RPL week3 ゼニト vs FCクラスノダール
サッカーが大好きな大学生Jです。
今回は、8/7に行われた王者ゼニトと強豪クラスノダールの一戦をレビューしました。
スタメンを見て思ったのは、昨シーズンまでは、毎節キチンと試合を見る事が無かったので、気付いてなかっただけなのかもしれませんが、思いの外5大リーグやCL、ELで活躍した選手が多いということです。
デヤン・ロブレンやクリボビアクを筆頭に、シャフタールのラキツキー、モンペリエやニューカッスルなどで活躍したレミ・カベラ、フェイエノールトのヴィリェナ etc...。
サッカーが好きなら聞いたことのある名前がチラホラとっ!!!
スタメンを眺めてるだけで、ワクワクしてきますっ!
レビューはこちらっ!!
前半は、点を取り合う展開。
序盤クラスノダールのDF陣が、ライン統制やカバーリングなどにもたついていたイメージが強かった。
さらに、ゼニトの攻撃陣が、相手を撹乱するような動き方で、余計にクラスノダールの守備に穴を開けていった。
終始、クラスノダールの両サイドが高い位置を保っていたために、そのスペースを活用されゴールに結びつくシーンが2つも見受けられた。
ゼニトペースの前半でした。
後半は、前半から一転、2点を追うクラスノダールペースで試合が進んだ。
しかし、ゼニトの守備陣が試合を通してライン統制やカバーリングをキチンとこなしていたために、なかなか決定機を演出できなかった。
ゼニトは、守備の時間が長かったが、アズムンを中心に殺傷能力の高いカウンターが出来ていた。
ゼニトのバリオスとクラスノダールのスペルツァンがこの試合では光っていた。
前者は、守備時にはスイーパーとしてチャンスの芽を摘み取り、中盤では、ボールの受け手として、さらにフリーランで味方にスペースを与え、攻撃陣には、スイッチを入れるパスを出したりと、オールマイティにプレーし中盤を支配していた。
後者は、アルメニアの若手で、アルメニア人らしくテクニックに秀でていて、ムヒタリアンを彷彿とさせるクオリティの高いパスやドリブルを随所で見ることができた。しかし、常時クオリティが高いわけでは無かった。これから経験値が上がると、5大リーグでも活躍する日がくると期待している。
体格の大きなCFを駆使した王道な攻め方のフットボールが主流のロシアプレミアリーグだが、この試合では、しっかりと中盤のスター達が輝いていた。
点差は1点だったが、やはり王者ゼニトは強かったと言わざるを得ない試合内容で、クラスノダールを圧倒していた。
今季もゼニトが杯を死守するのか、それとも杯がモスクワに帰還するのかっ、序盤から目が離せないロシアプレミアリーグに今後も注目です。