈夫になりました。
5.戦い方
何度も言いますが私の構築はドーブルの攻撃回数がかなり限られているので、できれば相手のポケモンを1体倒すのにドーブル2体を使いたくありません。フーパやミュウの技を利用してHPを調整し、げんきのはちまきも活用して、ドーブルの攻撃1回で倒せるように調整します。
先1でドーブルにキャプチャーエネルギーをつけて、先2も手札にキャプチャーエネルギーがあれば、ドーブルの攻撃回数が1回増えるので多少余裕ができますが、割と珍しいラッキーパターンなので、狙いすぎない方がいいですね。
基本エネルギーの枚数とツインエネルギーの枚数がほぼそのまま最大火力と攻撃回数となるので、対戦開始直後から枚数を把握しておくようにしましょう。
あとは、入れ替え札がUターンボード1枚だけなので、ヤレユータンでスタートするとかなり鬱陶しいです。ツインエネルギーを大事にできる便利な1枚ですが、使ってみて邪魔だなと思ったら抜いちゃっていいと思います。
数人で調整しているわけではなく、対戦回数も膨大とは言えないので、はっきりしたことは言えませんが、なんとなくの有利不利だけ記載しておきます。
有利→ジュラルドンVMAXを除く一撃系統、ブイズのVMAX、黒馬(自分先攻に限り)
不利→連撃ウーラオス、三神系統、ルカメタザシザマ
6.まとめ
いかがでしたか?
ライブペイントはかなり強力ですが、エネ加速の面が明確な弱点となります。しかし、それをカバーしたデッキ構築と戦い方ができれば、本当に強いです。
強みと弱みがどれほど伝わったかわかりませんが、もし興味を持っていただけたら、是非使って欲しいです。
なにより高額カードが1枚も入っていません。ミュウが性能のわりには高額かも知れませんが、連撃ウーラオスへの勝率が0%になることが許せるのであれば選択肢はかなりたくさんあります。
公式サイトのカード検索で「たね、技が無色エネ、HP上限90」で検索すると代用がいっぱい出てきます。連撃ルチャブル、おんがえしシェイミ、ちいさなおつかいチリーン、いちゃもんモルペコあたりは結構面白そうです。
以上、ぺこりんでした。