#32 失った時に人は多くに気づく
今日希望していた窓側の席にベットを移動できた。
一気にQOLがあがった。
やはり窓があると開放感が違う。
窓がないと閉鎖的になってしまい気持ちが滅入ってしまう。その為内側の時はカーテンを常にオープンにしていた。
しかし窓側になった今、自分の部屋をオープンに開く必要がなくなった。
ご飯を食べる時も窓の外を見ながら食べられる。
ふとした時に部屋から空を見上げることができる。
部屋から夕陽を眺めて、日光を浴びることができる。
幸せを感じている。
今まで当たり前だった日を浴びることに感謝できる。
感謝をいつも以上に感じられる。
凄く幸せを感じやすくなっている。
やはりモノ溢れていると気付けないことも、失った時に色々と気づける。
コカコーラレッドスパークスが廃部した時にも、多くのことを気づかせてもらった。
チームがある事の喜びやラグビーできる喜び。
しかしレッドハリケーンズに移籍して何年か経つうちに、そのありがたみも薄れていたのかも知れない。
「当たり前になっていた……」
もしかしたら「当たり前になっていた事をもう一度思い出させる為に、自分は怪我をしたのかもしれない」
そう思うとこの怪我は自分が必然的に起こした怪我なのかもしれない。
常に感謝の意を持って生活していかないといけないと思った。
さもないとまた失わされて、気づくかされる事になるかもしれない。
小さな事に感謝していこう