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ペルーでピーラー事件 ④ ※写真あり
「こういう傷口は見たことがない。同僚を呼ぶから指の写真を撮らせて」
診察室に着くなり、先生に言われた。
ええええーーーー、どうなるのーーーーーー
五分後に違う先生が来て、まじまじと指を診察してくれた。
先生「縫合が密で血流の循環が悪くなっているようね。その証拠に人差し指も少し腫れているのが分かる?」
私「たしかにジンジンします。黒いやつはなんですか?」
先生「血の塊と死んだ細胞組織ね。それにしても、どこで縫合したの?」
私「ここです。黒いやつは治りますか?」
先生「あら、そう。ええ、そのうち取れるはずだから大丈夫よ」
あれ、先生縫合不全のことちょっとディスろうとした?笑
皮の下にあるけど、どうやってとれるの??と不安だったが、
このまま様子をみてと、具体的な回答はもらえなかった。
そして、まだ縫合から10日経ってなかったけど、ごねて抜糸してもらった。
![](https://assets.st-note.com/img/1670009379247-WYDhFL2a9P.jpg?width=1200)
「人の顔、、、ジーザスみたいだね」と夫。
(不謹慎でごめんなさい)
抜糸したことで人差し指の腫れが引き、
家族も安堵して、あとは時間に任せればいいと言われた。
良かった、これで安心だーーーーーー!
![](https://assets.st-note.com/img/1670009589365-KdJhfIeRdk.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1670009627505-yckeiCkUMK.jpg?width=1200)
血豆っぽくなっったが、黒いやつが治る気がしない。
そして、今まで生きていた?真ん中のお肉も黒くなってきている。
加えて、黒い塊は相変わらず皮の下にあるので、
瘡蓋のように自然に取れるのは無理では?
黒いやつはその内皮膚に吸収されるのか?
結構固いけど??
と考えて悶々とした。
そこで、セカンドオピニオンとして前回とは違う病院にいった。
外科を予約し、先生に診てもらったところ
先生「怪我してから1ヶ月なの?確かに治りが遅いね。これは痛い?
こうは?これは?刺すような痛みはある?」と指をもみもみされて、
先生「黒い箇所は時間が経てばいずれ取れると思うが、二次感染を起こしたり黒い箇所が広がれば、最悪皮膚移植の可能性があるので、専門家に診てもらった方が良い」と形成外科の受診を勧められた。
※ 指名された先生は休暇中で予約は3週間後になった。
皮膚移植!ピーラーでそんな仰々しいことになる?
あの日(ザクッとした触感)のことがフラッシュバックしたが、
幸い、現時点で感染症はないので、自然治癒を待つことにした。
![](https://assets.st-note.com/img/1670011295683-sbEFbeVxde.jpg?width=1200)
1週間経っても相変わらずこの状態のまんま。
と思ったが、なんだかちょっとぷっくりしてきた?
叔父にもう一度相談したところ、
基本的に時間に任せるしかないが、黒いところ含め死んだ皮や組織を自分で処理した方が早く治る。だけど、誤って再生した組織も傷つけたら逆効果。とアドバイスをもらった。
自分で処理ってなんだ。笑
とも思ったが、諸事情により出来るだけ早く指を治す必要があるのだ。
私は針とミニバサミを手に覚悟を決めた。
(つづく)