地味な私のおしゃシェアハウス6日目
地味な私が、テラスハウス的なおしゃれな大型シェアハウスに住み始めて早6日目。
玄関前のラウンジでハンモックに揺れながら仕事をする男性ががいる。
そのすぐそばでパソコンでゲームをしている女の人がいる。
私にはまだその近くに座る勇気もない。玄関からスゥ~っと自分の部屋に向かう毎日である。
そんな周りとはなじめていない私も、やっと耳栓とアイマスク無しで熟睡できる日が来た。
入居した最初の夜は寝れなかった。他の部屋のドアの開け閉めの音、自分の部屋に差し込む廊下の光が睡眠を邪魔した。レム睡眠になりかけるとドアのガチャっという音でこの世に引き戻され、また浅く眠るとドアの音で起こされ、これのせいで私の睡眠欲がかき消されついに一睡もできずに出社。
こんな日が続いたら死んじまう。
そう思い仕事帰りに、人生で初めて百均でアイマスク、薬局で耳栓を購入。
この子たちの効果は予想以上に抜群で、次の晩はスヤスヤ眠ることができた。
6日目、やっと耳栓もアイマスクも無で朝まで眠ることができた。
環境に適応してきた証拠である。
友達はできずとも、体は馴染んできており、自分にも順応能力はあることがわかりうれしく思う。