覚醒するヤクルト・村上宗隆
ヤクルトスワローズの頼れる主砲・村上宗隆の快進撃が止まらない。
5打席連続本塁打のプロ野球新記録は記憶に新しいが、8月20日の中日ドラゴンズ戦でも4打数3安打2本塁打3打点の活躍で勝利に貢献。
リーグトップ独走の44本塁打、107打点に続き打率も.329まで上昇し、史上最年少&令和初の三冠王誕生が現実味を帯びてきた。
特に本塁打では2位の岡本和真(巨人)と丸佳浩(巨人)の23本とは21本差、打点では2位の大山悠輔(阪神)の71と36打点差をつけぶっちぎりの独走状態に入っている。
しかし、村上の凄さはこれだけじゃない。
打撃の主要3部門に加え、85得点、27二塁打、長打率.727などの数字でもリーグトップ。
更に83四球、出塁率.457、得点圏打率.344もリーグ1位で、安打数を除く9部門でトップに立っている。
もし村上が3冠王を獲得すれば、2004年松中信彦(ダイエー)以来18年ぶりの記録で球団としても史上初。
更に22歳での戴冠ということになれば、1938年秋の中島治康(巨人)と82年落合博満(ロッテ)の29歳での達成を大幅に更新する史上最年少での達成となる。
今後も首位打者争いに目が離せないが、3冠王が現実味を帯びてきた今、我々の想像を覆す快挙を残す可能性が出てきた。
一体、村上はどこまで進化するのだろうか?
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