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初めてのLINEスタンプ作り

ある日、友人に言われた一言。
「絵が描けるならLINEスタンプでも作ってみなよ!」
もしかしたら半分冗談かもしれないと思っていながらも、そう言われた時から心の中はドキドキでこんなのはどうか、あんなのはどうかと思考しっぱなしでした。
それから会うたびに気にかけてくれた友人。どうやら本気で言ってくれていたらしい。
そこから私の人生初のLINEスタンプ作りが始まりました。

調べた事

まずは何を始めるのにも事前調査が大事…と意気込み(ですが最後の最後で大失敗)、LINEスタンプを作るために何が必要か?ルールはあるか?を素人ながらに調べて制作に取り掛かりました。
具体的に…
・スタンプの解像度
・スタンプの個数(数に決まりはある?)
・どんな感情/アクションを入れるか(挨拶?擬音?報告?)
・イメージしているスタンプのタイトルに被りはないか etc…
当たり前っちゃ当たり前だけど、とても大事な事。予想はできていても基本知識って大事ですね。

制作開始

細かい調整等々はおいておいてアイディア出しから初めてみました。
元々こんなスタンプを作ってみたいなというイメージはふわっとあったのでその一つのイメージを描き出してからテキストでのアイディア出し→一つ目のイメージを元に形にしていきバリエーション+ざっくり下書きを増やすというように進めていきました。

アイディア出しができたらいよいよ本番。
最初に出したイメージに着色して雰囲気を見てから、ポイントがズレ過ぎないように残りの下書き達に着色していきました。
この時気を付けたのは自分の気分が乗っている時にしか作業しない事。
初めてとは言え、無理なく楽しく制作をしたかったのであえて熱心に取り組むことはしませんでした。
結果的にそれが良かったのかも。描いていた時の気分のまま、完成したスタンプもほっこりゆるい感じに仕上がりました。

完成したスタンプを登録・販売する

ここからまた初心者にはあたふたした工程です。
まずはクリエイターズスタンプにクリエイター登録。
こちらは公式やネットで調べた方法を見比べながらなんとか成功。
次にスタンプの登録→販売までの審査申請。
ここが正直一番悩みました。
やったことをまとめてみます。
・実際のスタンプ画像の登録。既定のサイズから逸脱しないように一つ一つ手をプルプルさせながら登録していました。
・画像が確認できるようにzipファイルにまとめてギガファイルに登録
 →そのURLを画像が確認できるURLに貼ることで審査側が確認しやすく審査が通るまでがスムーズなのだとか…
・サムネイルとタグの設定。サムネイルは実際のスタンプの指定サイズと違うサイズなので、こちらもひぃひぃ言いながら登録。何かあったら怖いので別名保存していました。
 タグの設定はLINE画面で既定の文字を打った時に出てくるスタンプを設定するものなので、こちらも面倒でも一つ一つ探して登録を行います。
・クリエイター名/タイトル等の項目
 ここが一番時間がかかりました。
 最初はどんなものも英語でクリエイター名やタイトルや説明を書かなければいけない事と追加の言語で「日本語」を設定し、日本向けの説明が書けることに中々気付かなかったので何度も審査の中止とやり直しを繰り返す羽目になりました。また、著作権の記載の仕方もなんぞや…??ととにかく分からないことだらけだったので、直前であたふたしないためにも早めに調べておくことがおすすめです。

以上の事柄を切り抜け何とか審査を通過、販売を開始できたのですが…

一番のやらかし

最初の段階でスタンプ画像のサイズを調べ意気揚々と描き始めて完成までもっていったまでは良いものの、実は指定のサイズギリギリで描いて初めて普段目にしているようなスタンプのサイズになることを販売されている自身のLINEスタンプを見て知りました。
てっきり指定のサイズ内に収めれば大丈夫とばかり思っていたので、心なしか小さ目スタンプになってしまった…。
とはいえ、買ってくれた友人達からは小さめでかわいい、使いやすいと慰めてもらったので、次への教訓にしたいと思います。

最後に

もしLINEスタンプを作ってみようかな~という人(そして懲りずにまたLINEスタンプを作ろうとしている自分)に少しでも役立てれば幸いです。
もしご興味があれば
PekeDot の 【てぃーにゃっぷ】
探してみてください。

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