親子のパートナーシップ2:「相手を思いやる」ということ
連投154日目。親子のパートナーシップ第2弾。
子どもには、自分のことを優先して相手のことはおかまいなし!という子どもではなく、相手に思いやりが持てる子どもになってもらいたいですよね。
「思いやり」ってパートナーシップがあると自然と湧いてくるものです。
ところで、「思いやり」って何なんでしょう?
・帰りが遅くなるお母さんのために、洗濯物を取り入れて畳んでおく
・部活で疲れて帰ってくる娘のために、軽食を用意しておく
・点字ブロックを必要とする人のために、落ちている空き缶を拾う 等
言ってみれば、相手が望んでいること(意図)を知り、相手の事情や背景も考慮し、相手が喜ぶこと、相手の力になることを考えてやることですよね。
ここでカギになるのは、やはり相手が望んでいること(意図)になります。
例えば、この季節、花粉がひどいので、洗濯物を取り入れる時には、しっかりと花粉をはたいてしまいたいというお母さんだったら、洗濯物が整然と片づけられていると、喜ぶどころか、「もう…花粉はたいてたたみたかったのに…」と喜ばないかもしれません。これでは、思いやりをもってやったつもりのことが、あだになってしまうことにもなりかねません。
日ごろから、相手の意図を知っておけたら、違ってくるでしょう。
例えば、お母さんが花粉症に悩まされていると知ったら、洗濯物を取り入れていいのかどうかをお母さんに連絡して、確認したかもしれませんね。そうすると、ズレた行動をすることが減りますし、不要な対立を生じさせなくて済みますよね。
このnoteを読んでいる人は、子どもより大人の方が多いと思うので、大人の方には、次の問いを送ります。
「あなたは自分が望んでいること(意図)を子どもに伝えていますか?」
「あなたは子どもが望んでいること(意図)を聞いていますか?」
もし、どちらもYESと言い切れないようであれば、お子さんが思いやりとは何か?を学ぶ機会を奪っている可能性があります。親が示すことで、子どもは大いに学びますからね。
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