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税を知る

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#税金

感染防止協力金がもたらす今後を予想してみる。

時短営業などにより飲食店に支給されている協力金。 固定費(主に家賃)の大小により全く足らないお店、充分に足りているお店が出てきているのが現状です。 この協力金は会社であれば法人税、個人事業であれば所得税の課税対象となります。そのため、利益が出ていれば納税という形でいくらかを戻すことになります。 しかし、課税されない税金もあります。 『消費税』です。 これについて、2年後に起こりうる問題を予想してみました。 事業をやられている方は特に読んで頂きたい内容になります。

年末調整が年々複雑化~所得金額調整控除って何?~

今年もあと1ヶ月。 会社勤めの方は年末調整の資料をもらって、控除証明書などの資料を集めているころではないでしょうか。 今年の年末調整から新様式がスタートしました。 その名も、 「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」 長いわ・・・ お客様には既にご案内を済ませましたが、説明するときにこのフル名称を一度も読み上げることはありませんでした。聞いてる方も嫌になってしまうと思うので。 なぜ、こんなに長い名称なのか?

税理士が教える!今年からできる税金節約術【難しいことは書かないよ編】

今日はちょっと税金のお話しです。 サラリーマンの方はあと2ヶ月もすれば、会社から年末調整の案内があるかと思います。 年末調整で還付額を増やしたい!(確定申告をして税金を取り戻したい!という方も同様)というサラリーマンの方へお届けします。 サラリーマンの方が税金を減らしたいと思ったとき、今すぐにできるものとして下の図(確定申告書の一部)にある『所得から差し引かれる金額⇒所得控除』を片っ端から活用するという方法があります。 では、この所得控除とは何か? この中身を何回か