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11/21 【肉まん食べたら冬を感じる。】

少年サッカーをしていた時。もちろん時期など関係なく、真冬にも練習や試合があった。ネックウォーマーをあえて頭に付けながらプレーする自分、かっけえ、、と冬ならではの練習スタイルを満喫していたことを思い出す。周りの視線は、冬のように寒く冷たいものだったかもしれないが。

平日や休日に関わらず練習場への送迎をしてくれていた両親や友達の親には本当に感謝だなあと振り返る。もうちょっと記憶を辿ってみると、冬だけの楽しみがあった。それは、練習終わりの肉まん。お決まりのように帰り道にコンビニに寄って、みんなで肉まんを頬張る。これがめっちゃ楽しみだった。

この時の感覚が今も全く抜けていない。もうサッカーはしていないし、あの頃のようにガンガン体を動かす機会も減った。けれども、ふらっと寄ったコンビニに肉まんが並んでいると、無意識に頼んでしまう。エモさを感じたいのかもしれない。少年時代を忘れたくないという、足掻きなのかもしれない。

自分で肉まんを購入するくらいにはデカくなった。ちょっとは大人になった。でも気持ちは、誰かに今日もお疲れ!てな感じで肉まんを買ってもらいたい。肉まんを買ってもらえるくらい、また何かに夢中になって頑張りたい。たった数百円でいろんな気持ちになれる肉まん、やっぱすごい。多分みんなにも、あの日あの時を思い起こさせるアイテムがあるはずだ。その感覚って結構染み付いてるし、ふと我に返られる。大切にしたい感覚。

ちなみに、ファミマの黒豚まんが群抜いて美味しいです。レベルちゃう。

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