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親子のパートナーシップ8:いら立ちを戸惑いとして受け取る
連投160日目。親子のパートナーシップ第8弾。
昨日は「戸惑いをいら立ちで表現していませんか?」という切り口でパートナーシップについて探究しましたが、今日はその逆バージョン。
結論から先に言うと、「子どもがいら立っているとき、そこに戸惑いがあるかも?」と受け取ってみるということです。
「ちゃんとできると思ったのに、失敗した」
「ちゃんと準備したと思ったのに、忘れた」
そんな時に、追い打ちをかけるように、お父さんやお母さんから「もう!何してるの!」と言われたり、「だから、ちゃんと気をつけるようにいつも言ってるでしょ」なんて言われた日には、きっといら立つでしょう。
わかっていることを言われることほど、イライラすることはありませんからね(笑)
ということで、お手伝いバージョンで、子どもに起きているかもしれないことを、ちょっとスローモーションにして振り返ってみましょう。
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お母さんのお手伝いをしようと思って、ご飯の準備を手伝っていた。
お茶を入れておこうと思って、コップを持って来て、お茶を注ごうとしたところ、こぼしてしまった。
「あ…やっちゃった。ん〜もうっ!」とうまくいかなくて悔しかったし、うまくできなかった自分に腹が立っていた。
そこに、お母さんが「あ〜もう〜いつもちゃんと見ながらしないとダメよって言ってるじゃない」と言われて、自分ではちゃんとしていたつもりなのに、それでも失敗しちゃったことをわかっているのに、それをお母さんから言われて、イラッとしてしまった。
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おそらく、こういうことが起きているかもしれないんですが、お母さんからは「子どもがお茶をいれるのを失敗して、こぼした」ということしか見えないから、つい注意しちゃうんでしょうね。
で、思い通りにいかなかった、予想外なことが起こった、そういうことに子どもはいら立っているのかもしれないけれど、自分が言ったひと言に子どもがふて腐れているように見てしまうと、お母さんは「お茶をこぼしたこと」に加えて、「ふて腐れた態度をとっていること」にも注意をしたくなってしまって、火に油を注ぐ結果になってしまうことってあるでしょう。
そういう事態を避けるためにもですね、子どもがモノにあたったり、ふて腐れた態度をとったりすることがあれば、腹が立つという反応があるままでもいいので、「思い通りにいかなかったことに戸惑っているのかも?」という見方を加えてみてください。
その戸惑いの方を受け取ってもらえると、人って徐々に落ち着くことができたり、その戸惑いから自分で抜け出せたりするものですから。
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