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ペルーでピーラー事件 ② ※写真閲覧注意

夫と日本人の看護師さんに付き添ってもらい、総合病院に到着。
※ タクシー中で、看護師さんに包帯で応急処置をしていただいた(涙)

スペイン語が喋れない私の代わりに、夫と看護師さんが受付で事情を説明し手続きをしてくれた。ありがたや。
その間にも、指がズキズキ痛み且つ出血で意識は朦朧。。。と、10分ほどでさっそく名前を呼ばれた。

早い、良かった!!

と、思っていたら念のために血圧を測られただけだった。
しかも、怪我している方の腕でさらっと測られたから、普通に痛かった。
(普通に血がまた溢れたんだが)
これには、同行してくれていた看護師さんもびっくりしてた。
怪我の状態伝えてるし、明らかに現在進行中で止血中やんけって思って、
ちょっと、常識を疑った。若しくは、これが普通なの??
結構適当なのかな、大丈夫かこの病院、、、と若干不安になった。

その後、2時間ほど待って診療室に入れた!
ただ、その後に中でもう1時間待った。
優先順位もあるもんね、隣の部屋では別の処置の音が聞こえてきた。

不安でいっぱいになりながら待っている間に血は止まって、
ほっと一息ついたところで、女医の外科医が登場(カッコいい!)。
傷口をみて、これは縫合が必要と言われた。

ええええーーーー、もう血が止まってるのに?!
湿潤療法は?!キズパワーパッドではもう治らないの??
と、またもやパニックになった。

生まれてこのかた、幸いにも大きな怪我をしたことがなく、
縫合が初めてだったので、その言葉にショックをうけたのだ。
しかも、異国で不安でいっぱい。

同行してくれていた看護師さんは縫う必要がないのではと
疑問を呈していたけど、ここは医師の判断を従うことに。

縫合前の指

縫合前に麻酔をする必要があるのだけど、これがマジでに痛かった。
そもそも指は、体の中でも結構敏感な部位なのです。
その中でも指先は、最もセンシティブ。
だから、麻酔の注射針は人生で一番痛い瞬間だった(泣)
しかも、合計で4回くらい刺された(必要だからしょうがない)

直ぐに麻酔が効いてきて、指がじんじんして感覚がなくなってきた。

「それでは、縫っていくよ!」といい終わる前に先生が
釣り針のような器具で皮を縫いだしたのだが、

「いったーーーーーー!!」
その部位には麻酔まだ効いてないよ!!と必死に抗議。
スペイン語喋れないので、英語で痛いを連発。
あら、そう?ともう一回麻酔をブッチュに刺された。

あれ、、、これそのまま縫われるより麻酔の方が痛かったかも
なんて思っていたら、先生が次々に縫っていき、合計4針になった。
縫合完了後は指を包帯でグルグル巻きにされ、以下指示された。

① この後24時間は包帯でこのまま固定
② 24時間後に包帯を取って、石鹸水で傷口を洗う
③ その後は濡らさないで、なるべく乾燥させる

半べそになりながら先生の説明を聞いていたのが、抜糸は10日後とのこと。
放心状態で帰路について、翌日から先生に言われたことを実施した。
この時はまだ1ヶ月以内で治るかな?なんて呑気なことを考えていた。

(つづく)


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