その撮影は能動的か、受動的か?
そこに誰かがいたであろう/いるように感じる「気配」をとらえたとき、心が動くときがある。
気配とは、微弱な電気が人や物質に静電気帯電する現象がその正体なのではないかと言われているそう。
逢ったことが有る、無い関わらず、気配を感じたとき、誰かのことを想いながらシャッターを切る。それは自らの意思で撮っているつもりでも、撮らされているのかも知れないなぁと、撮った写真を見返してふと思った。
感じたこの気配は、幽霊などの怖さではなく、眼差しがあたたかな、包まれるような心地よさだった。
朝からなんだか
いい瞬間に立ち会えて、幸せ。
shoot on Leica SL2S