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ドリカムの中村さんの件で見る演者とファンの認識の違い

 帰宅中にニュースなどをチェックするのが日課なのだけれど、ネットの芸能ニュースにて「DREAMS COME TRUEの中村さん炎上」の記事を発見。
どういう事か?と良く良く読んでみたら、LIVE終盤の挨拶中に退席するファンに苦言を呈したとの事だった。
久しぶりにXを覗いてみると、既に該当の呟きは削除されていたがまだまだ絶賛炎上中であった為に全貌を読む事が出来ました。


中村さんのXより(現在は削除済)

この呟きが人によっては「なんて嫌味な!!」と受け取られたご様子。
そして、ファンの方々によって今回のLIVE会場の立地の問題などの指摘をうけ

中村さんのXより(現在は削除済)

と呟き、現在はどちらも削除されてしまった。
私は特別ドリカムが大好きなわけでは無いけれど、私の青春のそばに常にドリカムの曲があって、はじめての彼氏が出来た時には「うれしはずかし朝帰り」があったし、振られた時には「Love Love Love」で号泣した思い出もあるくらいには馴染みの深いアーティスト。
 久しぶりのXを覗き、一連の騒動を拝見した感想を言うと


そんなに炎上する程の事か?


と、思ってしまった。
そもそも炎上させているのは、ファンなの?
ドリカムのLIVEに行った事も無い第三者なんじゃないの?
だって Xだしね 。

演者とファン双方の立場から考えてみたら良いと思うんだよね。

確かに、中村さんはちょっと言葉足らずだったと思う。
Xのような文字制限のあるSNSでは本心を全て語るのは難しい。
何十年とLIVEをやってきて、当然終電や最終便の都合上最後まで見る事が出来ずに席を立つファンがいる事ぐらいご存知であろう。
ただ今回は会場の立地関係でその人数が多すぎたのでは無いか?と言う事。

 どのアーティストでも言える事だけれど、ファンに喜んで貰えるステージ作りを目指して、喜んで貰いたくてLIVEをしている。これは断言しても良いと思う。
そうなってくると反響と言うものを気にするし、ここをこうすれば良かった、ああすれば良かった、次はもっとこうしようと言う反省と課題が生まれるわけで。
 中村さんも、そんな気持ちで呟いたのかな?と私は感じました。

ではファンの立場ではどうか?と言うと、そんな当たり前の事を書くのもなんだけど「楽しいに決まってるし、最後まで見たい」これしか無いと思うんですよね。
ドリカムのファン層のボリュームゾーンは恐らく40代〜50代の働き盛り、もちろん有休を利用して1泊してLIVE参戦出来る方もいれば、師走の繁忙期の為に休暇が取りにくい状況の方もいたり、お子さんの事もあって泊まりがけLIVE参戦は厳しい…そうなるとトンボ帰りするしか無い方もいらっしゃるわけで。

文字にすると受け取り方が様々になってしまうし、ましてや「途中で帰った」事に後ろめたさを感じてしまうファンの方にとっては、中村さんの呟きはネガティブに受け止めてしまう人もいるだろうな、と私は感じました。

いまだXではブスブスと燻っていますが、演者である中村さんとファンの方々の間で折合いがついていれば良い事なのではないかな?
と、感じました。

中村さんが悪手だったな、と思うのはお気持ちをXで発信してしまった事と削除してしまった事。
ファンクラブなどで日記みたいなの無いのかな?
1番良いのはファンだけが参加出来るインスタLIVEみたいな感じのツール。
ファンだけと交流出来る場があればここまで炎上する事も無かったのかな?
やっぱり言葉で伝えてくれた方が、中村さんの「もしかして…出来が悪かったのだろうか……」と言う心配も伝わったと思うし、ファンの「あの会場は立地が悪くて…LIVE最後まで見たかった」と気持ちを通わせる事も出来たと思う。

以前、私がnoteにしたためたコレ↓

まさしくこの状況による炎上。
中村さんの心配から生まれた(少なくとも私は嫌味には感じなかったので)騒動だけれど、やっぱり文章は難しいので十人十色の捉え方をされてしまう良い例。
ましてや、Twitter時代ならともかく現在のXは殺伐としすぎていて受け取り方も負に傾きやすい。
本当に芸能人は現在のXでは呟くのやめた方が良いと心から思う。

文章って本当に難しい。


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