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さえりさんのライティング講座に行ってきました!《体験レポート》

2018年9月開講の夏生さえりさんのライター講座を受講してきました!
受講後から日はだいぶ開いてしまったのですが、もっとたくさんの人にさえりさんのライター講座の魅力を知ってほしい……! と思い、感想レポートを書くことにしました! 気になっていた方、ぜひご一読くださいね。 

◇どんな講座なの?

一言でいうと、ライティング道場のような講座でした。
毎週出される課題を限られた日数の中で仕上げ、提出。講義を受講。というサイクルを二か月間続けることになるからです。
はじめは400字程度だった文字数が、最終的には3000字程度まで増えていき、筋トレで負荷を増やしていくような感覚で少しずつライティング力を鍛えていくことができました。

また、講座の内容も初歩的なところから実践的なところまで経験することができました。
はじめは、文章の書き方などの基礎的な知識を得るところからスタート。
講義の形式は毎回異なり、受講生が苦手だった部分の解説があったり、グループワークをしたり、受講生でペアを組んでインタビューなども経験しました。
最終的には取材記事を書くための企画~執筆までの流れを学び、最終課題として、それぞれ取材したい人にアポを取り、取材記事を執筆しました。


◇どんな人が参加しているの?

私の回は、定員は15名と少人数での開催でした。
ライティングの仕事はほぼ全員が未経験。既にライターとして働いている方は二名程度で、別業界で勤務していてライターに興味があるという方がほとんどでした。

募集ページに「取材をバリバリこなしている方には合わないと思います」の一言があったので、「経験がなくても大丈夫なんだ、と安心した」と話す方もちらほら。

目的は人によって様々です。「この講座をきっかけにしてライティングを頑張りたい!」という方が多く、「書くことが好きだから勉強してみたい」「書くことを仕事にしたい!」「書くことを今の仕事に活かしたい」などの声がありました。


◇魅力を教えて!(1)

《今、必要な情報や知識を提供してくれる!》

一つ目の魅力は、今の私たちに必要な情報や知識を適切なタイミングで提供してくれるところです!
ポイントは、”今の私たち"というところ。”初心者なら誰でも知りたいこと”ではなく、”課題に取り組んだ私たちに学んでほしいこと”を重点的に教えてくれていたのです。

課題で受講生共通の弱みが見つかると、「みなさんはここが課題だと思いました」とメインテーマとして課題点の克服の仕方を取り扱ってくれたり、インタビュー前にインタビュー前に読んでおきたい記事を教えてくれたり。
毎回、講義は「まさに今知りたかった!」の連続でした。

印象的だったのは、「提出された課題を見て、今日の講義の内容を半分以上変えました!」とさえりさんが言った時のこと。
気を留めるまでもないことのようにさらりと言っていましたが、
課題の提出期限は日曜日。そして講義開始は火曜日の20時
時間はたっぷりあるとは言えません。

それまでに、
・受講生15人の課題のフィードバックをする。
・講義資料を半分以上作り変える。(40枚くらい)
・おそらくライターの他の仕事もしている……。

この時が、半分以上講義内容を変えるという面倒なことをしてまで、私たちのために講義をしてくれていることに気づいた瞬間でした。

▽その日、感動しすぎてツイートしたところ、

▽さえりさんがどうしてそうしたのか教えてくれました。

何気なく書いてますが、きっと想定していたよりも準備に時間がかかってしまったはず。
さえりさんの真剣さがわかったからこそ、
「真剣に考えて作ってくれた講義なんだから、しっかり理解しよう」
「今必要なことを伝えてくれてるから、学んだことを次の課題に活かさなければ」と、より積極的に学びを吸収しようと思えました。


◇魅力を教えて!(2)

《得た情報や知識を活かす機会が存分にあった!》

さえりさんの講座では「なるほど」と思ったことを、すぐに次回の課題で活かす機会がありました。
普段の私なら「そのうちやろう……」と考え、いつまでも新しい学びを活用せずにいることが多いのですが、今回は講義や課題のフィードバックで得た学びをどんどん使っていくことができました。

それができたのは、大きく二つの理由があったからだと思います。

① 課題の2/5は書き直し課題だったから。
同じ文章を書くのに指摘されたところを直さないのは、自分のプライドが許さなかった。

② 新しいフィードバックをできるだけ多くもらいたかったから。
受講するのもタダじゃない。同じことを指摘されるのは新たなフィードバックを得る機会を潰すことなので、もったいないと思った。「二度同じ事を言わせない」を目標に、指摘された点は必ず改善するようにした。

新しい学びをすぐに取り入れるようにしたきっかけは、自分のプライドを守るためとケチな性分のせい。自分に課した目標をクリアするための義務感で黙々と課題に取り組む日々でした。

しかし、講座が後半に差し掛かったころには、どんどん自分の文章が変わっていくのが楽しくなっていました。
例えるならば、RPGゲームでレベル上げをしているような感覚。「レベルが上がってきたー!」という喜びと「もっと良くしたい!」という思いが原動力になり、フィードバックはもちろん、その日に習ったことも活用して課題に取り組むようになりました。


◇参加してみて、どうだった?

二か月間の講座でライティング力を磨き続けた経験により、「自分の文章の質を高めることに執着できるくらい、私は書くことに対して一生懸命になれるんだ」と実感することができました。

今までの私は、書きたいと思いつつも書かないでいることが多かったため、受講前は最後まで受講できるか不安でした。しかし、この講座を受講している間は、平日の夜に一時間ほどしか時間が取れない時も課題の下書きを書き、休日も少しでも時間があれば講義の復習や課題に取り組む生活をしていました。

それだけ必死になれたのは、さえりさんが全力で受講生に向き合って講義や課題のフィードバックをしていることを知り、「生半可な気持ちで受講するわけにはいかない」という覚悟を持てたからだと思います。

今も、なんとなく文章を書いてしまっている時は当時の経験を思い出し、「もっと一生懸命になれるはずだ」と自分を奮い立たせています。それくらい自分の強い原動力になるような貴重な経験でした。


◇終わりに

さえりさんの講座の魅力を伝えるのには行ってきてもらうのが一番なので、受講した私の体験が「次に募集があるなら行ってみたい!」と思えるきっかけに繋がればという思いで記事にまとめてみました。

書くことが好き。でも続けられない
学んだことを文章に活かす経験がしたい!

そんな方がいたら、ぜひ受講してみることをおすすめします。課題という存在により、嫌でも書く経験を積むことができるはずです。最初は億劫になるかもしれませんが、徐々に「次の課題はこうしよう」と考えてしまうくらいには書くことが習慣化されるはず。

同じ講座が開催されるかはわかりませんが、もし次回開催があればぜひ参加して講座の魅力を肌でたっぷりと感じてきてみてほしいなと思います。

▼私が講座の取材の課題で書いた記事はこちら。

▼さえりさんの講座が開催された、SHEのホームページはこちら。

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ありぺい
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