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起業日記#0022 ワークショップ開発するっす!!!

noteをお読みいただき誠にありがとうございます!

私は「偶然配達」と言う農家さんで
廃棄予定のお花(ロスフラワー)を使って、
いつ届くかわからないサプライズブーケを配達をしているうらずみです。
(ECサイトはこちらから)

今回は2/6-9に行った九州出張にて佐賀にある東名館高校探究コースで行ったワークショップをやってみての学びを書きたいと思います。

▼ワークショップ開催の背景

今偶然配達をやりつつ、広告制作やキッチンカーの運営やワークショップの企画などにも関わらせていただいています。(実際はこちらの仕事でなんとかご飯が食べられています)
その仕事の中でご一緒させていただいている HiRAKU代表の廣瀬さんに「次世代に必要なリーダーシップを養うワークショップ」の実施の依頼が入り、その具体案の企画/実施を一緒に取り組ませていただけることとなりました。

正直この話を初めて聞いた時、とても胸が躍ったのを覚えてます。それと同時に、「どう進めていけばいいのかな?」と不安な感情もちょっぴりありました。

ひとまず、
「次世代に必要なリーダーシップとは?」
と言う話をチーム内で掘り進めていきました、、、
(かなり発散した議論でとても楽しかったです!!)

少し難しかったポイントとしては、
リーダーシップと言っても、
「背中で見せるタイプ」「サーバント的に支えるタイプ」
「最前線からチームを鼓舞するリーダーシップ」と
色々なリーダーシップの取り方がある中で、
これが正しい!」というものはないというのがチームでの満場一致の結論でした。

では、変化が加速していく時代に求められるリーダーの役割はなんなんだろうね?と対話を繰り返していると、、、下記のように消化されました。

①疑う力 (⇄これまでは「信じる力」が大切だった)
「そもそもこのルール自体が間違っているのでは?」や「そもそもこのルールってなんのためにあったんだっけ?」と問いを立てる力。

②つくる力 (⇄これまでは「維持する力」が大切だった)
「このルールの方が良さそうだ!」と全く新しいルールをつくる力
そして、このルールには自分だけの取り分だけではなく、関わる全ての人/ものへ配慮されたルールが求められると考えます。

③壊して、またつくる力 (⇄これまでは「やり抜く力」が大切だった)
「うーん。やってみたら、なんか思ったのと違うなぁと」
一度自分で出したアイディアを違うと思ったら、高速で改善する力。

ここにはかなり納得感がありました。
これまで大切だったものが必要なくなったのではなく、
そこに追加で①〜③が大切になっていくようなイメージも個人的には持ちました。

そして具体的に落としていったのが、
「Enjoy Make Rules」(以下、EMR)というワークショップでした。

▼EMRは何をする?

廣瀬さんがラグビーの成り立ちを原案として、元となるアイディアを出したもので、ルールは至ってシンプル
5対5のチームに分かれて
「真ん中にあるボールを相手陣地まで持っていったら得点」でより多く得点できた方が勝ち。(過度な接触プレーを避ける)

これをやってみるとどんな状況になりそうでしょうか・・・?
一つは足の速い人がいるチームの方が優位になりそうですね。
あとは、過度な接触禁止と言われても、全速力でボールを取りに行ったら危ないよ。ぶつかっちゃう!
他にも課題が本当にたくさん…!

そこで、自分たちでどんどんルールを加えてもらいます。
「タッチされたら、ボールをその場に置こう」「危険だからボールの開始位置をハーフラインからずらそう」「パスを最低1回しよう」「ボールの個数を減らそう」
などなど本当にたくさんアイディアが出てきます。
そして、どれも実践していきます。

ときには下記のように全く別のゲームが生まれることもありました。
〈ルール〉
・自陣のどちらか拠点にボールを5個揃えたら勝利
・各拠点から同時にボール奪取に動けるのは1名まで(=各チーム2名ずつ)
・5個ボールが揃うまでは自陣の拠点間や敵の拠点からボールは奪える

と、、、ものすごい柔らかい頭でゲームを楽しんでくれました。
前半戦はある種自由に現状の改善をどんどん行なっていくルールメイキングをしてもらっていましたが、後半戦は一つゴールに向けて作って欲しいと伝えます。

それが、「チームみんなが居場所を感じて、安全に楽しめるルールを話し合いで決める」です。

実際に話していく中で、
「居場所を感じるってどんな状況だっけ…?」「いまのルール安全か…?」
などなど皆が意見を出し合いながら、ディスカッションをしていきます。

・自分たちのチームの強み(相手チームの弱み)
・女性メンバーへの配慮
・使うボールの個数

などなど・・・!
そして、また突拍子もないルールが生まれたりしました・・・!笑

そしてせっかく作ったルールを実際にやってみると、欠陥が見えてきたりします。それをまた高速で改善していき、体力を使い果たして終了となります😊笑

そこからは廣瀬さんと振り返りの対話を1時間ほど行います。
実はここの時間が超重要。
「ただ、楽しかったー!!」で終わってはあまりにもったいないので、
ワークショップを通して、起きた具体的な事象をもう一度抽象化して、
日常にどう生かしていくのか?を対話の中でふかぼっていきます。

この時間を受けて、
ワークショップを体験した人たちの理解がどんどん深くなって行きました。
この日は「憲法の意味」「その他ルールの成り立ち」「考えているだけではあまり精度が上がらないので、実際にやってみることの大切さ」などなど持ってかえるものはさまざまでしたが、たくさんの気づきがあったワークショップになったのではないかと思います。

※廣瀬さんはこの対話の展開がこれまた上手いので、僕にとっては技を盗める最高の時間でした😁笑

という感じで
まだまだブラッシュアップをかけていくところがたくさんありますが、
一旦は0→1の作業を完遂できて良かったと思っています。

今後EMRがみなさんのところに届くように動いていこうと思いますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします!

では、本日は以上です!

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